環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

2024夏出張レポート【第1弾:英国マンチェスター大学】

この夏、牧教授は

それはそれはとんでもないスケジュールの海外出張をこなしました。

大学の夏休み期間、3回も海外に出かけ、日本にいたのは何と3日間のみ。

このとんでもスケジュールで終えた3回の海外出張レポートを、牧教授のスケッチとともにお届けしていきます。

まずは第一弾、イギリスマンチェスターから!

マンチェスター大学では、David Topping教授の研究室を訪問し、これまで収集したバイオエアロゾル観測に関わるデータを解析してきました。

=== 以下牧教授レポート ===

マンチェスター大学につくと,イタリア系の珈琲チェーン店NEROにて,Topping教授,Martin教授,Haoさんと近況を話し,研究の進捗状況を話し合った。

日本側は空気中の微生物に興味を持ち,英国側は花粉に関心を示し,それぞれ論文執筆では棲み分けできそうな雰囲気である。

その後,Topping教授は家族旅行のため,マンチェスターを後にし,私は彼の教授室を自由に使っていいことになった。

マンチェスター大学構内

画像引用:マンチェスター大学HP

キャンパス内には,中世の寺院だと思われる建物が残されており,大学の歴史を感じさせてくれる。

中世の寺院だと思われる建物

大きな木々

大きな木々もところどころに見られ,天気の良い日は,大きな木下に学生さんが集まり,談笑したり昼寝をしたり読書しているのが見られた。

リバプール博物館

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牧教授が打ち合わせに使った「イタリア系の珈琲チェーン店NERO」って?

ロンドンに本社があり、本格イタリアンコーヒーを出してくれるカフェ。

マンチェスターにもたくさん店舗がありました。

マンチェスターにあるNeroの店舗

画像引用:Caffè Nero: United Kingdom

紅茶の国のイメージが強いイギリスですが、チェーン系のコーヒーカフェもたくさんあるんですね。いろいろ飲み比べしたら楽しそうです~

マンチェスター大学について

マンチェスター大学正門

かつて木綿工業などが栄え、イギリスの産業革命を率いた都市マンチェスターを拠点とするマンチェスター大学。

1824年まで歴史がさかのぼる同大はアーネスト・ラザフォードによる原子核の発見やトム・キルバーンらによる世界初のプログラム内蔵式コンピューターの開発など、数多くのイノベーションを創出してきました。

今まで同大が生み出したノーベル賞受賞者は25人。現在も、環境問題などの研究に注力し、社会や経済の発展に貢献しています。

次回は南アフリカ、ケープタウン編をお届けします。