アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THOSE OF THE UNLIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「創造とは、子供の持つ抑えがたいエネルギーと、それとは正反対の大人の持つ訓練された知性による道理が、奇跡的に合体した時に起こるものです」
By ノーマン・ポドーレツ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ノーモア民主主義?
 以前にも何回かネタにしているが、トヨタって会社は豊田家が手綱を握っているのである。豊田家が「トヨタはこういう方向性で行くッ!」って決めたら、トヨタの中の人の選択肢は「その方向性に従う」か「トヨタを辞める」の2つしか存在しないのである。だから良くも悪くも派閥争いが起こらないし、シャッチョが変わっても方針は変わらないから経営に筋が通るのである:
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VWとピエヒ&ポルシェ家、フォードとフォード家、BMWとクヴァント家、プジョーとプジョー家、ニッポンだとスズキと鈴木家もソレである。同族経営は確かにデメリットもあるが、こと「ブランドを貫く」って点においてはブレ難さが最大の利点となるのである。世界の大企業の半分が同族経営なのも、つまりそういう事なのである。

 でもって日産とホンダはそうじゃないのである。手綱を引く一族が存在しないから、シャッチョが会社の行方を決めるのである。だから自ずと社内に派閥争いが凄まじい事になるし、様々な策略や陰謀や流言が飛び交うし、偉い人等は会社の運営よりもそっちの方に労力を傾けることになるのである。陰謀論と言われればソレまでであるが、カルロス・ゴーンが追いやられたのもソレがあるんじゃないかと思っちゃうのである:
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詳しくは書けないが、その手の相当エグい話をワタクシは幾つか聞いてるのである( ̄▽ ̄;)何せ悪い事何もしてなくても何処からか悪評が立つんだから、とてもじゃないがウカウカしてられんのである(;´Д`)社内がこういう状況ならば、当然だけどシャッチョが変わる度に前任シャッチョ派閥の方針は全否定される→経営方針もコロコロ変わるのであり、ブランドを貫くにおいては不利になるのである。

*世界3位へのフュージョン
 こう書けば、ワタクシが【日産とホンダ(と三菱)の経営統合云々】についてどう思うかがお分かり頂けたと思うのである。ネットじゃ「新会社の名前は日本三か」って大喜利が繰り広げられていて、ワタクシも一口噛もうかなと思ってたのだが(笑)記事を読む限りではGMやステランティスみたいな感じになる→ブランドはそのまま残るって感じになるのであろう。そりゃワタクシも「VTECで9000rpmまでブン回るV6エンジン積んだフェアレディZなんて最高じゃん(*´∀`*)」って思ったけど、そうならなさそうなんだからしゃーないのである(爆)

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 ワタクシの懸念は上記にもあるように「ソコに芯はあるのか?」ってトコである。上手くやれてるグループってのは大概中核に揺るぎないメーカーがあって、ソコを起点にグループの一貫した方向性が決まるのである。トヨタ軍団のトヨタ然り、VWグループのVW然りである。じゃあ今回の経営統合の中核は何処になるかって、多分ロンマニアの皆様もそうであろうが「パッと浮かばない」のである。ンなモン、今まで以上に壮絶な派閥争いが繰り広げられるに決まってるのである┐(´д`)┌まぁそれでも経産省&ニッポンのクルマ界隈からすれば「外資に買われるよりもマシ」ってトコなのであろう。

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 何だかんだ言ってもクルマはニッポン製造業の要であり、ココを外国に買われたら色々ヤバい事になってしまうのである。ジャガー然りランドローバー然りボルボ然りロータス然り、中国やインド等の会社に買われたメーカーって、何ちゅーか買われた後にコレといった良い話を聞かないのである( ̄~ ̄)多分今回も「日産はアレだけど、外国に買収されるよっかはマシ」って事で経産省とホンダが重い腰を上げたってのがホントのトコじゃないかと思うのである。そうでなけりゃ、ココまで社風やファン層の違う2社が安易に経営統合なんてしないだろうと思うのである。

*3回目の復活は何時?
 でもって日産絡みの話になった時にワタクシが常々思ってる事を、今回も思わざるを得なかったのである。ソレは「R36はどうなっちゃうの?」である(笑)何故R36が何時まで経っても作られないんだろうと思ってたが、日産がこんな状況ならばそりゃ作られる筈なんて無いのである( ̄▽ ̄;)第一世代はオイルショックで、第二世代はバブル崩壊で、そして第三世代はコロ19禍&ウクライナ紛争と、GT-Rは悉く世の中と日産社内に翻弄されて消えてく運命にあるのである(´・ω・`)まぁ今回の統合が上手く行って、ソコからR32やR35みたいに「日産復活の象徴として」って形になるのであろう。

