MENU

スマホを持たせてみよう!1 - 知的障害キチノ療育日記('24/10)8

ただいま成長中!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

↑この記事がいいなと思ったらポチっと!

 

このシリーズでは、知的障害があるわが子キチノをより成長させるためにきちほーしが療育にトライする様子をお話します。

同じようにお子さんを療育したい親御さんのご参考になればと思います。

関連記事

<===Google Ads===>

 

<===Google Ads===>

連絡方法をマスターしよう: はじめてのスマホ!

スマホで連絡できるようにしよう!

ショッピングセンターのような人でごった返すところに行くと、たまにキチノとはぐれてしまうことがあります。

ごくたまにですけどね。

 

でもそうなると親はもう必死。

あちこち探し回ることになります。

場合によっては「誘拐されたか!?」「どこかで事故に遭ってるかも!?」なんてことが頭をよぎります。

 

でもキチノがスマホで連絡できるようになって、居場所がわかるようになれればそんな問題から解放されます。

うまくいけば一人のお出かけもできるかもしれません。

そんなわけで格安SIMと中古のスマホをキチノに与えてみることにしました。

格安SIM+スマホを用意!

まず準備するのは格安SIMとスマホです。

 

スマホは毎月の通信料と本体代でかなりの出費。

キチノにスマホを与えても使いこなせないかもしれない。

だから出費はできる限り抑えたい!

 

ということで格安SIMはpovo、スマホは中古のものを購入しました。

povoは通信速度がものすごく遅い低速通信のプランであれば基本的に半年間は300~400円程度で済みます。

スマホは数世代前のものにすれば5-6千円程度で済みます。

TV電話が使える通話アプリを用意!

次に用意するのは通話アプリです。

条件はpovoの低速通信でもTV電話ができること。

 

TV電話ができれば会話が困難なキチノでも、今どこにいるのか画面を通して分かりそうです。

 

通話アプリの第一候補はLINE、第二候補はSkypeです。

第一候補はLINEですが、ものすごく遅いプランでTV電話ができなければ、低速通信でも通話品質に定評のあるSkypeにします。

第二候補のSkypeでもTV電話ができなければ、povoを高速通信のプランに切り替えます。

LINE+povo(低速通信)を試してみた

まずはLINE+povo(低速通信)でTV電話を自宅で試してみました。

画面が一切出てきませんでした。

というわけでLINEはNG。

Skype+povo(低速通信)を試してみた

次に試したのは次に試したのはSkype+povo(低速通信)。

そしたら画面が出てきた!さすがSkype!

 

と言っても3~4秒で1コマ程度です。

受信した映像は手ブレの大きい静止画で自宅の壁紙らしきものが映っていました。

使い物になるのか…?

でもショッピングセンターの特徴的な店内の様子であれば、手ブレが大きくてもなんとなくわかるかもしれません。

 

とりあえずLINEよりはだいぶマシだったので、これを採用することにしました。

練習しよう!

自宅で通話アプリに慣れてもらう

スマホと通話アプリが用意できたので、あとはキチノにマスターしてもらうだけです。

 

着信→TV電話モードで受ける操作→「今どこ?」に答える。

 

この流れを身に着けさせるよう指導しました。

まずは隣りに座って指導

まずはキチノの隣に座って指導しました。

 

私「キチノ、今から電話かけるね」

キチノ「?」

 

キチノのスマホが着信状態になります。

 

私 「じゃぁこの緑のボタン(TV電話モードの受信ボタン)をタッチして。」

キチノ (ペッとタッチする)

私 「はい、もしもし。今どこ?」

キチノ 「?」

私 「ここはどこかな?」

キチノ 「??」

私 「リビングだよね?」

キチノ 「…」

私 「『リビングにいます』って言って」

キチノ 「???」

私 「『リビングにいます』って言って」

キチノ 「リビングにいます!」

 

キチノも言われるがままにやりましたが、最初はこんなもんでしょう^^;。

少し離れて練習してみた

上のような指導を2~3回やってみて、今度は私がリビングから廊下に出てキチノに電話をかけました。

私はキチノから2~3m離れた所にいます。

 

キチノスマホが着信画面になりますが、キチノはボーッとしていて何もしません。

 

私 「ほら、キチノ、電話なってるよ」

キチノ 「?」

私 「電話だよ電話。スマホ見て」

キチノ (ようやくスマホの画面を見る)

私 「電話なったら、緑のボタン(TV電話モードの受信ボタン)をタッチして」

キチノ (ピッと操作)

 

 

私「こんにちわ」

キチノ「…こんにちわ」

私「今どこですか?」

キチノ「…」

私「リビングにいるよね?」

キチノ「…」

私「『リビングにいます』って言って?」

キチノ「リビングにいます!」

 

こんな感じです^^;。

電話は理解しているけど会話ができない

以前もSkypeを使って遠隔で勉強を教えたことがあります(この時はPCを使っていましたが)。

またウチの親ともSkypeを使ってTV電話で何度か挨拶をさせたことがあります。

 

なのでキチノは電話というものは理解しているはずです。

ただやっぱり会話が難しいんですね。

 

以前遠隔で勉強を教えた時は「◯◯して」とこちらが一方的に指示をしてキチノがそのとおりに動くというものでした。

こちらが言ったことは理解できるのでしょうが、キチノがなんと言っていいのかわからないので、会話が成り立たないのでしょう。

 

う~ん、やはりTV電話大事だなぁ。

(つづく)

おまけ

<===Google Ads===>

 

<===Google Ads===>

(今週のお題「最高のキャンプ」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「最高のキャンプ」です。

 

キャンプなるとわが子キチノの言動もちょっと心配。

というのもブツブツ独り言が多いからです。

テントの中で独り言言うと周りの人の迷惑になるので、なるべく人気のない所で張りたいですね^^。

 

そういうのできるのかな??

 

⇑ この上に「最高のキャンプ」の思い出を書こう!

⛺️ LogbumCamp特別お題キャンペーン #最高のキャンプ
Logbum Camp
by 損害保険ジャパン株式会社