本当の戦いはここからだぜ! 〜第二幕〜

好きなものをどんどん語ります

行こうぜ、マッチングアプリの向こうへ。〜アラサー成人男性の挑んだ120日間〜

 

 



今年の2月頃から、ついにマッチングアプリを始めてみた。

 

 

将来のことも考えて「彼女」という存在が欲しいなと思い、それなりに色々と行動をしては、友人や親の紹介でさまざまな機会を繋いでもらったのだけど、どうにも交際にまで発展させることが出来ず、ついに30歳目前を迎えてしまった。恋愛に関しては少しこじらせている部分があるのは自覚していたのだが、社会人になってから恋人を探すことがここまで難しいものになるとは夢にも思わなかった。

 

kazurex1215.hatenablog.jp

 

そんな状況も相まって最後の砦になったのがマッチングアプリだった。自分の中にある選択肢の中で一番ありえないと思っていた手段だったが、もはや背に腹は代えられない状況だったこともあり「やるだけのことはやってみるしかない。」という思いで登録することになった。そんな自分がマッチングアプリを駆使した4ヶ月間に及ぶ激闘の日々を、自分なりの視点でまとめてみたいと思う。今後アプリを利用してみようか検討されている方の一助になれば幸いです。



 

 

 

 

 

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◯マッチングアプリのファーストインプレッション

この数年間で出会いのツールとして定番になったマッチングアプリ。しかし利用するには抵抗がある方もまだまだ存在していて、自分も正直「アプリに手を出すのはナシだろ……」と思う側の人間だった。自分も含めてアプリに抵抗感を抱く人の心理の筆頭にあると感じているのが、個人情報を載せることの不信感云々よりも、ずばりこれではないだろうか。

 

 

登録したところで女性とマッチング出来ない

 

 

そもそもマッチングアプリには「いいね」機能がある。気になる異性に「いいね」を送り、相手からも「いいね」の返答があればそこで通じ合って、初めてトーク画面に移行することが出来る。ちなみに男性側は有料会員にならないと「いいね」が通じてもメッセージを送ることは出来ない。

 

そんな自分も以前にマッチングアプリを利用したことがある。社会人1年目の22歳の時、なんとなく彼女欲しさと面白半分でやり始めたものの結果は惨敗。マッチングはほぼ成立しないし、一方的に「いいね」を送り続けて終わり。その経験が尾を引いていた自分にとって「どうせやってもなあ……」という気持ちだった。今振り返ってみると、当時の自分はマッチングアプリの「使い方」と「選定」を誤っていたばかりか、見た目の可愛い女性にばかり目をつけて、結局選ばれない自分自身に疲弊していき、自己肯定感だけが下がり続けていく悪循環に陥っていたのだと思う。

 

 

しかし「使い方」と「選定」を見極めることができれば、初めの第一歩となる「異性とのマッチング」には必ず辿り着けると思うので、どのように試行錯誤を行ったのか記していきたいと思う。

 

 

 

 

◯マッチングアプリの準備

マッチングアプリにも実は種類がたくさんあって、その目的別に細かく分かれている。「異性との出会い」という主目的を軸にしつつ、登録者の年齢層や「出会い」の幅とそこに求める異性像などに細かな差があるため、自分の目的に合わせた選定を行うことがとても重要になってくる。

 

news.mynavi.jp

 

その中で自分は『with』というアプリを選ぶことにした。

こちらを選んだ理由としては・・・

 

・広告で流れてくるCMが女性目線で作成されていたこと

・結婚をゴールにしている方をターゲットにしている

・他アプリに比べ自分と同世代の方が多そうな印象(20代後半~30代前半)

 

with.is

 

広告で得た”女性目線”という印象は、他のアプリと比べても珍しいなと感じた。また、アプリの機能としてAIを利用した様々な診断が設けられており、外見だけでは分かり得ない性格や内面も可視化できる診断が充実しているのは、真剣に恋人を探すためのツールとして手厚いなと思った。

 

 

登録者の年齢層もチェックしておいた方が良いと思うのは、先述した自分の失敗経験からだ。22歳だった当時の自分が登録していたアプリは、主な年齢層がそれこそ20代後半から30代前半を対象にしていたため、ターゲット層から微妙に外れていた。これが意味するところは「異性に相手にされない」という点である。女性の立場に立ってみると、18歳から20代前半の男性がいくら紹介文で結婚願望なり交際願望形を書いて写真を載せたとしても、そこに対する「本気度」がついてこないのかもしれない。紹介文の書き方によるところもあると思うが、そこに説得力をもたせる”年の功”というやつも大きく関わるのかなあ、と。

 