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 でもってワタクシが願う事は「ワタクシがサーキット走る気力体力がまだ残ってる内に復活して欲しい」である(笑)何せこの類のスーパースポーツをサーキットで振り回すにはソレなりの気力体力が必要なのであり、そしてワタクシももう十分過ぎる程にオッサンなので、日進月歩で色々と衰えていってるのである(爆)一説によると「人間は34歳と60歳と78歳でガクンと老ける」らしい→60歳前後でサーキット引退の危機が訪れるかもって事なので、ワタクシが60歳になるまでに復活を希望するのである(核爆)不老不死って言うけど、不死よりも先ず不老だと改めて思う今日この頃であった。.

DARK ENDLESS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「仕事は避けるべき必要悪である」
By マーク・トウェイン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*社会保障費は必要悪
 社会保障費が如何にニッポンの財政を圧迫してるかは、最早語り尽くされているので省略である。近年はコロ19やウクライナ紛争で生活が厳しくなって。人々が現実的且つ具体的な生活改善を求めるようになって、ココ最近はタブーに近かった社会保障費も政治家が大っぴらに語れるようになってきたのである。社会保障費に関するワタクシの見解は「確かにアレだけど、でも必要悪」ってトコである。ちゅーのも相当な数の社会の底辺に属する人等が社会保障により(色んな意味で)首の皮一枚繋がってれるし、ワタクシも実際そういうのを見てきてたからである。

 じゃあその社会保障費が削られたらどうなるかって、答えは当然「首が胴体から離れる」である。ンで、救済されなかった人等はどうなるかって、途上国とかだったら反政府ゲリラになったりするのであるが、ソレなりにシッカリした国の場合は「極右極左を支持するようになる」であり、コレが近年世界中で起こってる事なのである:
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確かに社会保障費がニッポンの財政を圧迫してることは事実なので、合理化は必要だとワタクシも思うのである。が、ロクに考えず無暗に削ってしまったら→れいわや保守党がン十議席も獲得してしまったら国会がシャレにならない事になり、そっちの方がずっと危険だとワタクシは考えるのである(´ヘ`;)

*ワールドエンジン技術事情
 そういう意味で考えると、ニッポンってある意味先進国の中では最大公約数の幸せを追求できてる国だと思うのである。アメリカみたいに弱者を切り捨て過ぎて中より下がヤバい事になってないし、かと言ってフランスみたいに甘やかしすぎて上のモチベーションが駄々下がりでもない、その間の丁度良い塩梅をニッポンは行ってるって感じである。さて話は変わって、と:

年末お馴染みのコレが今年も出たのである。やっぱ読めば読むほど「EVは時期尚早だった」って結論になってくるのである。結局クルマが原材料から始まって廃棄処分されるまでの流れを追っていくと、EVって思ったほどにエコじゃないのである。EVは充電時間やバッテリーの持ちや発電云々の問題もあるけど、結局は「思った以上にカーボンニュートラルにならない」が一番の理由なのである。

まぁ結局EV云々ってのは環境云々言われてるけど、結局はEUと中国と日米の3大勢力のクルマ界における次世代覇権争いの一環なのである。EU勢が覇権を握る為に2035年云々を引っ張り出してきて、中国勢が国を挙げてテメェんトコのEVメーカーをダンピングしまくって、共倒れしそうなトコで日米勢がシレっとHEVやICEを売り込む。何ちゅーか、傍から見てたら案外面白いのである(笑)

*自由主義と紳士協定
 話は戻って、ワタクシが何故この類の極右や極左が支持を得ることを望まないかって、答えは「自由社会の脅威だから」である。自由主義社会ってのは何をどうやっても法律やルールはガバガバになりがちであり、そのガバガバさを紳士協定的なモン(モラル、宗教、社会慣習など)で自制し、ルール違反でない限りは多少の逸脱を許容する事によって社会が成り立っているのである。でもって極右極左およびその類の極端なヤツの何が問題って「そのガバガバさに付け込んでテメェ等の主義主張をねじ込んでくること」がである。

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 結局この手の極端な連中を支持するヤツ等ってのは、基本的に自由社会を憎んでるのである。つまり「自由社会のせいで自分等はこんな惨めな思いをしてるんだから、ソレを否定して”正義”をねじ込んで何が悪いッ!」って感じに「正義を遂行したり大義を成就する事は、自由を守る事よりも重要」って考えるようになってしまうのである。ついこの前までのポリコレ云々がソレだったが、ソコから生まれるのは不自由で息の詰まる社会であり、そんな社会はワタクシの望むトコではないのである。安全安心安定は確かに重要だけど、自由はソレ以上に重要だと信じて止まない今日この頃であった。.

