まーけっと女子大学

はじめまして♨️ このnoteでは、水曜日から火曜日の一週間(ゼミが水曜だからw)のマーケットの動きや、金融・証券市場の様々な情報を学生なりにまとめていきます👨‍🎓👩‍🎓 また、株式投資に関する知識を共有していきたいと思います! 日々の更新を震えてお待ち下さい😊(ゼミ内での進捗状況によって、はてなブログで公開できない週がある場合があります)

今週のマーケットチェック(12/5~12/11)

みなさんこんにちは!
最近まただんだんと冷え込んで、体調を崩しやすい季節になりましたね。
私は風邪をひいたので、みなさんは風邪をひかないように温かい格好で過ごしてください!
ではマーケットチェックを始めていきます。

米国債10年物利回り

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(TradingViewより)

米国債10年物利回りは4.234%まで上昇しました。

11日夜の米消費者物価指数の発表や来週にFOMCの開催を控えていることから、様子見の姿勢となっていると考えられます。

日本国債10年物利回り

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(TradingViewより)

日本国債10年物利回りは、先週と比べると低下しています。
9日に一時1.03%と約1カ月ぶりに低水準まで低下しましたが、現在1.068%まで上昇しました。

金融政策決定会合が来週の18日、19日に開催されます。
追加の利上げの有無が焦点となりそうです。

ダウ工業株30種平均

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(TradingViewより)

ダウ工業株30種平均は、3営業日連続で下落し44,337.81ドルとなっています。
下落の要因は、ハイテク株や半導体株の売りが目立ったことが影響したと考えられます。
先週まで上昇していたエヌビディアが、9日中国当局から独占禁止法などの疑いで調査され、中国事業や米中対立激化の懸念の影響から約2%下落しました。

S&P500種指数

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(TradingViewより)

S&P500種指数は、3週間ぶりに下落し6,050.89ドルとなりました。
アップルが上場来高値を更新し、ヘルスケア株や不動産株は上昇しましたが下落しました。
要因として、エヌビディアの下落が大きく影響したと考えられます。

NASDAQ総合指数

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(TradingViewより)

NASDAQ総合指数は21,420.92ドルで、先週より下落しましたが高値圏を推移しています。
アルファベットは上昇を見せたものの、決算予想が下回ったオラクルの6%を超える下落やエヌビディアなどの半導体関連株の下落が重しとなりました。

日経平均株価

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(TradingViewより)

日経平均株価は39,367.36円へ上昇しました。
1円以上の円安ドル高が進行した影響や、中国経済への不安がやや緩和されたことで、トヨタやホンダなどの輸出関連株、資生堂や住友商事などの中国関連株の買いが目立ちました。

TOPIX

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(TradingViewより)

TOPIXも日経平均株価と同様に上昇し、2,741.41円となりました。
円安が進んだことによって輸出関連株を中心に買いが入り、その他にも半導体関連株が買われたことにより、相場を押し上げました。

為替(ドル/円)

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(TradingViewより)

日銀の追加利上げが1月にずれ込むとの予想や米金利上昇に伴いドル買いが優勢となったことで、円安が進みました。
現在は151円前後を推移しています。

WTI原油先物価格

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(TradingViewより)

原油先物価格は1バレル68.96ドルとなっています。
先週と比較すると少し下落していますが、8日にシリアのアサド政権が崩壊し、地政学リスクが高まったことにより、1バレル67ドルから68.96ドルまで上昇しました。

金先物(米ドル/オンス)

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(TradingViewより)

金先物は先週の2,638ドルから上昇し、2,693ドルとなっています。
2週間連続下落していましたが、米国の追加利下げが行われる期待から買いが入り、上昇しました。

VIX

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(TradingViewより)

VIXは、先週の13.52ポイントから14.19ポイントまで上昇しました。上昇の背景には、投資家が17日〜18日にFOMCを前に慎重ムードになっていることや
アメリカ市場では2営業日連続で3つの主要指数がすべて下落したことが要因だと考えます。

Fear and Greed Index

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(CNNより)

今週のFear and greed Indexは、先週のGreedから一転しNeutralになりました。理由はVIXと同様だと考えます。

Fed Watch

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(CMEより)

米労働省が6日に発表した11月分雇用統計で、非農業雇用者増加数は前月比22万7,000人増加と、事前予想の同20万人増程度を若干上回りました。
ただし10月分の雇用統計はハリケーンと大規模ストライキの影響という一時的要因によって急減速しており、10月分と11月分を平均した13万1,500人程度が、本来の雇用者増加ペースと考えらます。
ハリケーンと大規模ストライキの影響を大きく受けない家計調査ベースの失業率は4.2%と、前月の4.1%から上昇したことも、雇用情勢の弱さを示唆していると評価され、失業率が上昇したのは、解雇が多かったことが影響したとみられます。
雇用統計の発表を受けて、金融市場は今月17〜18日のFOMCでFRBが0.25%の利下げを実施するとの観測を強め、その確率は、統計発表前は67%であったが、発表後には85%を超えています。

ヒートマップ

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(finvizより)

Nvidiaの下落が目立ちますね。下落要因としては、中国の規制当局が独占禁止法違反の調査を発表した為です。これは、アメリカ政府が中国への先進チップの販売規制を行った報復措置の可能性が高いと考えられます。
全体的にどのセクターもマイナスになっているのは、機関投資家によるディストリビューションによるものだと考えます。

重要経済指標

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(マネックスより)
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(マネックスより)

4日に発表されたISM非製造業景況感指数が市場予想よりも悪化しました。米経済指標の下振れで、FRBに12月の利下げを促すとして米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが入った場面もありました。
米労働省が6日発表した11月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月から22万7000人増えました。この結果は、おおむね市場予想通りで、伸びはハリケーンやストライキで落ち込んだ10月から回復しました。
また、今週発表される消費者物価指数やコアCPIなどのインフレデータに注目しましょう。

投資主体別売買動向

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(トレーダーズウェブ より)

青い線が海外投資家、赤い線が国内の個人投資家、緑の線が国内の法人を指しています。また、このデータは2週間前のデータであることに注意しましょう。前週同様海外投資家は売り越していますが、当週はやや回復傾向にあります。
国内個人と国内法人は前週に引き続き、若干ですが買い越しています。

注目決算

マクロ経済ニュース

まとめ

今週、ナスダック総合指数とS&P500は6日に過去最高値を更新しましたが、その後の2営業日で主要株価指数は軒並み下落し、忙しい1週間となりました。
来週は、17〜18日にFOMCがあるので注視して行きたいところですね。
12月は株価が上昇するというアノマリーがあるので期待したいところです!