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2024年3月9日土曜日

Gmail のデスクトップ通知が表示されない場合(Windows11編)

割とよく話を聞くので検証してみました。
まだ手持ちでの検証結果のため、誰もが使えるかどうかはわかりません。しかしながら、なにかの参考にはなると思います。

検証環境

  • Windows11 (M2 MacBookAir 上の Parallels Desktopの仮想環境)


1. Windows OSの通知機能で Chromeを有効であることを確認


画面右下の日時のところで「右クリック」し、「通知設定」を選択
*Windows側の設定 > システム > 通知からでもアクセス可能です。

下記ように、Google Chroemに対して通知がオンになっていることを確認します。
さらに最低でも「バナー」が有効あることも確認してください。

もし「サウンド」しかない等の場合には、上記 Google Chromeをクリックして、「通知バナーを表示」にチェックをいれてください。

バナーがオフになるのは、下記のように Windows OS側が「通知の提案」をしてきて、うっっかり「無効にする」をした場合です。この場合、通知そのものはオンでも、バナー表示がオフになっているので「あれ!?通知されない?」ということになります。


2. Gmailの設定で通知が有効なっているか確認


下記のように Gmailのデスクトップ通知の「メール通知」が ON になっていることを確認してください。
ただし、「Gmailのデスクトップ通知を有効にするには、ここをクリックしてください。」という警告が出ている場合には、こちらをクリックしてください。



すると下図のように Chrome設定に対して Gmailの通知を許可するかどうかのポップアップ表示が出てきます。こちらを「許可する」にしてください。


そして一度 Gmailの受信トレイを見るなどしてから、再度 Gmail設定のデスクトップ通知の「メール通知」において、「Gmailのデスクトップ通知を有効にするには、ここをクリックしてください。」が消えていることを確認してみてください。


3.  Chromeの設定でGmail通知が許可されているか確認

Chromeの右上隅の縦の・・・ > アカウント名 > Chroemをカスタマイズを開く


左サイドメニューの プライバシーとセキュリティ > サイトの設定 > 通知 を開き

下記のように「通知の送信を許可するサイト」に「https://mail.google.com:443」が追加されていることを確認してください。

*なおこの許可を消すと、Gmail設定のデスクトップ通知の「メール通知」において、「Gmailのデスクトップ通知を有効にするには、ここをクリックしてください。」が再び表示されるようになります。



4.  Chromeが起動していることを確認


Chromeが動いていないと通知を受け取ることができないようです。
したがって最小化していてもよいので、Chromeを起動しておきます。

5. Chromeで同期がONになっていることを確認



ログアウト状態の場合、同期していない場合には通知がきませんでした。

同期設定については、下記を参考にしてみてください。

メールを受信して通知がとどくか確認する


*ただし、下記のように「メイン」「新着」あるいは「重要」など Gmailの設定によって受信トレイの特定の場所に受信した場合のみしか通知されないことに注意してください。



2024年3月9日 @kimipooh

2024年3月6日水曜日

【まめ知識】PC版Gmailにアクセスする(iOS / Android 編) 2025年1月版(2024年9月更新, 2025年1月更新)

以前は、いろいろトリッキーな方法を使ったりなどして出来ていましたが、現時点ではいずれもPC版Gmailにスマートフォン(iPhone / Android)からアクセスできなくなっています。

しかしながら、今回新しくアクセスできる共通の方法を発見したのでお知らせします。
*ただしまた使えなくなる可能性はあります。ログイン画面が刷新された影響で出来るようになったのかもしれませんね!