CHRISTUS HYPERCUBUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「比較的精神のないことが、日本人に共通の欠点である。その原因は、日本人が自尊心にかけていることにある」
By 尾崎行雄

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*旧車の愛し方
 旧車なんてのは、基本的に遅いモンである。てゆーか、新車は旧車よりも速くなければいけないのである。初代ポルシェ911(通称901型)なんかは当時世界最速のクルマだったのであるが、今となってはGR86にボロ負けする事であろう。が、初代911に乗ってる人がンな事を気にするかと問われたら、答えは間違いなく「ノー」であろう。まぁ「そういうオーナーは個別に最新型の911を所有してる可能性が高い」って言っちゃソコまでの話であるが(笑)この類の旧車に乗るオーナーは「テメェの愛車は今となってはドン亀である」なんて百も承知の上で乗ってるからである。

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 遅いし、色々不便だし、予想不可能な壊れ方もするし、カネだって必要以上にかかる。でも旧車に乗る人は「ソレでもこのクルマが好きだから乗る」のであり、ソレ以上でもソレ以下でもないのである。ぶっちゃけた話「このクルマが心底好き」以外の理由や目的があるのであれば、ソイツは旧車に向いてないヤツなのである。未だに強い支持を得てる国産スポーツカー黄金時代のクルマですら、今となってはもう20年以上前のクルマで、クラシックカーの領域に片足どころか両足を突っ込んでるのである。だったら「ちょっと古いクルマ」ではなく「クラシックカー」と捉えるべきだとワタクシは考えるのである。

*汝、比べるべからず?
 こう書けばワタクシが【180SXがリーフに負けたCM】についてどう思うかが分かって頂けると思うのである。そう「分かり切ってた事なのに何を大騒ぎしてるんだ?」ってトコである。ワタクシの正直な感想は「リーフΣ(゚Д゚)スゲェ!!」であり、ソレ以上でもソレ以下でもないのである。新車は旧車を超えるのが宿命であり、リーフはその宿命を果たしただけの話である。コレが何故「180SXをコケにしてるッ!」って認識になるのか、ワタクシにはサッパリ分からんのである┐(´-ï½€)┌多分初代フェアレディZよりも今のノートNISMOの方が断然速いが、ソレを明確にしたトコで初代Zの価値が落ちることは無いのである。

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 こう書くと「具体的に比較するのが悪いんだッ!」って反論が来るだろうけど、ソレに対しワタクシは「具体的に比較して何が問題なの?」と問い返す次第である。具体的な比較をする事で新車の優位性を示すなんてのは、日産以外でも頻繁に行われてる事である。ポルシェなんかは走りのグレードや車種の新発売に際してニュル北タイムを常に出してるし、新型タイカンのタイムは996や997のソレよりも遥かに速いのであるが、ソレを「996や997のオーナーをコケにしてるッ!」って捉える996&997オーナーは皆無であろう。ワタクシと同じく「タイカンΣ(゚Д゚)スゲェ!!」ってなる筈である。

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 フェラーリだって新型が出る度に「フィオラノサーキットで何分何秒」って具体的な数値を出して、新型が旧型よりも優れてる事を比較して示してるのである。だから180SXをリーフと比較されて怒ってるヤツってのはリーフをバカにしていたか、変な拗らせ方をした限界日産オタクか、或いはその双方だとしか思えないのである。コレに文句を言ってるヤツってのは、何ちゅーか「ソレは分かってるけど、最後まで優しいウソを吐き通してほしいッ!」と言いたいのであろうか(笑)ワタクシは正直モンなんで「ンな事言われても、遅いモンは”遅いッ!”としか言えないじゃん┐(´д`)┌」と答える次第である(爆)

*熱量よりもハンコ
 まぁ言っちゃ何だけど、前回ネタにした部品の高騰に文句言うヤツや【EV版BNR32】に色々文句言うヤツを含め、やっぱあの時代の国産スポーツカー乗りって面倒臭いヤツが多いんだって事が良く分かるのである( ̄~ ̄)上記に書いたように「心底このクルマが好き以外の理由や動機がある」としか思えないのである。ぶっちゃけた事を言ってしまえば「ルサンチマン」ってヤツである。今でこそ高騰してしまったものの、このCMの時代はまだ安かったのである。その時代にカネが無いからソレしか買えなかったヤツが「お前のクルマはリーフ”ごとき”よりも遅い」って言われてキレたんじゃないかと思うのである。

