2018年を振り返るシリーズ(その1)映画
2018年に観た映画のベスト3
第1位: ボヘミアン・ラプソディー
QUEENのフロントマン、フレディー・マーキュリーの伝記的な映画。
グループ参加から伝説的な1985年のライブまでの15年間の燃えるような日々を描いた。実話に基づいてはいるものの、必ずしも史実通りとは限らない。それは、映画にあうようにドラマティックに脚色されている、とう見方がある一方、バンドのギタリスト Brian May とドラマー Roger Taylorの想い出を映像化している、という見方もある。
最後の21分間は感動のライブ。そこに到るまでの展開が見事。
第2位:シェイプ・オブ・ウォーター
1960年代、米ソ冷戦時代のアメリカを舞台に、主人公と異形の生き物が深く理解しあい独自の世界を築いていくファンタジー。オスカー作品賞を受賞したのは大いにうなずける。
エドワード・シザーハンドと共通する胸に響くフィロソフィーがある。
第3位: ペンタゴン・ペーパーズ
ニクソン政権下の1971年、ベトナム戦争を分析・記録した米国国防総省の機密文書の存在を暴露した勇気ある2人のジャーナリスト、ワシントン・ポスト紙の社主と記者が報道の自由のために政府の圧力を克服して報道を実行する、という話。
2018年も良い映画に出会うことができて心が豊かになれた。