2025年1月25日においては、それぞれPCモードなどデスクトップ用モードを有効にすることで、PC版Gmailにアクセス出来る状況になっていました。ただ、またできなくなるかもしれないので、できなくなった場合には、参考にしてみてください。


検証結果(2025年1月25日時点)

iPhone

  • Safari: デスクトップ用 Webサイトを表示を有効にするだけ
  • Chrome: PC版サイトを見るのチェックをいれるだけ
  • Firefox: PCサイトモードを有効にする

Pixel (Android 14)

  • Chrome: PC版サイトのチェックをいれるだけ
  • Firefox: PC版サイトのチェックを入れるだけ


以下は、過去情報になります。

検証結果(2024年3月6日時点)

iPhone

  • Safari: NG
  • Chrome: OK
  • Firefox: OK

Pixel (Android 14)

  • Chrome: OK
  • Opera: OK
  • Firefox: OK

ネット上での他人の検証結果


2024年9月6日時点の情報

・Pixel tablet シークレットモードでなくても可能
・Pixel 9 Pro Fold シークレットモードで可能
・Pixel 8 pro、9 Pro シークレットモードでも不可

Pixel 8 Pro、9 Pro の場合


以下、プロダクトエキスパートの JUN KOBAYASHI氏の回答を抜粋しています。

==== JUN KOBAYASHI氏の回答を抜粋 ====
1) Chromeブラウザアプリを起動する
2) Google検索でGmail を検索する
3) 検索結果の一番上の結果を開く
4) ログイン画面になるのでログインを押す(すでにログイン済だとモバイルのGmail画面になる)
    Gmailアプリへのアップグレードがでてきたら、左下の「ウェブ版を使う」を押す(押しにくいので注意)
5) モバイル向けGmailの画面になったら右上の︙を押して「PC版サイト」にチェックをつける
     この時点ではまだモバイル向けWebサイトになっている
6) 上部のオムニバー(検索やURLを入れるバー)にGmailをいれる
7) PC向けのGoogle検索の結果がでてくるので一番うえのGmail Googleのメールを押す
8) またログイン画面になるので「ログイン」を押す
9) PC向けのGmailの画面になる
======

Gmailのログイン画面を表示し、デスクトップサイトモードを有効にする、その後ログイン


1. 上記検証結果でOKがでているブラウザで、プライベートモードにする(Gmailにログインしていない状態ならOK)

プライベートモード方法

2.  https://gmail.com にアクセス(ログイン画面を出す)

3. デスクトップサイトモードを有効にする
*ブラウザによって名称が若干異なる

Opera: デスクトップレイアウトを有効

4. Gmailにログインする

そうすれば、下記のように若干警告がでるかもしれませんが、PC版Gmailにアクセスでき、フィルタ設定などができます。




2024年3月6日 @kimipooh
2024年9月7日 加筆

2023年11月23日木曜日

Outlook.com のメールをGmailで受信するためには(Gmailify 編)

 以前、POP3版を投稿しましたが、Gmailify編は試していないことに気がついたのでやってみました。

なお利用した @outlook.com は2段階認証を有効にしていて、スマートフォンにおいて Microsoft Authenticator アプリでの認証を追加しています。

1. PCのブラウザより、 https://gmail.com (PC版Gmail)にログインして、Gmailの設定→アカウントとインポートの「他のアカウントのメールを確認」にある、「メールアカウントを追加する」を選択



2. メールアカウント追加で、*** @outlook.com のメールアドレスを入力して「次へ」

3. 「Gmailify でアカウントをリンクする」を選択して「次へ」

3. Microsoftへのログイン画面が出てくるので「通知の送信」(2段階認証有効時)

4. スマートフォンなどの2段階認証確認を完了すれば、画面は下記のように出てくるので、「はい」をクリックします。

5. うまくいけば、下記のようにGmailify によるリンクが完了します。

6. 設定に追加されていることを確認します。そして「メールを今すぐ確認する」を1回クリックしておきましょう。実際には無反応にみえますが、確認はされています。

7. Gmailの最初の画面に移動し、左サイドメニューの「ラベル」に @outlook.com が追加されていることを確認してみてください。こちらにも、@outlook.com のほうで受信されているメールが表示されることになります。 

8. またあとでGmail設定のアカウントとインポートをチェックすると、下記のように同期されていることがわかります。これが少し時間がかかるかもしれません。

2023年11月23日 @kimipooh

2023年7月3日月曜日

Web版Gmailに設定した他の「差出人メールアドレス」について、その差出人メールアドレスで送信するとエラーになる

Web版Gmailには、他のメールアドレスを差出人として送信できる機能があります。

その機能を使った場合、Gmailからメール送信はできますが、相手に届かず設定した「他のメールアドレス」宛に、Gmailからエラー返信される場合があります。少なくても手持ちの独自ドメインレベルでの検証では、Gmailからのエラー返信としては、SPF or DKIM設定をされていないことが原因というものでした。

