ベジアの魔法の粉
山形大学発ベンチャー企業であるナチュラルプロセスファクトリー(株)。
ナチュラルドライヤーという熱を加えずに乾燥する常温乾燥機を開発して販売しています。
その乾燥機を用いて乾燥した鶴岡のだだちゃ豆。
その粉を使ってできたのが、鶴岡木村屋の「だだちゃ豆右衛門シリーズ」。
2016年3月から発売し始め、販売を始めて2ヶ月で85000個売れたという伝説を生み出し、今や鶴岡どころか山形を代表するお菓子になりました。
なにせ、だだちゃ豆特有の香り、風味、味をナチュラルドライヤーを用いてしっかり残し、これまでないお菓子に仕上がったからです。
そして、この度、満を持して登場したのが、これ。
はい、
だだちゃ豆のチョコレートです。
昨夜、いただきました。
一言で言うと、
だだちゃ豆。
だだちゃ豆のチョコレートというより、だだちゃ豆をホワイトチョコで固めました、っていう感じでしょうか。
箱を開けた瞬間、あのだだちゃ豆の香り、
口に入れた瞬間、溶ろけて、
一気に香りが口中に広がり、
鼻から抜けて行きます。
昨年のインターナショナルチョコレートアワーズ2017アジア太平洋大会で金賞を受賞したというだけのことはありますね。
ダイエット中のこの私が、それを忘れて写真の半分はぺろっといただいてしまいましたから。
やはり、ポイントはナチュラルドライヤーで、この乾燥技術がないと、だだちゃ豆特有の風味等が残らなかったと思います。
実は多くのお菓子屋さんや食品メーカーから、だだちゃ豆の粉や他の果物、野菜類の粉を要望されることが多くて、それらのご要望にお応えすべく立ち上げたのが(株)ベジアです。
ベジアではナチュラルドライヤーを大型化して、それらを用いて野菜や果物を大量に乾燥して提供してまいります。
ですから、近日中に誰でも、最高品質の乾燥食材を用いてお菓子や食品を製造販売できるようになります。
それだけではありません。
実は農家では傷物や形の悪いものなどの規格外品を廃棄しています。
多いときは生産した農作物の1/3を廃棄です。
また、
豊作過ぎても価格安定化のために捨ててしまいます。
しかし、ナチュラルドライヤーがあれば、今まで捨てていた農作物でも粉になって、食品に生まれ変わります。しかも高品質の食品です。
それは、農家にとっても朗報ですし、食品メーカーにとっても食材が安くなり有難いことです。
しかも、
今後、世界人口が増えて、食料難の時代が到来するのが目に見えています。
このような方法で食料の無駄をなくすことができれば、
そして、
この技術を世界中に広めることができれば、
この世界から飢餓に苦しむ子供達はいなくなるかもしれません。
実はそれが私たちの願いです。
地域の食材を最大限生かして、地域をブランド化して活性化する。
そして、その思いはいつも世界を見据えて。
ベジアでは大型乾燥機の開発そして大型工場建設のために、資金調達中です。
私たちの考えに賛同していただけるエンジェルやベンチャーキャピタル、企業経営者の皆様、ご連絡ください。
いっしょに、世界中の子供達が喜ぶ顔を見ませんか?