kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「日本はギリシャとは違う」ことが理解できない菅直人と谷垣禎一

当たり前すぎて強調してこなかったが、「日本はギリシャとは違う」。

普段接しているブログ記事などでは、あまりに普通に指摘されていることなのだが、「ギリシャになる」発言・「取調べ可視化見送り」で炎上? : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち) が書くように、日本はギリシャとは違う。

上記ブログ記事では、菅直人首相が批判されているが、同じ批判は谷垣禎一・自民党総裁にも当てはまる。


http://www.tanigaki-s.net/index20100618.php を見ると、下記のように書かれている。

今、多くの方が、恒久財源が用意されていないバラマキのマニフェストによって、日本がギリシャになってしまうことを心配しています。バラまきはすぐやめて、私たちはきちっと財源を確保し、財政再建にも目配りをしながらやっていく。このことをはっきりさせて公約を打ち出そうということであります。


つまり、菅直人も谷垣禎一も「日本をギリシャにするな」と声を張り上げているのだが、いうまでもなく民主党(菅直人)も自民党(谷垣禎一)も間違っていて、共産党が正しい。理由はくどくどしくは書かない。下記リンク先を参照されたい。
ギリシャと日本ココが違う/「即破たん」根拠なし/専門家が指摘


菅直人はもともとは社民主義志向、谷垣禎一は保守本流、つまり修正資本主義の流れを汲む。この二人が揃って大ウソに基づく「財政再建のための消費税増税合戦」を行っている現状は嘆かわしい限りであるが、私は菅首相も谷垣総裁も意図的に嘘宣伝をしているのではなく、二人とも「経済オンチ」なのだろうと考えている。彼らには、「日本はギリシャとは違う」ことが理解できないのに違いない。特に菅直人は、ブレーンの神野直彦が書いた『財政のしくみがわかる本』を読み直すべきだ*1。

江田三郎のシンパであり、保守本流についても、自民党の中では一番マシ(自民党が一番とは間違っても思わないけれど)と考える私のような人間の投票先が「共産党」しかないという現実を、民主党や自民党の政治家たちは真面目に考えてほしい。