いつからかは分かりませんが、手持ちの独自ドメインメールアドレスを使って検証してみると、下記の影響を受けているようだということがわかりました。

  • Gmail ユーザーへのメールがブロックされたり迷惑メール扱いされたりしないようにするhttps://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja
    ==一部抜粋==
    2022年11月から、「Google Gmail アカウントにメールを送信する新規の送信者は SPF または DKIM の設定が必須になりました」とあり、この影響はかなり大きいだろうと思います。
    ==========


下記のようなメールを受け取った場合、次の対策をしてみてください。

件名: Undelivered Mail Returned to Sender

<***@gmail.com>: host gmail-smtp-in.l.google.com[142.251.170.26] said:
550-5.7.26 This mail is unauthenticated, which poses a security risk to the
550-5.7.26 sender and Gmail users, and has been blocked. The sender must
550-5.7.26 authenticate with at least one of SPF or DKIM. For this message,
550-5.7.26 DKIM checks did not pass and SPF check for [cseas.org] did not
pass 550-5.7.26 with ip: [163.44.185.92]. The sender should visit
550-5.7.26 https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication

対処方法


Web版Gmailに追加したメールアドレスについて、SPFかDKIM設定を行う。
SPF設定については、「Gmailから送信する」ことを許可するために、include:_spf.google.com を追加する。

SPFやDKIM設定については、メールアドレスの管理運用元に相談してみてください。

無料版Gmailはともあれ、プロバイダメール等自分が保有する独自ドメインでなければ SPF設定などをさせてもらえない可能性があるかもしれませんね。あるいは DKIMの設定をされていたら大丈夫なのかもしれません。そこは個人的に検証できるドメインをもっていないので分かりません。

ただし、以前からWeb版Gmailの差出人として登録していた @outlook.com、@yahoo.co.jp、@yahoo.com については SPFも DKIMも pass していました。また @outlook.com は削除して登録しなおしても同じ結果になりました。

となると主要クラウドサービスは特に制限が設けられていないのかもしれません。あるいは、ムームードメインでしか試していないので、一部ドメインだけの話かもしれません。

検証


ムームーメール:***@独自ドメイン
DNS:ムームーDNS



独自ドメインに対して、SPF設定(DNSのTXT)を設定するとき、次の3つのパターンで検証した。
  1. v=spf1 include:_spf.muumuu-mail.com  ~all
     *設定前と同じ、SPF or DKIM設定出来ていないというエラー返信がされる
  2. v=spf1 include:_spf.google.com ~all
     *SPFが passし、相手先にメールが届いた。
  3. v=spf1 include:_spf.muumuu-mail.com include:_spf.google.com ~all
     *SPFが passし、相手先にメールが届いた
このことから、SPF設定に関しては、***@独自ドメイン、すなわち独自ドメインに対して GoogleのSMTPからの送信を許可する設定が必須になったとも言える結果となりました。

2023年7月3日 @kimipooh

2023年5月30日火曜日

突然エラーになってログインできなくなったアカウントは「停止されたGoogle Workspaceアカウント」と関連はあるのか

5月か6月ぐらいのこの時期ぐらいに、アカウントに突然ログインできなくなったという話が時々でてきます。その場合、無料版 Gmail( @gmail.com )ではなく大学等学校から貸与されたアカウントの場合もあるかもしれません。

大学では、データ移行のために卒業後(離職後)一定期間(30日だったり 90日だったり)の猶予期間が設けられている場合もあります。そうした場合には、即時使えなくなるのではなく、少したってから使えなくなります。

さてここでは、組織的に管理運用される Google Workspaceのアカウントが管理者によって「停止」された場合、利用者側からみてどのような挙動になるのか検証した結果を備忘録として残します。この検証は 2023年5月30日のものであり、将来的なアップデートなどによって変更されることがある点はご注意ください。

