「聞き流し」は決して無駄ではない　なぜなら…

 

 

こんばんは。

 

微差を積み重ねる

 

私はこの言葉が大好きです。

平凡でも、恵まれない環境に居ても、弱者が高みを望むことができる。小さなことを積み重ねることで、弱者でも、恵まれた強者に追いつき、追い越すことができる。そういった希望を感じられるからです。

 

「英語の音声を一日中聞き続ける」ことで「精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる」。

つまりは、「つかの間の集中時間」を逃さずに、そのわずかな時間を積み上げていく。

英語学習における「英語の音声を一日中聞き続ける」は、「微差を積み重ねる」を体現してくれる方法であり、まさに弱者が取れる戦略といえます。

 

さあ、今日は「英語の音声を一日中聞き続ける」ことから得られる2つ目の内容について説明します。

それは

・英語のリズムを体得できる。

でしたね。

 

英語の音声に常に触れていても、すべての時間に集中して、精聴することは不可能です。現実的にも無理ですし、精神的にもできません。私たちの集中力は限られていますから、たとえ集中できる時間が存分にあったとしても、その時間をすべて活用できるとは限りません。集中できる時間が限られているなら、精聴の時間は少なくなってしまいます。

 

英語の音声に意識を向けることができない。その音声の意味することを理解できない。そんな時間が大半を占めることになります。

でも、これが無意味かというと、そうではありません。

「英語のリズムを感じる」という体験ができている。これは意味あることなのです。

 

英語のリズムをつかめると、その八去られている言葉がなんとなく理解できる。いや、正確に言うと、理解したつもりになれる、でしょう。

実際のところは理解できてないかもしれない。でも、理解のレベルは、リズム感覚なしの場合と比べれば、いくぶんは高くなる。少しは、なんとなく理解できている、というレベルにはなれます。

 

さらに、重要なのは「感じる」という点。もっと正確言えば「体で感じる」ことができる。これが英語能力向上に効いてくるんです。

頭では理解できていないかもしれない。でも「身体が英語のリズム」を感じて、「身体が英語の世界に馴染んでいく」ことができる。

頭だけに頼るのではなく、身体を活用する。頭を働かせる時間はとれなくても、身体が感じる時間をとることはできる。「英語の音声を一日中聞き続ける」という手法は、身体を効果的に自分の味方にできる方法なのです。

 

「聞き流し」の時間は決して無駄ではない。

 

この視点は大切ですよ。

 

明日に続けます。

 

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