マルチディスプレイ環境の画面境でWindows 8のスタート画面やチャームを出しやすくする
Windows 8で何が快適になったかというとマルチモニタ環境での使い勝手ですよね。
マルチ モニターに関する Windows 8 の機能強化 - Building Windows 8 - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2012/05/30/windows-8-enhancing.aspx
レビューなどでもあまり詳細は取り上げられませんが、細かい改良が数多く入っていて非常に快適になったと思います。
で、デスクトップやノート+外部モニタ環境などでがりがりと使っていると、やはりマウスでの使い勝手が、的な話になるのですが、まぁスタート画面云々はここでは置いておくとして、気になるのは画面コーナー部分へのマウス移動で表示させるCharmやスタートスクリーンをマルチスクリーンの継ぎ目で出そうとすると、しばしば空振りして出ない、という所です。正直、出しにくい。
↑で紹介したエントリーにあるように、これでも当初のDeveloper Previewの頃よりは引っかかりやすい工夫が導入されているのですが、引っかかりすぎても微妙ですし、現在の仕様ではかなりの空振り率だと思っています。
そういうわけで、まぁ、非常にくだらない小細工なんですが、スタート画面やチャームを出しやすくする小技です。
何のことはない、画面設定で、画面の継ぎ目を上下に少しずらすだけ。
デスクトップの背景を右クリックして「画面の解像度」設定を表示して、「ディスプレイ表示の変更」で出てくる(1)や(2)のプレビュー画面をドラックして上下にずらします。
チャームを出しやすくしたければ、左画面を下げる。
スタート画面を出しやすくしたければ、右画面を下げる。
単純でしょ?
同一サイズの画面をびっしり並べている場合はちょっとカッコ悪くて、ウインドウをまたがせるときに微妙ですし、まぁ、すべてのコーナーが出しやすくなるわけではないのが難点ですが、単純でわかりやすい設定というわけです。
ちなみに、スタート画面をどちらのスクリーンに表示するかは、Windowsキーを使ったショートカットキー「W」+PageDown/PageUpで即座に切り替え可能です。「W」+Pでスクリーン表示モードの切り替え。
タスクバーの通知アイコンや時計などの表示は「画面の解像度」の「これをメインディスプレイにする」でメインにした画面に表示されます。