以下検証した結果、「突然ログインエラーになり、パスワードを入力してもエラーになる」ちう現象がこのケースでは起こるということになります。

特に学校から貸与されたアカウントで長らく Googleフォトなどデータを蓄積していた場合(そういう認識なく)、そのデータに突然アクセスできなくなるので注意が必要です。卒業を控えている場合には、自分がどのアカウントでデータにアクセスしているのか、保存しているのかを改めてチェックするとよいかと思います。


停止されたアカウントへメールした場合


無料版 Gmailから、停止されたアカウントへメールした場合、すぐに配送できなかったというエラーが返信されました。理由は、アドレスが存在しないかアクセスできないかのいずれかだということです。


停止されたアカウントで Googleへログインした場合


メールアドレスとパスワードでログインした後に、下記のように「アカウントが無効になっています」とともに、いつ利用できなくなったのか(停止されたのか)の情報も出てきます。

なおアカウントが完全に削除されてしまうと、下記のようにログインするためのメールアドレスを入力したあとに、アカウントが見つからないというエラーになります。


次にスマートフォン上ではどのようになるかを検証してみます。

iPhoneの場合


標準メールアプリ


設定 > メール > アカウント > [Google アカウント] をみると、「アカウントにアクセスできませんでした。」というエラーともに、「パスワードを再入力」画面がでます。そしてパスワードをいれてもエラーのままです(アカウントが停止されているから)。


また、停止されている状態で、設定 > メール > アカウント > アカウントを追加 よりアカウントを追加しようとすると、メールアドレスとパスワードを入力後に下記のように「アカウントが無効になっています」とともに、いつ利用できなくなったのか(停止されたのか)の情報も出てきます。



Gmailアプリの場合


Gmailアプリに追加した、 Google Workspaceアカウントが停止された場合、Gmailアプリを同期(読み込み直す、起動しなおす)するとGoogle Workspaceアカウントの設定そのものが消えます

下記のように追加されていても、アカウントが停止されるとGmailアプリから設定そのものが消えるということです。


また再度 Gmailアプリから追加しようとしても、パスワードが正しくないとエラーになります。


Android 13(Google Pixel)の場合

アカウントが停止されると、設定 > パスワードとアカウント > [Google アカウント] > アカウントの同期 において「現在同期で問題が発生しています。しばらくお持ちください。」とでます。


またその状態で、Gmailアプリからメールを送信すると、送信したメールは「送信済み」に入らず、「送信トレイ」に「キューに追加しました」として残ります。同期できないので、アカウント停止された場合には、送信されずにそのままの状態になるということです。


なおデバイスからアカウントを削除して追加し直そうとすると、メールアドレスとパスワードを入力した後に、「アカウントが無効になっています」とともに、いつ利用できなくなったのか(停止されたのか)が表示されます。


以上のように、会社、学校等が保有する独自ドメインで Google Workspaceを契約された場合、そのアカウントが組織側で停止されると、上記の振る舞いになるということになります。

2023年5月30日 @kimipooh

2023年5月28日日曜日

【備忘録】Android における Gmailアプリのキャッシュ削除、ストレージ削除方法

割と Gmailヘルプコミュニティで回答することがあるので、まとめておきます。

Pixel7a (Android 13) でテストしました。

設定(アプリ) > アプリ > すべて表示 > Gmail > ストレージとキャッシュ

を開くと右図のような画面になります。これはどのアプリも共通です。

Gmailで表示がおかしいなと思ったら、キャッシュを削除。データがおかしい場合には同期がうまくいっていない可能性もあるので、「ストレージを消去」してみてください。