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 日産は自身の旧車ファンを大事にしない?法定耐用年数を大幅に過ぎた認定中古じゃないヤツを外部の中古車店で買って、メンテや整備や車検は全部ショップや量販店任せで、事ある毎に「俺の欲しいクルマを作ってくれない」ってボヤくだけのヤツを大事にするワケねーだろ常考って話である(笑)前回も言ったが、メーカーが一番大事にするのは「新車を量的にも質的にも多く買って、且つメンテや整備や車検をディーラーに任せてくれる太客」である。たとえどんなに熱量があろうとも、新品を買ってくれなきゃ客じゃない。当たり前の話をもう一度言う今日この頃であった。

FRACMONT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「旧いものを毀そうとするのは無駄な骨折りだ。ほんとうに自分等が新しくなることが出来れば、旧いものは毀れている」
By 島崎藤村

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*復活から5年
 気が付いたらサクラ大戦シリーズが【新サクラ大戦】として復活してから丸5年経ってたのである。旧サクラ大戦の大ファンだったワタクシの正直な見解は今も昔も「新作は出ずに、あのまま思い出として終わってた方がマシだった」であり、ソレは今後も変わらないであろう(笑)アレの何がダメだったって「世界観が台無しになってた」って事がである。旧サクラは藤島康介の中性的なキャラデザイン、および厳つくないレトロサイバーパンクが織り成す世界観こそがキモなのである:
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こうやって比較すれば、新サクラのキャラデザだけが際立ってる事が分かると思うのである。久保帯人のデザインは決して悪くないのであるが、男臭くてサクラの世界観に合わないのである。そう、コレは「良いか悪いか」ではなく「合うか合わないか」の問題なのである。

 スゲェ分かり易く(?)言うと「V型エンジンをミッドに積んだクルマに”ポルシェ911”なんて名前が付いてたらどう思うよ?」って感じである。ポルシェ911は「リアに」「水平対向エンジン」を積んでるからこそのクルマであり、たとえソレが様々なデメリットをもたらしていようと「そういうデメリットがある事も、そのデメリットを打ち消す特有の努力がある事も、全部ひっくるめて911の魅力」なのである:
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でもって「サクラ大戦が復活する」と聞いたら、大概の人は先ず「サクラ大戦の世界観を堪能したい」が最初に来るのであり「面白いゲームがやりたい」は2番目以降なのである。面白いゲームは他に色々あるけど、サクラ大戦の世界観はサクラ大戦でしか味わえないのである。ソレが無かったから、ワタクシは新サクラは敬遠したのである。

*いつまでもあると思うな部品とサービス
 日産の旧車部品がまた値上がりしたんだそうである。何せ43倍まで値段が上がる部品があるそうだから、そりゃ旧車乗りからしたら死活問題である(^_^;)日産の旧車に乗ってるロンマニアの方々的には阿鼻叫喚であろうが、ココは冷静になって考えて欲しい事が1つだけあるのである。ソレは「フェラーリやランボルギーニやポルシェなら兎も角、日産だぞ日産」って事である(笑)クラシック価値が生じる高級プレミアムメーカーの旧車なら兎も角、大衆車メーカーの作った大衆車なんて「遠慮なく乗り潰して、そしてさっさと次に乗り換える」が基本なのである。

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 初代NSXもそうだったけど、ホンダも日産も基本的に大衆車ブランドである。大衆車ブランドにとって大事なのはコスパと売上であって、基本的に法定耐用年数の過ぎたモンはコスパ的な面でも面倒見たくないのである。そう、今回の部品値上げにボヤいてるヤツ等ってのは「法定耐用年数を大幅に過ぎた、一番新しいのでも22年前のクルマの部品を、大衆車メーカーが出し続けてくれてる」って事の異常性を理解していないと言えるのである。そんな事できるのは、基本的に新車をボッタクリ価格で売れるプレミアムメーカーぐらいなモンだからである。

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 外車みたいに「部品製廃→設計図を一般開放する」って流れなら社外パーツでホワイトボディーがダメになるまで乗れるだろうが、生憎国産車はそうではないので、ぶっちゃけた話「部品が無いなら諦めろ、ソレはそういうクルマだ」としか言えんのである( ̄~ ̄)マジのガチで良いクルマならば現代に至るまでフルモデルチェンジを繰り返しながら作られ続けるから、最新型に乗り換えれば済む話である。生産終了してるor続いてても敢えて古いのに乗ってるヤツってのは、もうその時点で超少数派の変態と断定できるので、ワンオフるなり部品取り車両を購入するなりテメェでやるっきゃないのである(笑)

