如是我我聞

仏教書、哲学書、本ならなんでも。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『はじめての哲学的思考』 宗教と哲学の境界線にざわざわする

『はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)』 苫野一徳 はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書) 作者:苫野一徳 筑摩書房 Amazon

『大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」』 宗教が深まる歴史

大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」 (講談社学術文庫) 梶山雄一 大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」 (講談社学術文庫) 作者:梶山 雄一 講談社 Amazon

『青年と死』 芥川龍之介の死生観か

『青年と死』 芥川龍之介 青年と死 作者:芥川 竜之介 Amazon 龍樹に関係する物語が芥川龍之介によって書かれている友人に教えてもらったので青空文庫で読んだ。 なんとなく自分の知っている龍樹伝のイメージと違っていたのだが、調べてみると、『今昔物語集…

『インド仏教思想史』 「思想」の解説がすごい

インド仏教思想史 (講談社学術文庫) 作者:三枝 充悳 講談社 Amazon 『インド仏教思想史』 三枝充悳 講談社学術文庫 三枝先生が中村元先生と書かれた『バウッダ』が流れとすれば、この本は思想の一つ一つに触れて解説してある。 初期仏教、部派仏教、大乗仏教…