ただしストレージを消去すると、再度ログインする必要があるかもしれません。

再度ログインしようとしてパスワードを忘れていたなどの事態が起こったことを想定して、電話番号等復旧オプションを確認しておくと良いともいます。

参考:Google アカウントを強化する:https://support.google.com/accounts/answer/46526?hl=ja






2023年5月4日木曜日

パスキーを使って Googleアカウントにログイン

 2023年5月4日現在、パスワードを使わずに指紋認証、顔認証、画面ロック等を使ってログインするパスキーが実装されたようです。現時点では Google Workspaceは非対応。2段階認証の確認もこのパスキーをつかうことで、2段階認証を有効にしながら確認不要にできるようです。注意点は共用端末では使わない、とのことです。

パソコンの場合には、パスキーは端末に保存されます。その端末のロックを解除できる誰もがログインできてしまうため、共用端末では設定しないでということでしょう。

情報源


MacとiPhoneでパスキーの作成


Android OSは古すぎるOSなら分かりませんが、下記の様に自動的にパスキーとして Googleアカウントに登録されるようです。それ以外の端末は手動でパスキーを作成する必要があるのだと思います。

下記にアクセスして、指示に従います。

初めての場合には、パスキー作成の画面が出てきて、認証として他の端末でQRコードスキャン(Android OS系が必要?)するか、別の方法を試して認証して作成します。
別の方法を選択せずに、手持ちの Android 端末のカメラで QRコードをスキャンして認証しました。ここ別の方法としてなにが試せるかまでは分かりません(最初に1度しか出てこないので確認できず)。

うまく作成できれば、下記のパスキーの「手動で作成したパスキー」に追加されます。


手動登録したのは、 Macの ChromeiPhoneのChromeです。 iPhoneのほうは Macと判断されているみたいですね。

実際に使ってみる


ログインしていない、Cookie をすべて無効にした プライベートウィンドウ(Chrome)場合、QRコードをスキャンせよ(すでにパスキーを保存した端末のカメラでスキャンしてURLにアクセスした後「許可」ボタンを押す)という画面がでてきます。




Macのほうは iPhone のカメラでスキャンして許可したことで、ログインできました。

プライベートウィンドウだとそうなりますが、通常だと端末に保存したパスキーをつかうかどうか聞いてきます。Macの場合には下記のように Touch IDを使ってログインできました。


iPhoneでは、iPhoneで認証できる方式(手持ちの iPhone13では顔認証)でログインできました。

ということでパスワード不要でログインできるようになったのはかなり便利ですね!ただしうっかり共用端末でパスキー作成してしまうと大変なことになるのでそこは注意です!

2023年5月4日 @kimipooh

2023年1月31日火曜日

Gmail UI の変遷

 一年ほど前から、Gmail UIの新しい UIが使えるようになり、2023年1月31日現在、どうやら新 Gmail UIが強制(もとに戻せなくなった)模様です。これは、Gmailヘルプコミュニティでもとに戻せなくなったという質問が多発しているためです。

筆者は、2008年ぐらいから使い始めていますが(実際には2007年からテスト的に使い始めた)、当時のUIは下記のような感じだったのなぁと思います。それから何度かUI変更されてきました。

Gmailがリリースされたのは、2004年4月1日でした。当時 1GBのメール容量が無料で使えるなどというのは、かなりインパクトがあったようです。当時他のサービスが数MBしか使えなかったようですので。

2005年には米国限定で一般公開され、Gmail日本語版がリリースされたのは、2006年。当時は招待制でスタートしました。

当時のUIを体験したい場合には、PC版Gmailにおいて、簡易 HTML形式で表示することで擬似的ではありますが可能かなと思います。

Gmail 日本語版が一般公開したのは、2006年8月。このときには一人 2.5GBを使うことができたようです。そうそう、当時は 9ヶ月放置するとアカウントが削除されるという利用規約もあったと思います。それはいつの間にやら消え、2021年6月1日より、2年間利用しないでいるとサービスによってはデータ削除される 状況になってますね。

2008年に、Google Apps (現在の Google Workspace)を組織的に導入して以来、無料版 Gmailほうも使い続けていますが、当時は毎日容量が増えていくのが Gmailのフッター部分で確認できていたように思います。

2023年1月31日現在、15GBが使える状況になっています。

さて、GmailのUIがどのように変化していったのか、備忘録としてメモしておきたいので下記に書き出してみました。もしかしたら、抜けているところがあるかもしれません。

GmailのUIと主な機能推移


こうしてみると、かなりいろいろな変更をしてきたのだなぁとしみじみと思いました。
今後どのように進化していくか楽しみですね!

