「ここ数年で一番民主主義が死んでる」

どうにかして無理やりキャッチーなコピーをひねり出すお仕事。


dragoner.ねっと: オオカミ少年は死なず ~民主主義は何回死んだか~
わーたのしそー。いわれてみれば昔から使われる馴染みすぎるフレーズではありますよね。毎年のように死ぬ民主主義。なんだかボジョレー・ヌーボーの有名なコピペ思い出してしまいます。

1995年:ここ数年で一番民主主義が死んでいる
1996年:10年に1度の民主主義軽視
1997年:1976年以来の民主主義の死滅
1998年:10年に1度の悪法
1999年:民主主義は昨年より悪い
2000年:議会制民主主義は低調で申し分なく死んでいる
2001年:ここ10年で最低
2002年:過去10年で最低と言われた2001年を下回る民主主義
2003年:100年に1度のひどさ
2004年:与党の審議打ち切りがひどく最悪の民主主義
2005年:ここ数年で最低
2006年:昨年同様ひどい民主主義
2007年:数の横暴で上質な民主主義が死にかけている
2008年:強行採決と理念なき妥協が調和することで民主主義が死んだ
2009年:50年に1度の民主主義軽視
2010年:1950年以降最低の民主主義といわれた2009年と同等のひどさ
2011年:近年の汚点である2009年に匹敵する民主主義
2012年:史上最高の民主主義だが、国会のルールが踏みにじられている
2013年:有権者を愚弄しており、息苦しい世の中が感じられるひどい民主主義

(コピペ改変しただけなので新ワインの出来に沿っているだけで、実際の政治の中身と年度には特に深い意味はありません)



ともあれ、個人的にはまぁオオカミ少年というか、それこそワインの品評と同様に、むしろ年々ハードルが上がることで状況に「言わされている」「言わざるを得ない」という面もあったりするのだろうなぁと。この辺は今度書きたい。