*新車を買おう
 そう、この問題を解決する方法はワタクシが以前から提唱してきた「メーカーの新車を買おう」に尽きるのである。メーカーは新車が売れてナンボであり、新車が売れなきゃ旧車部品を再生産する余力は生まれないからである。旧車乗りがいくら車種愛やメーカー愛を熱く語ったトコで、愛情だけじゃ会社は存続できんのである。こう書くと「新車に乗りたいクルマが無い云々」とか言われそうであるが、無くても買うのである。メーカーにとって最も重要な顧客は「新車を長年に渡って何台も買ってくれる客」であり、旧車乗りなんてぶっちゃけ雑魚なのである(笑)

 とあるロンマニアの方曰く「ぶっちゃけ中古車乗りは客じゃない」との事であるが、ワタクシもそう思うのである。過去に新車で買って今に至るまでずっと乗ってるか、或いは認定中古車で買ってずっと正規ディーラーの世話になってるってなら百歩譲れるが、他所の中古屋で買った得体の知れない個体に乗ったヤツなんてぶっちゃけ他人以外の何モンでも無いのである:
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多分だけど今回騒いでるヤツの多くは日産正規ディーラーで新車買ってるワケでも認定中古買ったワケでもなく、メンテも車検もショップやクルマ量販店で済ませてて、でも車種愛だけは一丁前に語るようなヤツなんじゃないかと思うのである。新車買え、コレ以外に言う事が無い今日この頃であった。

UNDERGROUND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「みんなが歩いてきた道を歩くのは、安全で簡単です。でも抜きん出ることはできない。ぼくは少し歩いたら自分の好きなところで曲がる。そこに道はありません。自分で切り開くんです。人がぼくの道をついてくるようになると、また別の道を切り開く。それがぼくの哲学です」
By ジャッキー・チェン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*トランスミッション復活
 遅ればせながら、NDのトランスミッションが直った(正確に言うと”載せ替えた”であるが^_^;)のである。まぁ前にも言ったように、初期型NDのミッションは耐久性が低い事で有名であり、パーティーレース参加者やサーキットでガチってる人等がしょっちゅう壊してて問題になってたのである。実際ワタクシのも3速&4速が壊れてたので、丁度良く報告されてるソレと同じなのである。同じND乗りのロンマニアの方曰く「ND乗る上での必要経費の一つ」らしいので、今回は「その欠陥ミッションを9年8万キロ持たせただけでも良しとしよう( ̄▽ ̄;)」って割り切るっきゃないのである。

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 まぁ19年以降のモデルにおいては脆弱点を改善した改良型ミッションが載るようになったとの事なので、ソコんトコは一先ず安心していいと思うのである。念の為オイルをサーキット走行用の良いヤツ(オメガやトタル等)に交換して、慣らしもソレなりにやっといて、コレで年末の走り納めに挑む予定である。でもって図らずともクラッチ交換と相成ったことも付け加えておく次第である。機械を労わるんだったら、躊躇いなく目的に合った良いオイルを使うことと、オイル交換を怠らないこと。この2点が重要なんだって事を改めて確認した次第である。

*開拓の終わったフロンティア
 何だか世間は未だ「佐々木朗希ガー」で盛り上がってるが、改めて30年前の野茂英雄のソレを思い出すのである(^_^;)あの頃は確かに野茂は叩かれていた(特にプロやきう関係者に)のであるが、同じかソレ以上に応援もされてたのである。何故かと言えば「野茂は当時のニッポン人が未到達な未知の領域に挑む勇者だった」って要素があったからである。近鉄の態度が旧態然としてて印象悪かったのと合わさって「パイオニアの野茂」「足を引っ張る老害の近鉄」っていう図式が出来てしまっていて、ソレが野茂の成功を益々伝説的なモンに仕立て上げたのである。

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 なぜ佐々木朗希は野茂と比べると批判の方が多いかって、答えは「野茂以降、数多くのニッポン人選手達が未開の領域を開拓し尽くしちゃったから」である。今はもうMLB30球団全てにニッポン人の在籍歴があり、タイトルもサイヤング賞とセーブ王以外全部受賞歴があり、現在のMLB最高の選手も最高年俸の選手も共にニッポン人である。でもって30年前の近鉄とは違って、今回のロッテには道義的な落ち度は殆ど何も無いのである。挑戦に夢やロマンが無くて、その上ロッテも悪くないんだから、そりゃ「批判>応援」になるに決まってるのである。

