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2008年11月29日 (土)

DeepでCheapでヤミツキ

 
 
お昼頃、東根市の大富中学に到着し校長先生らとソバ屋に行った。
 
このソバ屋にぜひとも管理人を連れて行きたいという大学職員兼土日坊主の森岡氏のオススメなのだ。
山形はソバ街道と呼ばれていて、どこの店で食べてもハズレナシ。しかも個性満点で細目の更科系から極太の田舎ソバ系までよりどりみどり。

その中でもきょうの「伊勢そば」はかなりdeep。
 
 
1
 
 
というか、
 
 
 
 
deeperを越えて、
 
 
 
 
DEEPEST!
 
  
 
 
外観は単なる古いソバ屋だけど、内部は古いだけでは描写しきれない。
英語で言うと、
 
 
 
 
 
Cheap。
 
 
 
 
というか、
 
 
 
 
Cheapest。
 
 
 
 
とにかく内装に金をかけない。
 
壁は手あかで黒くすすけて、畳はすり切れ、テーブルは昔懐かしい四つ足。
壁には一応額縁が。でも、百円ショップで買ったのか、見た目がチョー安っぽい。
古時計は6時を指して止まってる。
 
 
ひや〜〜〜。
 
 
壁に貼られた手書きの紙切れメニューから定番らしい「そば天750円なり」をみんなで注文。
 
15分ほどでオバサンが持ってくるもニコリともしない。
そう、この店には「サービス」の文字は存在しないのだ。
  
 
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どこかのスーパーの安売りのチューブタイプのワサビをお汁に溶かして極太ソバを口の中にねじ込んだ。
 
 
 
味はというと、
 
 
 
 
 
 
 
 
ソバの香りのする








固い粘土。
  
 
 
 
 
 
 
食べ進むほどにアゴが疲れる。
 
ソバに飽きたらタマネギのかき揚げをかじる。
これがチョーサクサク。
以前はサクサクかつガチガチで箸が刺さらないほどだったとか。
 
 
 
食べ進むほどに、このゴワゴワ、サクサクの絶妙コンビネーションがワンツーパンチのように前頭葉を刺激しはじめ止まらなくなる。みんな無口になり黙々とゴワゴワ、サクサクを繰り返した。
 
 
いつもはアッという間にソバを食べきる管理人だけど、きょうは4人中で一番遅かった。
東根のコアな客達にとってはなんでもないらしい。
 
 
もう一度行くとクセになるやろな。
このDeepなソバ屋。
  
 
  
いや〜、喰った喰ったと中学に戻り1時間半の講演。
対象は約100名の全校生プラス保護者の方々約30名ほど。  
いつものように有機ELの話をして、成功は成功を呼ぶのだ、と熱弁した。
 
 
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質疑応答の時にもずいぶん質問が出てきた。
山形の子供たちは元気で素直で明るいのだ。
 
 
夢を聞かれたので、この中から将来ノーベル賞を受賞するような科学者がでたり、県知事がでて行政を改革して山形を活性化することです。
 
と答えた。
 
 
 
大富中学のみんな、ソバ食べてがんばりや。 
 
 
 
 
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