逆に女性が年齢のターゲット層から外れている場合、自分だと「もしかして暇つぶしかなあ」と思ってしまう。実際、自分より年下の方とマッチングをしても、会話もこちらからの質問に対する返答ばかりで、これは会話というより面接じゃない???と思う時も(もちろん個人差あります)




 

◯マッチングアプリの「使い方」

マッチングアプリへ登録する際に、プロフィールと自己紹介文と写真を登録する必要がある。これがアプリの「使い方」の話になるのだけど、これはもうシンプルに答えは一択である。

 

 

アプリはアプリの言う通りに使いましょう

 

 

「おまえは何を言っているんだ」というキャプ画像が飛んできそうなのだが、それ以上もそれ以下でもない。自分の利用した『with』はこうしたサポートが本当に親切で、プロフィールに載せる写真の注意点や自己紹介文の書き方に至るまで細かくガイドラインが実装されていたので、変な逆張り精神は起こさず、説明通りに進めていった。他のマッチングアプリでもこうした説明はおそらく実装されているはずなので、そこは素直に従うのが良いと思います。

 

アプリのガイドライン通りの「使い方」を実践して良かったなと思ったのが、プロフィールに写真を載せる際のことである。アプリ側からアドバイスがあった写真の具体例をいくつかピックアップしてみると、

 

・本人の顔がはっきり分かる個人写真

・友人や複数人でいる自分が映った写真

・趣味や好きなものが分かる写真

・遊びにいった先の風景や雰囲気が分かる写真

 

 

 

上に書いた条件が意味するものを考えると、

・本人の顔がはっきり分かる=真剣に考えて登録していることの証明

マスクや顔の半分しか見えていない写真はNGというか、マッチングしづらくなる傾向があるらしい。ただ、結婚相談所に載せるような「プロフィール専用」に撮ったと思われる写真は見た側が引いてしまうので、あくまで自然に映っているものがベストな気がします。

 

www.kekkon-canmariage.com

↑こういう系統の写真を載せている方だと、自分なら身構えてしまうかも。そりゃ確かに交際や結婚が目的でアプリをするんだけど、ここにガチ感を出すのは違うというか……。

 

 

↑自分がプロフィールに使ったのはこちらの写真でした。

 

 

・友人や複数人でいる自分=自分の社交性と交友関係を示す

その人が同性とどんな交友関係を結んでいるのか、遊んでいる時の雰囲気を想像させることが大事らしい。交友関係がその人となりを示すとは、まさにその通りだと思います。

 

↑友達と映っているのはこういう感じ。

 

・趣味や好きなもの=好きな度合いを表せることが出来る

共通の趣味があったとしてもその深度を測るのは難しい。ここでそれを示す写真を載せられれば、ボタンの掛け違いを防ぐことが出来る。

 

 

・遊び先の風景や雰囲気=会話のきっかけ

例えば旅行先の写真を載せると、会話が広がりやすい傾向を感じました。どこに行ったのか、そこで何をしたのか、誰と行ったのか・・・など、これも趣味の延長で好きなものを表す指標にすることも出来る。

 

kazurex1215.hatenablog.jp

↑先日ブログにも挙げたハワイ旅行の写真はウケが良かったです。

 

 

もし手元に上に挙げたような特徴を示す写真がない場合、できるだけ直近で撮影されて尚且つ載せても良いと思える写真がない場合は、先にそれを揃えてからアプリの登録に着手するのも良いかもしれません。

 

 

自分は容姿に自信がないため、顔写真を載せることに抵抗がかなりあったのだけど、今さら外見で勝負するのは無理筋だし、かといって素顔を隠しても前に進めないので、そこはある意味で「覚悟」をもって載せるのが大事かなと思います。そこを補うために他の写真の選定や自己紹介文に関しては、自分でよく考えつつも第三者にアドバイスを貰い添削してもらったりもした。自分の伝えたい事と他者から見た受け取り方の差異を出来るだけ減らすには、他の人に見てもらうことは結構大事かな、と。

 

 

そんな自分でも上につらつらと書いたことを意識していると、不思議なことに女性側から「いいね」を貰ったり、自分の「いいね」が通ってマッチング成立することが出来た。本当に驚いたし、全打席でぶんぶんバットを振り回して空振り三振していた当時の自分がウソのようだった。かといって、もちろん全ての「いいね」が通るわけではなく、自分から10個送って1個通ればラッキーぐらいの気持ちでいるのが大事だし、女性からも少なからず「いいね」は貰えるはずなので、変に気落ちしたり落ち込む必要はどこにもない。自分も選ぶし、相手にも選ばれるスタンスで。

 

 