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 何もかもが手探りだった&ニッポン人選手への評価が皆無だった野茂の時代とは違って今のNPB選手は数値化データ化され尽くしてて、獲るMLB球団側も純粋に戦力としてしか考えてないのである。そう、ニッポンからの選手を「東洋の神秘」みたいな感じでやきうの実力以外で評価してた時代はとっくに終わってて、今のニッポン人やきう選手は客観的現実的に捉えられる存在なのである。なら行く側も夢やロマンなどを追及したりせず、純粋に現実的&合理的な方法を取るのが最善手であり、ロッテが望んでたように「25歳になってからポスティング」が最も得する方法だと思うのである。

*終わりの始まり
 今時やきうネタはオッサン以外にはウケが悪いので、佐々木朗希云々の話はココまでである(笑)ただNDに関しては「ミッション交換すればソコで終わり」になるとは思えなくなってきてるのも事実である(^_^;)何せ9年8万キロでサーキット走行も相当数こなしてるのだから、今後も色々と不具合出るんじゃないかとワタクシは考えてるのである。やっぱサーキット遊びをしていると、何をどーやっても耐用年数を犠牲にしなければならなくなるのである (ー'`ー ; )新車で買って、丈夫な内にガンガン遊んで、数年経ったら乗り換える。ソレがサーキット遊びを楽しむ最良の方法だと思うのである。

 まぁ992.2GT3も再来年の話になりそうなんで、来年はNDの後継車種を探す年になりそうである。ただ次回は何とかなるとしても、その次はもう厳しいんじゃないかと思うのである(^_^;)この前GRガレージ行った時に中の人が「このGRヤリスが地球最後の小型コンパクトスポーツになるかも知れない」と言ってたが、ワタクシもそう思うからである:
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そうするとどうなるって「ミニサーキットは卒業する事になる」である。クルマがデカく重たくなると、何をどうやっても全長1キロ以下のミニサーキットじゃ厳しくなるのである。そうなると筑波1000は捨てて、セカンドカーでも筑波2000とFSWともてぎがメインになってくるのである。ライトウェイトスポーツの時代は今後何時まで続けられるのか、個人的にも気になる今日この頃であった。

ROTTEN PERISH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「いらないものを抱え込んでいる人は、太り過ぎのことが多い」
By カレン・キングストン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ノーモア抱き合わせ
 古くはパナメーラ、今だとタイカンがその対象になってるのだが、大都市の一部ポルセンじゃ役物車種(GT3RS、S/T、ダカール等)の購入希望者にソレとの同時購入を条件とする、いわば「抱き合わせ商法」みたいな事をやってるんだそうである。カネだけは持ってる成金相手に枠の順番と引き換えに行ってるそうであるが、問題はその抱き合わされた方の扱いである:

本命車種と同時にタイカンを購入
↓
購入した時点でポルシェニッポン及び当該ポルセン共に目標達成
↓
買われたタイカンは乗られる事無く、納車と同時に売却される
↓
オーナーは本命車種の枠を早めにゲットできる
↓
当該ポルセン及びポルシェニッポンはタイカン売り上げの実績をゲット
↓
双方Win-Winの関係に
↓
(゚д゚)ウマー?

という感じである。コレに関して「双方が満足してるなら良いじゃないか」って声もあるかも知れないが、ワタクシはそう思わんのである。何故ならコレが横行したら「ポルシェのブランド価値が落ちるから」であり、この慣習が広く蔓延したら長い目で見れば双方Lose-Loseになるからである。

 本当はこういうのってやる相手を選ばなきゃいけない&やるならバレないようにコッソリやらなきゃいけないのであるが、タガが外れてしまったら大変な事になってしまうのである。今の時代、こういう事はあっという間に拡散してしまうモンであり、有名ブランドのソレなら更に加速するのである。ネットは重視し過ぎるのもアレであるが、決して軽視していいモンでもないのである:
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幸いワタクシんトコのポルセンはそういうのからは距離置いてて、距離置いてるが故にワタクシみたいなのでもGT3買えちゃったりするのであるが(笑)願わくばこういうのが広く蔓延しない事を願うばかりである。ワタクシも聖人君子ではないので世の中アレな事が色々あるのは分かってるが、程度ってモンがあるのである。程度を超えたら、そりゃ叩くし叩かれるのである。

