バナナがおやつに入るか否か決着を着けるとき!

麻生さんが何気におやつと認めちゃってる辺りも。

小学校の遠足において、「バナナはおやつに入りますか?」は永遠のテーマである。本稿ではこの永遠のテーマに終止符を打ちたい。
一般的に、バナナがおやつに入るか否かは食べるタイミングの問題であろう。間食として3時のおやつに食べれば何でもおやつに入るだろうだろう。食後のデザートとして食べればデザートだ。また、朝バナナのように朝にバナナを食べれば朝食だろう。朝食に食べたバナナはおやつとは言わない。そもそも、「バナナはおやつに入りますか?」は遠足の際に提起される問題である。では、何故遠足の際に問題となるのか。それは、小学校などの遠足においておやつの価格上限が設定されているからである。遠足のおやつにおいて価格上限が設定されるのは、制限を設けないと際限なく買う奴がいるからだろう。また、決められた価格の中で欲しいものを買うという教育効果も期待できる。普段自分では買えない高いおやつを購入するのもありだが、すると多くは買えないなどのジレンマと戦ったものだ。遠足のおやつ購入でそれぞれのセンスが分かると言うものだ。高いおやつに賭けるのも考え物だが、酢昆布やガムなど小さいおやつを大量に購入するのもどうかと思う。普段自分では買えない高めのおやつを購入しつつ、たくさん楽しめるようにかつトレード用に細々したお菓子を買うのが基本か。
さて、バナナがおやつに入るか否かが問題になった背景として、バナナが高級品だった頃、おやつ金額の上限までおやつを購入しかつバナナを買うのはけしからん説があるようです。これはバナナが高級ではなくなった現在でも一理ある。おやつを上限まで購入したにもかかわらず、さらに家庭から持ってきたバナナまでおやつとして食べるかというのはけしからんと思う。例えば弁当箱内にバナナが収まっているならばそれはデザートであろう。しかし、弁当箱と箸入れと共にバナナが丸まる一本包まれている場合ははなはだ怪しい。弁当箱と共に包まれていなかった場合はほとんどアウトではないか。
ここで一旦遠足におけるおやつの定義に戻ろう。遠足でおやつの上限は300円などと設定されている。逆に言うと、この制限された価格内で購入すればビーフジャーキーだろうが、スルメだろうが遠足においてはおやつだ。つまり、バナナをおやつの上限価格である300円内で購入すればけばおやつとして堂々と食べる事ができよう。この時バナナは合法おやつである。一方、バナナを一本丸々家庭から持ってきた場合、これはおやつの上限価格外であるからおやつとして食べてはいけない。食後に即座にデザートとして食べなくてはならない。おやつとして食べたら違法おやつである。しかし、小学校の遠足においてデザートなのかおやつなのかは境界が曖昧である。そこで、弁当箱やタッパーなどに切って入れている場合に限りデザートとして認めるとすればよいだろう。バナナを丸まる一本もって行きたい場合は、一本あたりの価格をおやつ上限価格から引けば問題ないのではないか。

まとめると、バナナがおやつの入るか否かが問題となるおやつの上限価格が設定された遠足においては

  1. おやつの上限価格内で購入したバナナなら問題なくおやつであり、
  2. デザートとする場合は弁当箱ないしタッパーに切り分けて入れ、
  3. 家庭内から持ち出す場合は、持ち出す本数に応じてバナナの価格をおやつ上限価格に含めること、

とする。以上

ブコメ等に反応してみる

  1. バナナをおやつに入れたいのか否か
    • バナナが高級品だった頃はともかく、現代におけるバナナ問題は、先生を困らせたいが主要因であり小学生としてはおやつであろうがなかろうが持ってくる気はあまりないと考えられる。
    • この時、バナナをおやつに入れない場合一房持ってくるバカもいるだろうことを考えると何かしら理屈をつけてバナナをおやつにする、あるいは遠足にもって行けるバナナの数を制限した方が得策である。
    • よって、本稿のような結論を出すに至った。
  2. 上限価格逸脱問題
    • おやつの上限がチェックされるか否かは本稿とは別に語った方が良い問題と考える。
    • 上限を逸脱するにしても、実際は親が子供にお金を持たせる以上逸脱するのは難しいと考える。もちろん家庭内に備蓄されている菓子類をこっそり入れることは可能ではあるが、多分ばれる。また、自身の小遣い内なら自腹である以上問題はないのではないか。
    • 親を騙して上限価格以上のおやつを購入する事は可能であるが、これも親間次第ではばれる。また子供間でもその子のクラスでの立場によっても変わる。他の子供にばらされる危険性もあれば、ばれても子供間で政治的解決するなどの対処は大いに結構ではないか。
  3. 弁当箱内デザート問題
    • 弁当箱内に入っていればデザートではあろうが、主食と副菜がなければならないと個人的考える(サンドイッチなどを除く)。
    • しかし、タッパー一杯のうまい棒であってもそれがその子の弁当ならば問題ではないはずだ。その子の情緒面が心配ではあるものの。
    • よって、弁当箱内にある小さなゼリーは合法デザートである。
    • ただし、合法デザートとする場合弁当を食べ、デザートを食べきらない限りおやつを食べてはいけないものとする。
  4. バナナケース問題
    • バナナケースに入れたバナナがおやつ価格内に含むならば合法おやつとする。
    • おやつ価格内でなく弁当箱などと同じ包みに入っている場合は、上記のように合法デザートと心情的には認めたいところだが、おやつとの境界が曖昧であるので混乱を避けるため違法デザート・おやつ類とさせていただく。
      • →id:frkw2004 "バナナケースは保護およびかばん(リュック含む)の横にぶら下げるためではなかったか"
        • id:aozora21の問題的を内包しているが、合法デザートと違法デザートの違いを明確にするためにも弁当箱内に入れて頂きたい。
  5. 作ったお菓子問題
    • 材料費を計算しおやつの上限価格設定から引く事。
  6. その他
    • →id:reitoki"給食にバナナが出たことがある。「学校の食事」の一部であるからおやつではない、と主張したいような"
      • 給食のバナナはデザートである。本稿は遠足でのバナナを問題視している。