如是我我聞

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あなたならどうする『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう

滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう 中公文庫

ネタばれになるので全然ストーリーについて触れられないのだが、自分ならどうするかということを終始突きつけられる。

「自分が」生きるってどういうことだろう。自分は他人の人生のコメンテーターをやってるみたいなことしかいつも考えてないのだ。自分のことは棚上げ。

登場人物がエンディングに向けて輝いていくのだ。ああ、ほんとうに止まらなくて一日で読み終わってしまった。

読後感、よかったとか感動したとか、喜怒哀楽で語れるものじゃない。

人間のみなさん、ぜひ。

 

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