相手を探すにも色々な方法がある。「好みカード」というタグ付けのような機能で自分の趣味や好きなものを登録しておくと、そのタグを通して同じ趣味の異性を見つけることが出来る。またはアプリ内で定期的に開催されるAIを使用した診断に参加すれば、相性の良い相手が自動的に表示されたりもする。『with』は特にこうした診断に力を入れているので、占いのような感覚でなかなか伝わりづらい細かな価値観や自分自身の性格を示すことが出来るのである。

 

 

アプリ内検索エンジンの特性上、「いいね」をたくさん貰っている女性がトップ画面に表示されやすく目移りしてしまうだろう。しかし、この手の女性とマッチングすることはほぼ不可能。もしそこでマッチングできる人材なら、貴方には既に恋人がいるからだ。「いいね」をたくさん貰っている人は、同じく「いいね」をたくさん貰っている人同士の高次元バトルを繰り広げているので、そこは眺めるだけにして、趣味や好きなものの共通点であったり、自己紹介文に現れるその人柄を見定めながら、相手を探すことをおすすめしたい。



 

 

◯マッチング後のトーク

 

そしてお互いに「いいね」が通ると、初めてLINEやDMのようなトーク画面が展開されて会話することが出来る。このメッセージのやり取りを続けた先に実際に会うステージが待っているのだけれど、それは個人差があるので相手の反応に合わせて擦り合わせていくしか無いかなと思う。ちなみに『with』ではプロフィール欄に「マッチング相手と会うまでの希望」という欄があり、「すぐに会いたい」「メッセージを重ねてから」などと答えられる項目がある。

 

「こういうメッセージを送れば会話が長続きする!」みたいなポイントを書ければ良いのだけれど、そのノウハウは正直ない。会話が盛り上がるストライクゾーンは人によってバラバラなので、Aさんとの会話でウケなかったテンポ感がBさんにはハマって盛り上がった、みたいなケースばかり。相手を不快にさせない、質問をして答えを貰ったらそこを掘り下げる、プロフや写真をよく見て会話に落とし込む、という基本的なことを意識していくしか無いのかなと。

 

single-aiseki.com

 

 

 

 

そして一つのライフハックとして共有しておきたい事がある。

 

会話が突然事切れて相手からの返事が来なくなることもあるということ。

 

 

よっぽど変なことも言ってないし、自らも誠実に対応していたはずなのに、相手からの返事がパタリと止んでしまう。しかしこれは自分に非があるのではなく、相手の熱が冷めてしまうことが原因なのである。社会人という立場だと、その神経全てをマッチングアプリに注ぐわけにはいかない。仕事・家事・プライベートな時間、その合間を縫った日々の生活にマッチングアプリが加わるのは、相当負担のかかることなのである。「何を話そうか」「どう返そうか」「次は何を会話の切り口にしようか」「返事がなかなか来ないなあ」「このやり取りずっと続けても変わらないなあ」という複雑な感情に自分のリソースがかなり割かれてしまう。

 

自分も相手から突然返事が来なくなったこともあったし、逆に自分が返事を返せなくなることもあった。会話が一転してストレスに変わってしまうと、もう取り戻すことは出来ない。そのため、そうした事案に遭遇した場合は落ち込まずに「縁がなかったのだ」と割り切ってしまうことをおすすめします。大丈夫です。他にも素敵な異性がたくさんいてます。

 

Don't Boo! ドンブラザーズ

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このような感じでアプリをやり続けて、時に喜びもありつつ心が折れることもありました。最初は1ヶ月だけ登録したのだけど成果はなかなか出せず、そこから追加で3ヶ月プランに加入。試行錯誤の期間も含めると最低でも3ヶ月は必要なのかもしれません。すぐに成果を出すことを求めず、長期戦を見越しながら無理のないペースで進めていきましょう。












 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?







 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしい?









 

 

 

 

 

2月からマッチングアプリを始めて

 

4ヶ月間使ったのに・・・・・・・・・
















 

 

 

今は10月の初旬。















 

 

 

残りの3ヶ月間は・・・・・・・・・・・・・




















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルミン「かずひろ・・・答えてくれ」














 

 

 

 

アルミン「ここまでドヤ顔でマッチングアプリのことを語ったのに」













 

 

 

アルミン「どうしてかずひろは 4ヶ月間でアプリを使わなくなったの?」

























 

 

 

 

かずひろ「・・・・・・・」













 

 

 

 

 

 

 

かずひろ「どうしてだって・・・?」













 

 

 

 

 

 

 

 

かずひろ「・・・・・・」













 

 

 

 

 

 

 

 

かずひろ「そんなの・・・・・・・・・・・・」













 

 

 

 

 

 

 

かずひろ「決まってんだろ・・・」





































かずひろ「オレに!!彼女ができたからだ!!」

 

 

 

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