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2017年3月 6日 (月)

一人の卒業式

 

 

 

きょうもJKタクシーは東へ西へ。

 

一日中、学会発表練習とか、報告会とか、スタッフミーティングとか、教授会とか、来客とか、

いろいろありましたが、

その合間に午後一で娘を高校まで。

 

 

 

 

 

 

娘にとっては初めて入る校長室で、

 

 

 

たった一人の卒業式。

 

 

 

岸校長先生が特別に取り計らってくれました。   

 

 

 

 

 

 

後期試験に向けて勉強に来ていた同級生のみんなも校長室に来てくれて、

見守ってくれる中、

 

 

 

卒業証書の授与。

 

 

 

 

 

 

校長先生からは、特別にショートバージョンの式辞をいただき、

娘はそれに応えました。

 

みんなで、校歌を歌い、

記念撮影。   

 

 

 

 

 

 

油断すると涙がこぼれ落ちそうでした。

 

 

 

岸先生、有難うございました。

 

 

 

今でも覚えてます。

 

剣道部入部のとき、

最初、つらい練習は嫌だとマネージャーとして入部しようとした娘でしたが、

父親の一言、

 

 

 

マネージャーなら部費は出さない、

合宿費も出さない、

送り迎えもしない、

それでもやる気ならマネージャーでやりなさい。

 

 

 

一晩、

枕を濡らして考えて、

娘が決断しました。

 

 

 

選手でやる。

 

 

 

今や三段です。

 

娘が言いました。

顧問が五十嵐先生じゃなかったら、

続けてなかった、と。

 

 

 

いまや、信者です。

 

 

 

五十嵐先生、

ご指導有難うございました。

 

 

 

3年間担任だった狩野先生、

口下手のようですが、先生の熱意は生徒に確実に伝わってますね。

卒業証書を手渡すときの先生の一言コメント、

よかったです。 

生徒の記憶に残ることでしょう。  

 

 

 

理数科の熊坂先生には、

父娘でお世話になりました。

 

先生のお話のうまさと、

理科にかける情熱は、

きっと、

 

 

 

山形一でしょう。

これからも科学者の卵たちを育ててくださいますようお願いいたします。

 

 

 

それと、

どなたか存じ上げませんが、

娘にいつも、

 

 

 

城戸さん、スカート!

 

 

 

と、

毎日のように注意いただいた女性の先生。 

 

そうです。

娘は制服のスカートを巻いて短くしていました。

 

 

 

不良です。

 

 

 

朝はいつもこれで、母親と口論です。

けど、父親は黙認です。

 

なぜなら、

父親も高校のときは制服に細工をしてましたから。

 

やはり、科学者および科学者の卵というのは、

 

 

 

人と同じが嫌

 

 

 

なんです。

血は争えませんね。

 

そんな娘に、

センター試験の朝、

試験場の前で生徒たちを激励していただいたときも、

 

 

 

城戸さん、スカート!

 

 

 

と、

注意をいただきました。

 

 

 

そんな先生が好きです。

教育というのは根気ですよね、

諦めたら、

終わりです。

 

生徒のことを我が子のように、

諦めることなく、

叱り続ける先生。

感謝感謝です。  

 

 

 

他にもたくさんの先生方、同級生、先輩、後輩の皆さんには娘がお世話になりました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

 

興譲館に合格できればいいなあと、願い、

一生懸命勉強してそれに応えてくれた娘。

 

いい友達に恵まれて、

素晴らしい先生に出会え、

うらやましいほど、充実した高校生活だったと思います。

 

娘の進学先はまだ決まってませんが、

どういう道に進もうとも興譲の精神は忘れません。

 

 

3年間のご指導、

本当に有難うございました。

 

 

 

 

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