*注目ポイントはココ
 さて前置きはコレぐらいにして、先日【後期型(以後992.2)GT3ニッポン仕様のコンフィギュレーターが使えるようになった】って話をしたが、ソレについてワタクシなりに気になるトコについてまとめたのである。総論から言うと「992.2GT3は前期型(992.1)に微調整を加えた改良版であり、進化版ではない」といったトコである。デザインは変わってるけど基本的に992.1と変わってないのである。今回ワタクシが一番注目したのは、何と言ってもシートである:


肝心要の腰の部分がシッカリとホールドされる形状になってたので一安心である。ココにケツをスッポリと嵌めて、4点固定ハーネスでガッチリ固定すれば、どんな強烈なGを受けてもドラポジがズレず、かつ踏ん張る力も軽減されるから疲れ難くなるのである。


因みにノーマルシートはこんな感じであり、ケツをホールドする部分がスカスカな上に柔らかい素材でできてるから、横Gを掛けるといとも簡単にドラポジがズレてしまうのである。硬いシェルでケツをスッポリ覆う、コレがモタスポ用シートの基本である。


でもってこのシートの最大の目玉がコレである。ヘッドレスト部分が外れるようになってて、ソコの窪みにヘルメットの縁が収まるようになってて、そうすると首の位置が最適化されるのである。今のシートの泣き所がソコだっただけに、実に嬉しい進化である(^-^)ココに代表されるような細かい部分の進化こそが992.2の真骨頂なのである。

 でもって次にワタクシが注目したのは「ロールケージ」である。今のでロールケージ付けなかった事がスンゲェ尾を引いた事もあって「次は絶対にロールケージ入れるッ!」って心に決めてただけあって、ワタクシも無視できない要素なのである(笑)

無料のクラブスポーツパッケージを入れた場合、こんな感じになるのである。


ケージはこんな形状になってて。バーの水平な部分に6点固定の肩部分のベルトを括り付けられるようになってるのである。でもって当然、他の4ヶ所の穴も事前に開けてあるのである。今ので苦労した事もあって、何ちゅーか泣けてくるのである(笑)


話題のヴァイザッハパッケージだと、こんな風にカーボン製のロールケージになるのである。コレはコレでカッコ良いのであるが、何せパッケージのお値段が339栄一だから、何ちゅーか躊躇ってしまうのである( ̄▽ ̄;)


ただ何故だか知らんが「ロールケージ無しヴァイザッハ+クラブスポーツパッケージ」って組み合わせが可能であり、コレだと270栄一と”安く”なるんで、ソコんトコ交渉できないかなとも思うのである(笑)その他のオプションはデザインこそ変わったものの基本的に992.1の時と内容は同じであり、敢えて取り上げるほどではないと思ったので今回は省略である。

*首の長くなる来年
 でもってワタクシの担当と話をしたトコ「分かるまで1年ぐらいは掛かるかも」だそうであり「決まったら連絡するから、その時に商談してハンコ捺せばおk」との事である。まぁウチのPCはそんな事しない&担当もバックアップしてくれるから大丈夫だとは思うが、何せワタクシは臆病者な上に心配性なんで「もしも抱き合わせを求められたらどうしようヽ(д`ヽ)。。。(ノ´д)ノ」とかいうムダな心配をしてしまうのである(笑)特に今回のは「コレが最後の純ICEのGT3かも知れないッ!」って事で注文が殺到してるとの事で、ポルセンも担当も頭抱えてる事もあり、結構色々面倒臭そうな予感がするのである(^_^;)

 ンで「もしもそうなったら?」って仮定の話をすると、ワタクシは「タイカンやマカン等の車両抱き合わせは断固断る」が基本方針である。理由は上記にも書いたが、ソレに加えワタクシは良い家で生まれた上品なお坊ちゃんなので(笑)ガキの頃から「職人さん達が精魂込めて作ってくれたモンを大事にしなさいッ!」って言われてるので、ソレがそのままポルシェ工場の人達にも言えるのである:
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ただワタクシも「0か1か」でしか考えられない石頭ではないので、車体の抱き合わせ以外なら柔軟に考えてもいいと思うのである。噂では【専用のクロノグラフ】も抱き合わせの対象らしいのであるが、ソコんトコはヴァイザッハで勘弁して欲しいのである(笑)まぁ来年末~再来年始の話なんで、その時はその時の風が吹くとしか言えん今日この頃であった。

