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芋沢川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
芋沢川
芋沢川 2005年撮影
七子田橋から上流方向
水系 一級水系 名取川
種別 一級河川
延長 8 km
平均流量 0.5 m3/s
(広瀬川への合流点付近
2000年6~11月中の4日間平均)
流域面積 24 km2
水源 仙台市青葉区
水源の標高 -- m
河口・合流先 広瀬川
流域 宮城県仙台市青葉区
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芋沢川(いもざわかわ)は、宮城県仙台市青葉区を流れる名取川水系広瀬川支流の一級河川である。江戸時代には沢内川と呼ばれていた。

地理

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宮城県仙台市青葉区芋沢地区北部の奥羽山脈の東の山中に源を発し南東に流れ、JR陸前落合駅付近で広瀬川に合流する。

源流は標高200から300メートルほどで低く、すぐに渓流から脱して両岸に平地を持つ。この平地は広瀬川の河岸段丘で、水田に利用されており、広瀬川中流域では最大の農業地帯である。低い丘の部分に住宅地がある。水田・ため池が多く、広瀬川本流や他の支流と比べて降雨による流量の変動が比較的少ないという特徴を持つ[1]

環境

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宅地化が進み一時期水質が悪化したが、後に回復している。支流の赤坂川の上流には赤坂温泉があって、その成分も水質に影響を与えている[2]。2011年度の調査で、最下流部の生物化学的酸素要求量(BOD)75%値は 0.9 mg/L[3]、2018年度には1.0mg/Lであった[4]

支流

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  • 蒲沢川
  • 赤坂川

橋梁

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脚注

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  1. ^ 西城潔・丸井陽子「広瀬川水系を構成する支流群の流出特性」、『宮城教育大学環境教育研究紀要]』第3巻、2000年。
  2. ^ 森田衣子・佐藤優花里・村松隆「河川水質調査による環境学習を進めるために -- 広瀬川水質調査と実験課題」。
  3. ^ 仙台市環境局環境部環境企画課『仙台市の環境』杜の都環境プラン(仙台市環境基本計画)平成23年度実績報告書、2012年4月、30頁。
  4. ^ 仙台市環境局環境部環境企画課『仙台市の環境』杜の都環境プラン(仙台市環境基本計画)平成23年度実績報告書、2019年11月、27頁。

関連項目

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