2023年1月31日 @kimipooh
2023年12月14日 追記

2022年12月8日木曜日

ダイヤモンド プロダクトエキスパートと私

2011年6月に、日本語版の Googleヘルプフォーラム(現Googleヘルプコミュニティ)で国内で初めてトップレベルユーザー(現プロダクトエキスパート)に就任してから、11年半ぐらいになる 2022年11月に、Gmailヘルプコミュニティにおいて日本で初めて最高位となるダイヤモンドプロダクトエキスパートに認定されました(他のいくつかのプロダクトではすでにダイヤモンドプロダクトエキスパートはいます)。

特にそれを狙ってやっていたわけではありませんが、結果的に認定されこうして額縁に入った認定証が送られてくると嬉しいものですね!

これまで、Gmailを皮切りに Chrome、アカウント、グループなど様々なヘルプコミュニティで活動公開プロフィール参照)してきました。またコミュニティに関連するイベントで海外に招待していただき、様々な刺激を受けることが出来ているのは、いつもワクワクしています。

今後も引き続き、よく利用し、よくお世話になっている Googleプロダクトを楽しみつつ、貢献していければと思います。

2022年12月8日 @kimipooh

2022年8月31日水曜日

Web版Gmail で他の Gmailアドレスを送受信するためには

Web版Gmailで他のGmailを送受信する場合、受信については元の Gmailの入っているメールを消して取り込むという形になります。

ここでは送信と受信それぞれ分けて設定方法をお知らせします。

送信設定(他のGmailアドレス)

1. Web版Gmail ( https://gmail.com )の設定 > すべての設定にある「アカウントとインポート」タブを開き、「名前:」より「他のメールアドレスを追加」リンクをクリックします。

2. メールアドレスに 送信したい Gmailアドレスを入力します。そして「次のステップ」ボタンをクリックします。

3. 所有者確認のために下図の「確認メールの送信」ボタンをクリックします。


4. 送信された確認メールにある「確認コード」を下記に入力するか、URLを開いて認証してみてください。これで「名前: 」の欄に 追加したい Gmailアドレスが追加されており、メール作成時の From(差出人)のところで、追加したGmailを選択できるようになっているはずです。


受信設定(他のGmailアドレス)


まず、追加したい他のGmailアドレスについて
2. アプリ パスワードでログインする を参考にアプリパスワードを生成してメモする
をしてください。

1. Web版Gmail ( https://gmail.com )の設定 > すべての設定にある「アカウントとインポート」タブを開き、「他のアカウントのメールを確認:」より「メールアカウントを追加する」リンクをクリックします。



2. 他のGmailアドレスを入力して「次へ」ボタンをクリックします。


3. 「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」を選択されているので、「次へ」ボタンをクリックします。


4. 下記の設定をして「アカウントを追加」することで受信設定は完了です。
 ユーザー名: 他のGmailアドレス、
 パスワード:生成していた他のGmailアドレスのアプリパスワード
 を入力。
 下記にチェックをいれておきます。
 「メールの取得にセキュリティ保護された接続(SSL)を使用する
 「受信したメッセージにラベルをつける
 
 *なお冒頭で述べたように、取得したメッセージを他のGmail側のサーバーに残すことができません。ですでの1つのGmailでのみ使えるということになりますね。


2022年8月31日 @kimipooh

2022年6月9日木曜日

電子メールソフトやアプリで突然メールが受信できなくなった

2022年6月以降、そうした質問が Gmail ヘルプコミュニティに急増しています。

下記にある通り、2022年5月30日より Google認証システムに対応していない電子メールアプリやソフト類についてサポートが終了したことが原因になっています。


Google OAuth2 対応状況

手持ちの Outlook 2019 と 2021は Google OAuth2に対応していることを確認しました。サードパーティ製のメール クライアントで Gmail を設定する(Google Workspace管理者ヘルプ)をみると、Outlookは 2016は一部対応しているようです。ただ手持ちのものが対応していませんでした。


