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SH003

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

AQUOS SHOT SH003(あくおす しょっと えすえいちぜろぜろさん)は、シャープが日本国内向けに開発・製造した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN対応携帯電話である。

au AQUOS SHOT SH003

SH003 マットブラック
キャリア au
製造 シャープ
発売日 2009年10月30日
概要
OS KCP+(統括用OS)
CPU Qualcomm MSM7500
600MHz
(アプリ用・ARM11E相当)
(モデム用・ARM9E相当)
音声通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xMC
(800MHz/2GHz/新800MHz帯を使用)
データ通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xEV-DO Rev.A
形状 折りたたみ式2軸
サイズ 112 × 51 × 16.6[1] mm
質量 132 g
連続通話時間 260分 (日本国内使用時)
連続待受時間 280時間 (日本国内使用時・移動と静止の組合せ)
充電時間 約150分
データフォルダ 760MB
外部メモリ microSD
(2GB・KDDI公表)
microSDHC
(16GB・KDDI公表)
日本語入力 ケータイShoin9
赤外線通信機能 あり
(IrSimple)
Bluetooth あり
放送受信機能 ワンセグ
(ダビング10対応)
FMラジオ
備考 液晶パネルにタッチパネルを搭載
メインディスプレイ
方式 NEWモバイルASV液晶
解像度 ワイドVGA+
(480×854ドット
サイズ 3.4インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 LED
解像度 7×17ドット
サイズ -
表示色数 1色16階調
メインカメラ
画素数・方式 1210万画素CCD
機能 AF
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
 
マットブラック(Matte Black)
 
シルキーホワイト(Silky White)
 
フロスティピンク(Frosty Pink)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴

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当時発売されていたドコモ向けのSH-06Aソフトバンク向けの933SHとほぼ同じデザインで、au向け機種では初めて、また日本の携帯電話としては初めて1210万画素CCDを搭載したデジタルカメラとなっている。カメラ機能に関してはSH-01B・940SHとほぼ同じであり、メイン液晶画面は折りたたみ形携帯電話では世界最大級となる3.4インチフルワイドVGA液晶である。
ちなみに同社の同キャリア向け機種としてはSH004を除く2009年冬モデル以降より正式にmicroSDHCメモリーカード(16GB・KDDI公表)に対応した[2]

沿革

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  • 2009年9月3日 - 電気通信端末機器審査協会(JATE)通過。
  • 2009年10月19日 - KDDIより発表。
  • 2009年10月30日 - 全国にて一斉発売。
  • 2010年5月 - 販売終了。

主な機能・対応サービス

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主な機能・対応サービス
LISMO!
(着うたフル)
(着うたフルプラス)
(LISMOビデオクリップ)
(LISMO Video)
(LISMO Book)
EZケータイアレンジ バーコードリーダー&メーカー PCサイトビューアー
au BOX ワイヤレスミュージック au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ
フイットネス
カロリーカウンター
EZナビウォーク
EZ助手席ナビ 安心ナビ 災害時ナビ ナカチェン
EZアプリ FullGame!
Bluetooth対戦
EZアプリ(BREW) オープンアプリプレイヤー PCドキュメントビューアー
アレンジメニュー au oneガジェット
マルチプレイウィンドウ[3]
クイックアクセスメニュー
じぶん銀行アプリ EZ・FM
EZチャンネル
EZチャンネルプラス
EZニュースフラッシュ
EZニュースEX
Bluetooth Touch Message EZFeliCa
ケータイ de PCメール デコレーションメール デコレーションアニメ au one メール
緊急通報位置通知 ワンセグ グローバルパスポート
(CDMA・GSM)
赤外線通信 (IrSimple)
無線LAN機能
(Wi-Fi WIN)

auフェムトセル
(別途、ケータイアップデートにて対応)

不具合および新機能の追加

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  • 2010年2月25日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[4]
    • カメラ撮影時に、ズームを行うとリセットする場合がある。
    • 待受画面で電波強度や電池レベルの状態を表示するアイコンが、正しく表示されない場合がある。
    • EZアプリが正しく起動できなくなる場合がある。
    • データフォルダに保存したファイルが再生できなくなる場合がある。
  • 3月17日そのケータイアップデートにおいて、電源がつかないなどの不具合が確認され、配布が一時停止された。[5]
  • 3月19日に不具合が改善され、ケータイアップデートが再開された。[6]
  • 6月15日に不具合の修正、および新機能の追加がケータイアップデートにより行われた。[7]
    • 加速度センサー利用のアプリで左右の動作が正しく認識されない場合がある。
    • 稀に電源投入が出来なくなる場合がある。

※ 事象が発生しても、データが毀損したり、消失したりする事はない。 ※ 事象が発生した場合は、auショップ、PiPit (一部店舗を除く) にて預かり後、修理となる。

    • 宅内用小型基地局「auフェムトセル」に対応した。
    • 決定ボタン、上下左右ボタンが画面に痕を残すことがある。

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  1. ^ 最厚部21mm
  2. ^ 実際は同年夏秋モデルのSH002、およびSportio water beat(SHY01)より簡易的に対応しているが、いずれも利用できる保存領域は2GB以内までとなっている。
  3. ^ 2画面同時表示には非対応
  4. ^ ケータイアップデートのお知らせ KDDI 2010年2月25日
  5. ^ au携帯電話の「ケータイアップデート」停止のお知らせ KDDI 2010年3月17日
  6. ^ KDDI「SH003」のケータイアップデートを再開 KDDI 2010年3月19日
  7. ^ au携帯電話「SH005」の「ケータイアップデート」についてのお知らせ KDDI 2010年6月15日

関連項目

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外部リンク

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