CHOIR OF HORRORS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「希望は、あることがうまくいくという確信ではなく、あることの結果がどのようになろうと、それを納得できるという確かな見込みだ」
By ヴァーツラフ・ハヴェル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*中露に賭けた社運
 アウディが91%、BMWが84%、VWが64%、ベンツが54%、そして我がポルシェが30%。コレが何の数字かって、答えは「2024年の減益率」である。つい最近、日産が99%も減益して「日産\(^o^)/オワタ」ってやってたのであるが、ドイツ車メーカーも負けず劣らずの終わりっぷりである( ̄▽ ̄;)何故こうなったって、EVに前のめりになってソレがコケた、ドイツ車メーカーにとって最大の市場である中国が衰退したのもだけど、一番はやはり「ドイツという国が中国とロシアに依存し過ぎてた」に尽きるのである。

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 ドイツの国策って、よーするに「エコ路線を徹底的にプッシュして、EVでクルマ界での覇権をゲットする」だったのである。その為に重要だったのが「世界最大の市場である中国でガンガン売る事」と「エコ路線に伴う原発全停止の代替エネルギーをロシアからの激安天然ガスで補う」だったのである。ンで、ウクライナ紛争で肝心の天然ガスが来なくなり、中国バブル崩壊による経済衰退&国策による中華EV勢ダンピングで中国市場も間々ならなくなったんだから、そりゃこうなるに決まってるのである(´ヘ`;)まぁ何ちゅーか、やっぱ専制国家は全面的に信用しちゃいけなかったのである。

*超ワガママ劇場:ヴェイルの守護者
 何故ドイツがココまで中国とロシアを信じちゃったかって、ワタクシが思うに「東ドイツでの成功体験があったから」じゃないかと思うのである。各種自由と経済的な豊かさを示せば、専制主義国家はやがて民主化して我々の仲間になる。この成功体験&巨大な中国市場が欧米を中国やロシアに対し甘々にしてしまい、念願の統一を果たしたドイツは殊更そう思ってたのではないかと思うのである。さて話は変わって、と:

ポルシェに限った話ではないが、今のワタクシのジャスティスの一つに「クルマ弄り('A`)マンドクセ」ってのがあるのである(笑)脚にしろブレーキにしろ何にしろ、結局ノーマルが一番バランスが良くて乗り易いからである。タイムアタック命で1/1000秒を削りに行くような事してるなら兎も角、そうでないならスポーツグレードの車種を選んでノーマルで走らせるのが一番確実だし、何よりリセールも高いのである(爆)

何がヤバいって、1巻以外の内容を殆ど忘れてしまってる事がである(笑)コレの前巻が4年前で、前々巻が13年前だから、内容を忘れてしまうには十分な時間なのである(爆)そんだけ間が開いてれば、その他諸々の記憶の積み重ねで上書きされてしまうのである(^_^;)昔と比べて今は娯楽や情報が余りにも多く溢れてるので、間が開くとあっちゅー間に脳ミソが上書きされてしまい、余程強烈なモンでない限り相対的に忘れてしまうのである。

コレも前作が10年前なので、当然ながら前作の記憶は上書きされて忘れられてしまってるのである(笑)でも前作が楽しめた記憶はあったので、今回も買う事にしたのである。ぶっちゃけどんなゲームだったのかはほぼ完全に忘れてしまってるが、まぁ始めれば何とかなるだろうとは思うのである(爆)

*後期型、はじめました
 でもって話は変わって【ニッポンでも漸く後期型GT3の予約が始まった】のであり、ソレもあって【ニッポン仕様のコンフィギュレーターも稼働し始めた】のである。当初は「12/2から云々」ってあったのであるが、アレは一体何だったんだって話である(-_-;)コレに関して今すぐ話したい事があるのは山々であるが、近日ちょっとしたネタを仕込む予定なので、その時までお預けである。ただまぁコレは某Zや某TypeRや某GRとは違って先着順&抽選ではないので、ソコんトコは安心できるのである(笑)予約が始まるずっと前から売る相手と売る順番は殆ど決まってるんで、焦る必要なんか何処にも無いのである。

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 まぁコレはあくまでワタクシの感想(希望的観測とも言う)に過ぎないのであるが、今回の後期型のGT3は思った以上に多く作られるんじゃないかと思うのである。何故そう思うかって、答えは上記にある通りである。何せEVが売れない&中国でポルシェが売れなくて減益がヤバいんだから、どうするかって言ったらやっぱ「利益率の高い車種にリソースを集中させる」である。ンで「ポルシェで最も利益率の高いクルマは?」の答えは「911」であり、特にGT系はアホほど利益率が高い→減益の穴埋めのためにガンガン作るだろうって事である。まぁいずれにせよ面白そうなネタはあるので、次回を楽しみにして欲しい今日この頃であった。