【《パリ五輪》(*^^)v祝 金メダル レスリング 男子グレコローマンスタイル60キロ級・文田健一郎、銀メダル スケートボード女子パーク・開心那、銅メダル 女子68キロ級 尾崎野乃香
レスリング・・・東京五輪・銀で悔しい思いをした文田が、リベンジ優勝で喜び爆発。愛猫家の文田はニャンコ・レスラーとして有名。今回も自宅の猫2匹に見立てた虎の顔がついた靴下を履いて、試合に臨んでいた。"^_^"
スケボ・・・開心那は、12歳の時に東京五輪で銀を獲得。それから身長が20cm伸びて、ダイナミックな演技を見せたが惜しくも金に届かず。次に期待。心那(ここな)の名の由来は、母親が好きなココナッツらしい。(ちなみに開は北海道出身。)
金メダルのトルー(豪)も銅メダルのブラウン(英)も母親は日本人だとのこと。ブラウンは宮崎生まれで10歳まで同地で育ったとか。
他競技では、日本代表選手の中に、父親または母親が他国の人というケースも増えているし。こういう国際化、多様化が進むのは、本当にいいことだと思う。<超保守派のように「日本は単一民族の国」とか言っている時代ではないのよ!(・・)>
卓球団体は、男女とも順調に準決勝に進出。久々に見る早田・平野のダブルスもうまく行っていて安心した。次が大きな勝負。ガンバ!o(^-^)o
陸上女子1500mは田中希望が、他選手からの妨害行為を認められ、準決勝に進出。5000mで悔しい思いをしたので、その分も納得行く走りを。今日は陸上で男子3000m障害決勝に三浦、準決勝は男子110m障害に泉谷、村竹、200mに鵜沢、そしていよいよやり投げの北口も登場するので、それも楽しみ。o(^-^)o】
【速報・錦織圭がナショナル・バンクOP(四大大会に次ぐマスターズ1000)の1回戦で55位のミケルソンに2-1で勝利。(^^)v】
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5日に『中東情勢が不穏』だという記事を書いたのだが。ブリンケン米国務長官が、カタールのムハンマド首相兼外相、エジプトのアブデルアティ外相とそれぞれ電話会談し「地域は重要な局面にあり、今後数日間、全ての当事者が緊張を緩和するための措置を講じることが重要だ」と強調したとのこと。外務省もかなり警戒を強めている。
5日には、イランの「危険情報」について、首都テヘランを含む大部分を、不要不急の渡航中止を求めるレベル2からレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げた。
また、 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの戦闘激化を受け、レバノン全土の危険情報を最も高いレベル4(退避勧告)に引き上げた。
さらに6日には、イスラエルの危険情報レベルを引き上げ、全土を「レベル3」(渡航中止勧告)以上としたという。
<ロシアのプーチン大統領が、イランの最高指導者ハメネイ師に対し、イスラエルへの報復攻撃を巡り抑制的な対応を求めたとの情報も。(・o・) ロシアの侵攻も抑制して欲しいけど。^^;>
昨日、広島の平和記念式典で広島の松井市長が表明した「平和宣言」の一部をご紹介したのだが。
広島県の湯島英彦知事も、心に響く挨拶を行なっていた。
湯崎知事は、弥生人の遺骨が発掘されている鳥取県青谷上寺地遺跡を訪問し、頭蓋骨や腰骨に突き刺さった矢尻など当時の戦闘の殺傷痕を目の当たりにしたという話を紹介。
『翻って現在も、世界中で戦争は続いています。
強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。
現代では、矢尻や刀ではなく、男も女も子供も老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる。
国連が作ってきた世界の秩序の守護者たるべき大国が、公然と国際法違反の侵攻や力による現状変更を試みる。それが弥生の過去から続いている現実です。
いわゆる現実主義者は、だからこそ、力には力を、と言う。
核兵器には、核兵器を。
しかし、そこでは、もう一つの現実は意図的に無視されています。人類が発明してかつて使われなかった兵器はない。
禁止された化学兵器も引き続き使われている。核兵器も、それが存在する限り必ずいつか再び使われることになるでしょう。
私たちは、真の現実主義者にならなければなりません。
核廃絶は遠くに掲げる理想ではないのです。
今、必死に取り組まなければならない、人類存続に関わる差し迫った現実の問題です。』
『現実を直視することのできる世界の皆さん、私たちが行うべきことは、核兵器廃絶を本当に実現するため、資源を思い切って投入することです。
想像してください。
核兵器維持増強の十分の一の1.4兆円や数千人の専門家を投入すれば、核廃絶も具体的に大きく前進するでしょう。(略)
人類が核兵器の存在を漫然と黙認したまま、この痛みや苦しみを私たちに伝えようとしてきた被爆者を一人、また一人と失っていくことに、私は耐えられません。
「過ちは繰り返しませぬから」という誓いを、私たちは今一度思い起こすべきではないでしょうか。』
そうなのだ。軍事強化をして、戦争をしたがる人たちは、軍備を抑制して平和を願うことを「お花畑」の発想だとして、「現実主義ではない」と批判する。
その自分たちが「現実主義」だという発想が、各国の軍事競争を招き、「核兵器には核兵器を」となり、ついには「核兵器使用か」という危険な状態まで世界を導いているのだ。(-"-)
日本でも、安倍晋三元首相が「平和を維持するには積極的な武力関与が必要だ」として、「積極的平和主義」などというまやかしの施策をアピールしていたものだが。それでは、永遠に核兵器も戦争もなくならない。
それでは、「現実」として「核兵器廃絶や平和維持を実現できない」のだ。(-"-)
湯崎知事の言葉は、いい視点を与えてくれた。
これから、日本は「真の現実主義者」を目指すべきなのだ。
現実の問題として、核廃絶を具現化し、平和維持を実現することを目指し、そのために多大な費用や労力、英知を注ぎ込むべきなのである。(**)
「力には力を」「核兵器には核兵器を」などと言っている人たちは、非現実的な懐古主義者と呼ぶことにしよう。「戦場の廃墟」「戦中の泥沼」「荒廃した原野」のような発想だ。(>_<)
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湯崎知事は特定の国や戦闘について語ったわけではないのだが、この挨拶の間、NHKが式典出席していたイスラエルの駐日大使を、ずっと映し続けていたことも話題になっていたとか。^^;
また、この湯崎知事の挨拶はネットでもかなり注目されていたようで、「湯崎知事」が一時、トレンドワード入りしていたとのこと。(・o・)
もし、この湯崎知事の言葉が心に響いたという国民(特にネット民?)が多くなれば、日本は核廃絶&平和主義の実現を目指す「真の現実主義」の国になれるのではないかと期待しているmewなのだった。(@_@。
THANKS