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荒木実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒木 実(あらき みのる、1949年2月9日[1]- )は、京都市右京区出身[2]の元競輪選手[1]日本競輪学校第23期生[1]。同期には阿部道らがいる。

経歴

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京都府立桃山高等学校時代は野球部に在籍し、同部の主将を務めた[2]

1966年9月18日[1]和歌山競輪場でデビューするや、無傷の18連勝を達成。若い頃よりマーク型の選手としてトップスターへの道へと上りつめ、1974年に行われた高松宮杯競輪では、中を一気に割って伸び優勝。2年後の高松宮杯でも同じような形のレース内容で制した。ちなみに2回とも、雨が降りしきる中レースが行われたが、そのことにあやかって、雨男のニックネームがつけられた。

1988年、競輪発祥40周年を記念して、平塚競輪場で開催されたルビーカップのシニア杯に出走し優勝した。

2000年3月31日競輪選手登録削除。通算勝利数382。

現役引退後は日刊スポーツでの評論家を経て、スポーツニッポンで評論家を務める[3]。またSPEEDチャンネルでも専門解説者等で活動中。専門解説は主に近畿地区の競輪場で行っているが、広島競輪場など他地区の競輪場でも行うことがある。

2018年2月1日付で、日本名輪会入りした[4]

脚注

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  1. ^ a b c d 競輪打鐘読本、151頁。
  2. ^ a b 立川競輪フリーペーパー 『とらいふぇくた』 2010年7月号
  3. ^ 【特報】村上義弘引退特集コメント「荒木実氏」”. KEIRINスポニチ (2022年10月10日). 2023年1月29日閲覧。
  4. ^ 競輪・名輪会に新規会員 - 西日本スポーツ、2018年2月1日

参考文献

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  • 『競輪打鐘読本 バンクの"鬼"たちが叫びまくる!』宝島社〈別冊宝島343〉、1997年。ISBN 978-4-7966-9343-1 

関連項目

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外部リンク

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