試してみると、設定し直しが必要でした。

Thunderbird は Google メールアカウントの OAuth 2.0 認証への自動変換

Mozillaのサポートサイト情報によれば、91.8.0 以降 Gmailが設定されている場合 OAuth2 へ設定を自動切り替えしたようです。設定のサーバー設定より、受信と送信について認証方式が OAuth2 となっていれば問題ありません。

非対応の場合

利用されている Gmailについて、2段階認証を有効にした上で、アプリ固有のパスワードを設定すれば利用できるようになるはずです。

2022年6月9日 @kimipooh



どうしてもPOP形式を使いたいのであれば、利用されている Gmailについて、2段階認証を有効にした上で、アプリ固有のパスワードを設定すれば利用できる可能性はあります。

2022年3月11日金曜日

Gmailの情報保護モードの動きについて(備忘録)

情報保護モードは、有効期限の範囲内において受信した人以外閲覧できないモードです。
しかしそのメールを転送や返信して別の人に送った場合、受信側が Gmail かそうでないかで挙動が異なるため、備忘録として残しておきます。

情報保護モードの仕組み

情報保護モードで Gmail のメールを保護する(Google Workspace 管理者ヘルプ)

をみると、情報保護モードで送ったメールの内容は、送信側に保存されており、受信者はその都度、送信側に保存されているデータを閲覧しているという感じに見えます。

つまりは送信側のGmailが存在しなくなったら(GoogleアカウントからGmailを削除Googleアカウントの削除)、受信側はアクセスできなくなるだろうと思います。

また送信側の Gmailが存在しなくなる場合として、Google アカウント アクティビティについてなどにあるように、2年間全く Gmail を利用していない場合も含むようになっています。

以下は 2022年3月11日時点で実際に試したときの動きになります。将来的には変わる可能性があることに注意してください。

受信側が Gmailの場合の動き


Gmail上で情報保護モードで受け取ったメールは転送はできず、返信はできるようです。返信した段階で、受信した人が新たな情報保護モードを設定したことになるようです。
つまり
  • Gmail(A) --保護メール --> Gmail(B) -- 返信(保護メール) --> メール(C) 等の場合
メール(C)が受け取るのは、Gmail(B)が保護したメールだということになりました。

受信側が Gmail以外(テストしたのは Outlook.com のメール)の場合の動き


 「メールを表示」のリンクがあり、受信者のメールアドレスしか開くことができないようロック(Googleアカウント)されています。これを転送した場合、ロックされたGoogleアカウントでログインしていなければ閲覧できませんでした。

2022年3月11日 @kimipooh

2021年11月2日火曜日

heteml で設定した独自ドメインのメールを Gmailで差出人として利用する方法

手持ちのウェブサイトで heteml サーバーを試していたことに気づいて、実際にやって成功した設定を備忘録として残します。本設定は、2021年11月2日に確認しました。


STEP 1.  heteml のWebメールでメールを受信できることを確認する

ウェブメール:https://webmail.heteml.jp/

にログインして、自分自身にメールするなどして受信出来ることを確認してください。

これが出来ない場合には、ヘテムルに問い合わせてください。


STEP 2. 送信情報を取得する

メールソフトの設定方法(ヘテムル)

を参考に、

送信メールサーバーをチェックしてください。


STEP 3. Gmailに設定する

1. メールアドレスは、独自ドメインのメールアドレスを設定

2. SMTPサーバーは、STEP2でメモした送信サーバーを指定
ユーザー名:独自ドメインのメールアドレス
パスワード:STEP1で確認したWebメールのログインパスワード
ポート:465
暗号:SSL


3. 設定した独自ドメインメールアドレス宛に、確認メールが送信されます。ここにかかれた確認コードを入力します。



4. 設定した独自ドメインメールアドレス宛に、確認メールが送信されます。ここにかかれた確認コードを入力します。

下記のように設定が追加されていることを確認


2021年11月2日 @kimipooh