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2008年1月30日 (水)

おみやげ

 
 
職業柄、おみやげをいただくことが多い。
 
一番多いのは、東京駅でとりあえず購入できるお菓子。
たとえば、「ごまたまご」とか「東京ばな奈」とか。
 
けど、

いただいてうれしいのは、好物(鳩サブレ、赤福餅、551蓬莱の豚まん、三色だんご)とか、ちょっと手に入らない地元の名産品だ。
好奇心旺盛な科学者の端くれの管理人、特に見知らぬ土地の名産品をいただくと、脳の前頭葉かどこかを著しく刺激してくれて自然と顔がほころぶ。
 
そういう意味では、きょうのお客さんは、神戸と東京から刺激を持って来てくれた。
神戸の地元の洋菓子と東京で売り出し中のクッキーだ。
 
 
(写真)左は神戸、右が東京 
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(写真)ケーニヒス・クローネ 
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(写真)東京カンパネラ
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さすが神戸で人気のお菓子とあって、香り、食感、絶妙の甘さ加減など、どれをとっても一級品だった。刺激度120点。
 
東京のお菓子は、普通はサンドイッチ構造のクッキーを三層にした、いわゆるクラブハウスサンドイッチにしたような構造をしていて、有機ELで言うと我々のマルチフォトン素子と同じ構造をしている。
間に挟まる空気層もそれだけ多くなって、サクサク感が倍増し、とても軽くて贅沢な食感をしている。作るのにノウハウがあるらしくて、どこでもできると言うものではなくて、このあたりもマルチフォトン素子と同じだ。刺激度100点。
 
どちらも、おみやげとしては、どなたにも喜ばれるんじゃないでしょうか。
 
 
 
夕方は、新しくきた研究員の歓迎会と就職の決まったポスドクのお祝いをかねて、研究員たちと「一心太助」で懇親会を行った。
 
ここは、米沢でも指折りの魚の美味しい店で、大学からも比較的近くでちょくちょくお世話になる。
 
 
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米沢の雪の話に始まり、食べもの、そして最後はお決まりの心霊研究の話になった。
 
好奇心のかたまりで心霊研究家でもある管理人、まず米沢心霊スポットの紹介とこれまで収集した信頼性の高い体験談のいくつかを披露した。
次に、研究員たちからも、企業での体験談を紹介してもらった。
 
この手の話で信頼性の尺度となるのは、
1)複数の人が同じ体験をしている、
2)再現性がある、
ということで、単なる個人の夢や幻では片づけられない、ということが重要だ。
 
たとえば、きょう聞いた話の中では、ある会社の研究所で、
1)鍵をして防犯装置のスイッチをオンにして帰宅しようとすると、内部に誰もいないはずなのに非常ベルが鳴る、
2)実験をしているとどこからともなく鈴が鳴る音が聞こえてくる、
3)研究施設の前の道路で怪しげな人影(?)を見かける、
など、ほとんどの従業員が体験をするそうだ。
 
一人や二人じゃなくて、従業員全員が体験し、かつ再現性があると、物理現象として理論的に説明できない。
 
一度、みんなで探検に行くかと言う話になったけど、Mさんはマジで恐がっていた。 
 
 
科学者は、いくつになっても好奇心が旺盛で、食べものでもお化けでも、見たことない、聞いたないことは自分の目で確かめたくてしょうがない。
 
 
 
 
だから、うちの研究室へのオミヤゲは、この種の話がホントは一番喜ばれるのだ。
 
 
 
 
 
 
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