アスパラガス
昨日、土曜日は週末なれど朝五時半に起きて、6時からの小学校での掃除に行って来た。
おとといの夜は研究会で遅かったので、一日中半眠状態。
PTAはしんどいで。
今日、日曜日も朝6時半に起きて、米沢市南部の南原地区に向かった。
体験アスパラガス狩りのイベントが行われたのだ。
7時半の集合時間の直前に到着すると20〜30人の参加者がたむろしていて、中にはカッペイちゃんやコンドウさんもいて、聞くと皆初めてだそうだ。
ちょっと遅れてアワさんや座敷童先生や奥様やビンラディン氏など知ってる顔が続々とやって来た。
御挨拶の後、担当の方から説明を受けて、畑に散らばる。
見るとスーパーで見かけるのが赤ちゃんの様に感じる太っいのがニョキニョキ生えていた。
配給された小さめのポリ袋に、適当にでかい奴をチョキチョキ切って詰めたら30分ぐらいで一杯になった。
その後、みんなで試食会。
ゆでたのは柔らかくて、マヨネーズで食べるとほんのりした甘み。
炭焼きは香ばしくて、塩加減がちょうどよく甘みが増している。
朝採り地産地消の良さはこれですなあ。
で、全日本地域活性化コンサルタント協会会長(注1)としてのまじめな感想。
まず、このレベルのグリーンアスパラは近隣から米沢に持ち込まれ、スーパーで買える。
ここで栽培しても強みはないと思う。
やるなら徹底的に高付加価値を狙うべき。
もっともっと手をかけて他のグリーンアスパラが雑草に思えるようなものを作るべし。
あるいは、グリーンをやめてホワイトにする。
もちろん、味は日本一を狙う。
そうすれば少なくとも首都圏の高級レストランで扱ってくれる。
そして「こんどう」や「ふる山」のような市内の一流店の「売り」になり米沢名物にもなるだろう。
これからの農業は、単に農協を頼って米や野菜を作ってればいいと言うことではなくて、自らが消費者の要求、要望を知り、努力して付加価値の高いものを作ろうとする強い気持ちと、そんな農家の方々を後押しする行政の態度が重要だと思う。
とりあえず農業への補助金を増やせばいいということではないのだからね。
農業にも優秀なコーディネーターがいるなあ、と強く感じた日曜日の朝だった。
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注1)そんなのありません