純喫茶だけじゃない、信濃大町ではもう一つのお目当て「大町名店街」
商店街では珍しい青の照明が、日中は爽やか、夜は幻想的にガラリと雰囲気を変えます。
まるで昭和の映画のセットみたいな完成度の高さですが、1970年代初めに出来、一業種につき一店舗であらゆる業種の商店が揃っていたそうです(後述する「ユキ」のママさんの話)。
駅からここに向かうまでの県道474号沿いも商店街になっていて、何度も足を止めるほど魅力的なのですが、その誘惑を振り切って歩いていくと、「大町名店街」が見えてきます。
赤い矢印が導く看板がパンチが効いている。
リスのキャラクターがド昭和。
この邪悪な顔つきのリスにデジャブ感。どこかで見たことあるんですよね。
どこかっていうか、グッピーラムネなんですけどね。パ〇リ(^_^;)?
岡崎の「岡ビル百貨店」を思い出しました(笑)
こういうの大好物。もうこの段階でワーキャー騒ぎたくなるほどテンション上がってます。大町に来て良かった~報われた~ニヤニヤしながら写真を撮っています。傍から見たら、怪しい人……
県道から名店街へのガランとしたアプローチ(と呼んでいいのか?)。右手は駐車場ですが、ここだけでなく大町の商店街は異様に駐車場が多い。
名店街の入口の建物に「YUKI(ユキ)」という字。
正式名称は「ハングリーボックスYUKI(ユキ)」
「ハングリーボックス」を単純に日本語訳すると「お腹が空いた箱」ですが、喫茶店でこの謎の冠を使っているのは、日本でここだけでしょう。
名店街のお店に関して下調べは一切していなかったので、不意打ちの出会い。お腹も空いていません。入るべきか否か。迷うところですが、名店街を全部歩いてから最後に入ろうと、いったん通り過ぎます。
「通り過ぎる」と書きましたが、「ユキ」の向かいには手芸店もあります。
最近、商店街を歩いていると、手芸店に惹かれます。店構えもレトロ可愛いし、店内のポップとか商品が昭和の可愛さに溢れていることが多々あり、時々入って針やボタン等を買い、店内の写真を撮らせてもらってます。
こちらは中に入りませんでしたが、店頭のディスプレイのみ撮影。
ところでこの名店街の記事は一体どう進めていくべきか悩む。入口の2軒だけで随分時間を取っていますし、この調子だと終わりが見えません。
ここからは心を鬼にして、ちょっと位の事ならスルーして、ここぞという事だけ書くことにします(私にできるのか?)。「フォアローゼズ」の薔薇とシンクロした「スナック薔薇」もツッコミたいところですが、永遠に終わらな~~い! どんどん先にいきます。
青の統一感が美しい商店街なのですが、そんな中で見逃せないほどレトロな看板が紛れていました。
「ビクターレコード」の看板。
こんなの昭和再現系のテーマパークとかでしか見れなさそうです。肉眼では初めて見ました。
裏面は「ビクター音楽テープ」。レコードよりテープの方が昭和っぽい。
こちらは「レコード&ミュージックテープ タカナシ」の看板なのですが、完璧に綺麗な状態なので、もしや現役のレコード店なのだろうか期待しましたが、すでに閉店していました。
勝手な願望としては、名店街の風景に欠かせぬ存在なので、これからも撤去せずこのままにして欲しいです。
(大町名店街は一回では終わらず、次回も続きます)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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