西国立駅
西国立駅 | |
---|---|
駅舎(2008年3月) | |
にしくにたち Nishi-Kunitachi | |
◄JN 24 矢川 (1.3 km) (1.2 km) 立川 JN 26► | |
所在地 | 東京都立川市羽衣町一丁目25-23 |
駅番号 | JN25 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 34.3 km(川崎起点) |
電報略号 | ニク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
9,232人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)12月11日[1] |
備考 |
西国立駅(にしくにたちえき)は、東京都立川市羽衣町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。駅番号はJN 25。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)12月11日:南武鉄道分倍河原駅 - 立川駅間開通時に開設[1]。
- 1944年(昭和19年)
- 1951年(昭和26年)3月1日:貨物取扱開始[3]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:貨物取扱廃止。
- 1984年(昭和59年)7月1日:立川機関区廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1994年(平成6年)3月1日:自動改札機設置[4]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)4月1日:業務委託化。
- 2010年(平成22年)2月28日:みどりの窓口の営業終了。
- 2015年(平成27年)3月14日:南武線全区間での快速運転開始に伴い、快速通過駅となる[5]。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]JR東日本ステーションサービスが駅管理をする業務委託駅。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。多機能券売機[2]・指定席券売機[2]・自動改札機設置駅。
立川統括センター管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯を除き遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。
駅舎は線路の東側にあり、上り川崎方面1番線ホームとは、かつて当駅に隣接していた立川機関区への入・出庫線跡に設置された短い通路により連絡している。1番線ホームと西側下り立川方面2番線ホームとは跨線橋により連絡している。従来、跨線橋は駅舎と1番線ホーム、2番線ホームをそれぞれ連絡しており、入・出庫線跡に通路が設置されてからも暫くはこの形態であった。駅西側の地域からは主に駅南(矢川駅)側の踏切を経由して駅舎にアクセスする。
当駅始発川崎行が毎日2本設定されている。この当駅始発列車は立川駅の留置線から出庫するが、立川駅では留置線から直接ホームに入線可能な配線では無いため[注釈 1]、当駅まで回送してから営業運転を開始する。なお、下り列車は当駅を通り、立川駅で客を降ろした後、本線上で折返してから留置線に入庫するため、当駅止まりの列車は存在しない。
立川機関区が廃止される以前は川崎方面ホームが島式であり、2面3線の配線となっていた。
駅高架化計画があり、高架化後は島式ホーム1面2線となる予定[7]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 南武線 | 上り | 府中本町・登戸・川崎方面 |
2 | 下り | 立川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2019年9月)
-
ホーム(2019年9月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は9,232人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)8,542 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)9,074 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)9,405 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)9,507 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)9,581 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)9,525 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)9,575 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)9,433 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 9,318 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 9,210 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]9,070 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]9,261 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]9,387 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]9,451 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]9,304 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]9,543 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]9,824 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]9,799 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]9,750 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]9,653 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]9,593 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]9,438 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]9,553 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]9,794 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]9,747 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]10,071 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]10,353 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]10,223 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]10,185 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]10,108 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]7,999 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]8,447 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]8,942 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]9,232 |
駅周辺
[編集]駅名は「西国立」であるが、所在地は立川市羽衣町であり、国立市境とは若干距離がある。
駅舎改札外に駅ナカのパン屋(飲食可)、向かいに飲食店が立ち並び、コンビニはファミリーマートがある。
周辺は大規模なマンションも目立つが、主として低層の住宅地である。西側には共済立川病院を始め、立川駅よりも当駅が至近の「立川」を称する施設が多数ある。
以前は、立川市役所・国の立川地方合同庁舎・立川公共職業安定所があったが、いずれも立川駅北口へ移転した。市役所跡施設の一部を暫定活用して、2012年12月に「立川市子ども未来センター」が設置された。また、東京都立多摩図書館(東京都立多摩社会教育会館)は国分寺市への移転に伴い、2016年12月に閉館となった。
- 立川市市民会館(たましんRISURUホール)
- 立川市子ども未来センター
- 国家公務員共済組合連合会立川病院
- 健生会ふれあい相互病院
- 東京都立川合同庁舎
- 東京都立川都税事務所
- 東京都多摩建築指導事務所
- 東京都多摩環境事務所
- 東京都多摩教育センター
- 東京都多摩教育事務所
- 東京都立多摩社会教育会館
- 東京都西部学校経営支援センター
- 東京都教職員研修センター立川分室
- 東京都教育相談センター立川出張相談室
- 郵政大学校・中央郵政研修センター
- 中央郵政研修所内郵便局
- 立川錦郵便局
- 立川錦町四郵便局
- 西友西国立店
- サミットストア羽衣いちょう通り店
- 立川聖苑
- 矢川緑地保全地区
- 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学
- 星槎国際高等学校立川学習センター
- 立川市立第六小学校
- 立川市立立川第三中学校
- オーベルジュときと(旧無門庵)
バス路線
[編集]- 西国立駅入口
- 立川六小
- 立川バス
- 国15:立川駅北口 / 国立駅南口
- 国15-1:立川駅南口 / 国立駅南口
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 一度本線に入って折返す必要がある。
出典
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。
- ^ a b c d “駅の情報(西国立駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
- ^ 「日本国有鉄道公示第41号」『官報』1951年3月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-115-5。
- ^ 『2015年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年12月19日、7頁。オリジナルの2020年2月3日時点におけるアーカイブ 。2020年4月29日閲覧。
- ^ 『2024年度のホームドア整備駅の追加について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年8月20日。オリジナルの2024年8月20日時点におけるアーカイブ 。2024年8月20日閲覧。
- ^ 『都市高速鉄道東日本旅客鉃道南武線(谷保駅 - 立川駅間)都市計画素案説明会』(レポート)東京都都市整備局、2023年8月、18頁 。2023年8月3日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(西国立駅):JR東日本