高島直樹
高島 直樹 たかしま なおき | |
---|---|
生年月日 | 1950年5月13日 |
出生地 | 日本 東京都足立区千住 |
没年月日 | 2023年10月2日(73歳没) |
死没地 | 日本 東京都 |
出身校 | 獨協大学経済学部卒業 |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 |
正五位 旭日中綬章 経済学士(獨協大学・1973年) |
公式サイト | 【東京都議会議員 高島なおき】 ゼンリョク・ドット・ネット |
第46代 東京都議会議長 | |
在任期間 | 2014年10月3日 - 2015年10月8日 |
選挙区 | 足立区選挙区 |
当選回数 | 6回 |
在任期間 |
1997年7月23日 - 2009年7月22日 2013年7月23日 - 2023年10月2日 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1983年 - 1993年 |
高島 直樹(たかしま なおき、1950年(昭和25年)5月13日 - 2023年(令和5年)10月2日)は、日本の政治家。
東京都議会議員(6期)、東京都議会議長(第46代)、東京都議会オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員長[1]、2016年東京オリンピック招致委員会理事、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、自由民主党東京都支部連合会幹事長、東京都議会自由民主党幹事長・政務調査会長、足立区議会議員(3期)等を歴任した[2]。
概要
[編集]東京都足立区千住生まれ[1]。獨協中学校・高等学校を経て獨協大学経済学部卒業[1]。1976年3月に東京都議会議員の秘書となる。1981年3月からは実家の株式会社高島製餡所に3代目として従事した[3][4]。1983年に足立区議会議員に当選し、3期務める。1993年に区議を辞職し、東京都議会議員選挙に立候補するが、落選に終わった。1997年7月に再び立候補して、東京都議会議員に初当選を果たし、以後3期連続で務めた[5]。
2006年6月より東京都議会自由民主党政務調査会長、2008年8月より東京都議会自由民主党幹事長。2009年の東京都議会議員選挙では、前回の都議選で選挙区において最下位当選だったため、序盤から苦戦が予想されていた。さらに、自民党を離党した元足立区議会議員2人が無所属で立候補したため、高島を含む保守系4候補で自民党支持層の票を奪い合う構図となった。これにより苦戦し、東京都知事の石原慎太郎や元首相の森喜朗、農林水産大臣の石破茂といった有力者が支援に駆けつけたが、当選できなかった[5][6]。落選後、都議会自民党特別顧問に起用される[1]。2013年、東京都議会議員選挙に自民党公認で足立区選挙区から立候補し、トップ当選により4年ぶりに返り咲いた[5][7]。
2014年10月3日、従来は2年毎の交代が慣例だった東京都議会議長の職を吉野利明が1年で辞任し、高島が第46代議長に選出された。しかし、この慣例を逸脱した出来事に、日本共産党や民主党を始めとした野党4党が反発し、39人の都議が白票を投じる異例の事態となった[7]。2015年10月8日、高島も1年で議長を辞任したため[8]、再び野党から反発を受けた。
2016年9月7日、石原伸晃会長以下、自民党東京都連執行部の総退陣に伴い、9月6日に石原に代わって都連会長に選出された下村博文の下、内田茂の後任の自民党東京都連幹事長に選出された[9]。
晩年は入退院を繰り返していたが[10]、2023年10月2日に間質性肺炎のため東京都の病院で死去した[11][12][13]。73歳没。死没日付をもって正五位に叙され、旭日中綬章を追贈された[14]。
政策・主張
[編集]政治献金
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟や全国たばこ耕作者政治連盟といったたばこ関連団体から、2010年から2015年の間に10万円の政治献金を受けている[16]。
人物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “プロフィール”. 【東京都議会議員 高島なおき】 ゼンリョク・ドット・ネット. 2023年3月11日閲覧。
- ^ 『2016年オリンピック・パラリンピック競技大会招致活動報告書』(PDF)(レポート)東京オリンピック・パラリンピック招致委員会、2010年2月、482-483頁。オリジナルの2022年10月30日時点におけるアーカイブ 。2023年3月11日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 高島なおき モバイル・ゼンリョク. 2016年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
- ^ 「【都議選】足立区。自民党公認 髙島直樹(たかしま なおき)氏の人柄・学歴・経歴は?」『選挙ドットコム』2017年5月20日。2023年3月11日閲覧。
- ^ a b c “歴代議長”. 東京都議会. 2023年3月11日閲覧。
- ^ 「【2009都議選】票の『山』 自から民へ」『東京新聞』2009年7月13日。オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。2016年12月3日閲覧。
- ^ a b 「新議長に高島氏 約1年で異例の交代 議長選は39人が白票」『都政新聞』2014年10月20日号2014年10月20日。オリジナルの2016年10月21日時点におけるアーカイブ。2016年12月3日閲覧。
- ^ 「川井新議長を選出、副議長には小磯氏 都議会定例会閉会」『産経新聞』2015年10月9日。2016年10月21日閲覧。
- ^ 「“都議会のドン”側近が就任 自民都連幹事長に高島直樹都議「小池百合子知事との対立構造、考えていない」」『産経新聞』2016年9月7日。2016年12月3日閲覧。
- ^ “自民都連幹事長の高島都議死去”. 産経新聞. (2023年10月2日) 2023年10月2日閲覧。
- ^ “高島直樹都議が死去 自民都連幹事長、73歳 小池都知事「ご冥福をお祈りする」”. 東京新聞. (2023年10月2日) 2023年10月3日閲覧。
- ^ “自民党東京都連幹事長の高島直樹さん死去、73歳 都議6期目”. 朝日新聞. (2023年10月2日) 2023年10月2日閲覧。
- ^ 「高島直樹氏死去 自民都連幹事長」『山陽新聞デジタル』2023年10月2日。2023年10月5日閲覧。
- ^ 『官報』第1102号8頁 令和5年11月14日
- ^ “排除、再び。”. 【東京都議会議員 高島なおき】 ゼンリョク・ドット・ネット. 活動報告 (2018年4月24日). 2018年6月6日閲覧。
- ^ “タバコ業界からの政治献金の実態調査(第四報)(2010~2015年)” (PDF). 日本禁煙学会 (2017年1月30日). 2019年3月7日閲覧。
- ^ “【杉並区長選】民主党出身の首長を自民党が支える 野党共闘を不可能にする方程式”. 田中龍作ジャーナル (2018年6月17日). 2023年3月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 【東京都議会議員 高島なおき】 ゼンリョク・ドット・ネット
- 高島直樹 (takashima.naoki.adachi) - Facebook
- 高島直樹 (@naoki_zenryoku) - X(旧Twitter)
議会 | ||
---|---|---|
先代 吉野利明 |
東京都議会議長 第46代:2014年 - 2015年 |
次代 川井重勇 |