Introducing new, enterprise-ready tools for Google Drive(G Suite Updates)に心躍る内容が発表されてました!!
Google チームドライブは、2016年11月24日に早期導入プログラムの受付が開始されており、テスト導入されている方々もいました。テスト時にはドメイン外のアカウントと共有できないなどの問題があったと思いましたが、リリースされた本日チェックすると他のG Suiteドメイン(無料版含む)、一般 Googleアカウントとも共有して使えるようになっているようです!!
これはかなり使えるんじゃないでしょうか!!!
バックアップはどうなる?
通常の Googleドライブであれば、Googleドライブアプリで同期したフォルダを USB HDD等にバックアップすれば事足ります。しかしながら、チームドライブは、Googleドライブアプリが対応していません。ではバックアップはどうなるのでしょうか。
Google Vault を契約していればバックアップできる
※ただし、フォルダ構成まではバックアップされておらず、Google Vaultデータをダウンロードする場合には日本語ファイル名はエンコードされ、xml にエンコード前のメタ情報が入ってます。ので後からプログラムで名前変更してあげないとなんのファイルか分かりませんけどね....
今回の発表で最も踊りたくなったのが、Google Vault 対象に Googleドライブが追加されたことです。これは限定されたエディション(Enterpriseとか)では実装されていたように思いますが、Educationまで対象が拡充されたのです! つまり現時点では、Gmail、Googleドライブ、Google グループに対して Google Vaultが使えるってことなのですよね!!
Google Vault のデータ保持機能を使えば、たとえユーザーがデータを消したとしても復旧できます(逆も然り)。ユーザーに直接 Google Vaultへのアクセスを許可して、保持データをみてもらうこともできますし、許可せず管理者のみがアクセスできる有事の際の利用に留めることもできるでしょう。
ファイルのオーナーアカウント削除されると共有しているファイルやフォルダのうち削除されたオーナーの分は削除されてしまいますが、チームドライブでは削除されません。従って、組織的な管理が必要な共有ファイルやフォルダについては、
管理者が制御可能なチームドライブを使ってもらったほうがセキュリティは高まるのではないかと期待してます。Googleドライブから
チームドライブへの移行も「移動」で簡単にできちゃいますしね。
どうやってつかうの?
チームドライブが有効になっている G Suite のアカウントであれば、だれでも作成することができます。また、2018年1月1日までは、ユーザーに対して新しいチームドライブの作成を禁止することができます(管理コンソールの Googleドライブ設定内)。ただしいずれは全員が使えるようになるということです。
Googleドライブのサイドメニューにある「チームドライブ」から利用することになります。
一般 Googleアカウントの場合は?
一般 Googleアカウントが、チームドライブに追加された場合、Googleドライブのサイドメニューに「チームドライブ」追加され、そちらから利用することになります。
Googleドライブアプリのような同期ツールはないの?
Googleドライブアプリではチームドライブの同期は残念ながらできません。
ただし、ドライブファイルストリーム(Drive File Stream)というPCのデータ容量をできるだけ使わずにストリーミング型の新サービスの
早期導入プロラムが開始されました。
MacとWindows 用の同期アプリが存在し、チームドライブにも対応してますね。
ただしSSLプロキシには未対応のようで、早く対応してもらいたいものです。。。
2017年4月14日 修正
2017年3月10日 @kimipooh