100周年
昨日は空手道スポーツ少年団「嵐」の10周年記念祝賀会に参加した管理人、きょうは山形大学工学部100周年記念祝賀会に出席した。
なんだかおめでたい連休である。
山形大学工学部は1910年(明治43年)に米沢高等工業学校として開学された。
今でこそ大学発ベンチャーは珍しくないけど、1915年に講師であった秦逸三氏が久村清太氏と共に人造絹糸(レーヨン)の製造会社を立ち上げた。1918年には株式会社に改組、帝国人造絹絲に社名を変更。
今の「帝人」ですな。
ということで、伝統的に繊維や高分子の分野では高い実力を誇る山大工学部、いまではその流れで繊維やプラスチックス以外にも機能性高分子、有機半導体の分野では教育、研究共に国内トップクラス。
大学発ベンチャーである有機EL照明パネル製造会社「ルミオテック」は第二の帝人と呼ばれている。
でも、帝人みたいに米沢から出て行ってもらっては困るんだけどね。
で、記念祝賀会。
東京第一ホテル米沢で開かれたんだけど、あれだけの人を見たことがないくらい大勢の人においでいただいた。
500〜600人くらいか。
(写真)小山副学長の挨拶
限られた時間、名刺交換させていただいたり、お話しさせていただいた皆様の中でも社長様を一部紹介させていただくと、
・帝人(株) 大八木成男社長
・帝人化成(株) 酒井和幸社長
・(株)三菱ケミカルホールディングス 小林喜光社長
・(株)ユアテック 大山正征社長
・三菱重機械プロセス機器株式会社 三島守社長
・ケミプロ化成(株) 福岡直彦社長
・(株)タカハタ電子 安房毅社長
・(株)トクシキ 鈴木益次社長
・山形放送(株) 園部稔社長
などなど。
ご多忙中にもかかわらず、おいでいただいてとても有り難い。
特に三菱化学の小林社長とは有機EL事業に関してじっくりお話しさせていただきたかったけど、そうもいかず少々残念であった。
(写真)沖津信也画伯による山大工学部の重要文化財
これから少子化で地方国立大学の存続も危ぶまれているけど、創立200年を迎えられるかどうかは、山大工学部が特色を出し、なくてはならない存在になることだろうなあと思う。
どこにでもあるような駅弁大学はなくなるだけだわ。
有機ELで頑張ってくださいと、声をかけられてますますやる気になった管理人なのであった。
ご支援のクリックを↓