うさぎ組

ソフトウェア開発、チームによる製品開発、アジャイル、ソフトウェアテスト

Scrapboxを使った本のチラ見会という読書スタイルを3つほど1年弱やっているからまとめておく

").prependTo(".entry-content"); } //スクロールを滑らかにする $('.sectionList a').on("click", function() { $('html,body').animate({scrollTop: $(this.hash).offset().top}, 600); return false; }); });

本エントリーはScrapboxアドベントカレンダー2021の2日目の記事になります。

adventar.org

前日はsatoryuさんの Scrapboxの好きな理由 でした。Scrapboxっていろんなユーザーがいると思うのですが、アドベントカレンダー立ち上げよう!っていうファン度合いがよくわかる内容でした。

自分はScrapboxを仕事でも、プライベートでも、コミュニティでも使っていて感謝感謝ーって感じなのですが、今回はコミュニティでの利用について紹介します。 コミュニティと言っているのは、いわゆるオンライン勉強会のことです。 私がオンライン勉強会にグッと力を入れるようになったのは2020年頃からで、現在週5-6回勉強会をオーガナイズしています。 そのうちの全てでDiscord、そしてそのうちの3つでScrapboxを使っています!(ScrapboxとDiscordがなかったらって思うと本当に困ります) その3つでは大体同じような使い方をしており、その紹介になります。

これら3つの勉強会は通称「チラ見会」と呼んでいます。

  • 月曜日 12:10 Fearless Change
  • 火曜日 12:10 人はなぜ憎しみあうのか 群れの生物学
  • 金曜日 12:10 Nature Of Order

distributed-agile-team.connpass.com distributed-agile-team.connpass.com alexander-study.connpass.com

読書会をしたいとよく思うのですが、次のような課題感が2019年頃まで抱えていました。

  1. 順番に読んでいくので、途中から新規で参加しにくい
  2. 事前準備などハードルが高くなりがち
  3. 結果として人が減少はすれども増えにくい

そこで閃いたのです。「読みたいところを読む読書会でいいんじゃないか」「すごく短い時間でやれればいろんな人が参加しやすくなるのではないのか」と。 こういったことを考えているうちに、自分の価値観にも気付きました。 読みたい人はちゃんと最後まで読むし、いろんな人と自分の好きなコンテンツを話し合える友達が欲しいんだなーっていう。 そこで、次のような進め方をすればなんとなくうまくいくのではないのか?と思い、Nature Of Orderという建築関係の書籍についてやってみることにしました。

  • 12:05 - 12:10 はじめての人は [自己紹介] に1行追加
  • 12:10 - 12:20 今日よみたいページをDiscordに書く + 自分がよみたいとおもったページをかいてくれている投稿にリアクションをつける、一番リアクションがおおかったページを読むことにする + 該当ページのScrapboxのページをつくる
  • 12:20 - 12:35 黙読 + Scrapboxに感想、質問、意見などをかいていく
  • 12:35 - 12:55 感想をよみあげていく

ここで、「同時編集が高速」「記法が簡単」「サインアップが簡単」「ハイパーメディア(Wiki)的な使い方が簡単」というものを探してい多ところ、Scrapboxが一番簡単そうに見えたので使ってみたというところです。

そしてScrapboxのUIはまさにチラ見会向きでした。

  • 各ページの一覧がタイル状に並んでいてフラットな感じが、チラ見会の各回がフラットな関係であり時系列もフラットみせたい感じと相性抜群
  • 画像を載せたらサムネイルになるので参考の画像を載せておくとイメージがつく感じが、非常にパタンランゲージっぽくて、自分の価値観と相性抜群
  • タグやハイパーリンクなど様々な方法で関連が付けられ、各ページで参照ページが自動生成されていくのが、パタンランゲージっぽくて、(ry
  • 同時編集が高速かつ、引用もしやすいので読書会向き

ということで参考までにチラ見会で使っているScrapboxのリンクを載せておきます。

scrapbox.io scrapbox.io scrapbox.io

Scrapboxを使ったチラ見会という読書スタイルの紹介でした。 明日はsatoryuさんの予定です!ご期待ください!