船岡駅 (宮城県)
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船岡駅 | |
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駅舎(2022年5月) | |
ふなおか Funaoka | |
◄大河原 (3.0 km) (4.6 km) 槻木► | |
所在地 | 宮城県柴田郡柴田町船岡中央1丁目[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 323.1 km(東京起点) |
電報略号 | ナオ←ナヲ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
2,918人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)2月25日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
船岡駅(ふなおかえき)は、宮城県柴田郡柴田町船岡中央1丁目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)2月25日:開業[3]。
- 1980年(昭和55年)9月20日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[3]。
- 1986年(昭和61年)12月24日:みどりの窓口を設置[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[3]。
- 1990年(平成2年)8月4日:コミュニティプラザを併設した駅舎に改築[5]。
- 2003年(平成15年)
- 2014年(平成26年)10月1日:業務委託化。船岡駅長が廃止され、岩沼駅長管理下となる。
- 2023年(令和5年)3月31日:みどりの窓口の営業を終了[8]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][9]。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。元々は単式・島式ホーム2面3線であったが、中線の架線は撤去されており、保守用となっている。
JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅で、岩沼駅が当駅を管理する。
駅舎は1990年(平成2年)8月に完成した木造平屋建てで、鉄骨造2階建てのコミュニティプラザを併設している[5]。
改札口は2か所あり、1階部分のホームに面したものと、跨線橋の2階部分に東西自由通路と直結したものとがある。1階改札口はJR社員が配置され、自動券売機(Suica対応)と自動改札機(Suica、えきねっとQチケ対応)が設置されている(自動精算機はない)。2階改札口は地元柴田町の要望により設置され、当初からJR東日本東北総合サービスに委託されており、Suica対応自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。土休日は終日閉鎖されるが[1]、4月の花見シーズンや1月、2月に仙台大学の入試があるときなどは臨時営業する。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 白石・福島方面[10] |
2 | 下り | 仙台方面[10] |
-
1階改札口(2022年5月)
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2階改札口(2010年5月)
-
1番線ホーム(2022年5月)
-
2番線ホーム(2022年5月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,918人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 3,234 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 3,262 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 3,224 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 3,248 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 3,193 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 3,189 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 3,170 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 3,135 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 3,128 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 3,135 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 3,125 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 3,055 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 863 | 2,413 | 3,276 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 916 | 2,434 | 3,351 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 914 | 2,400 | 3,315 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 924 | 2,430 | 3,354 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 948 | 2,409 | 3,357 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 966 | 2,375 | 3,342 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 965 | 2,360 | 3,326 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 948 | 2,371 | 3,319 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)530 | 1,726 | 2,256 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)600 | 1,853 | 2,454 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)730 | 1,952 | 2,683 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)844 | 2,074 | 2,918 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]柴田町の中心部であり、仙台都市圏のベッドタウンである。周辺には住宅街が形成され、駅の利用者も多い。
- 一目千本桜 - 大河原 - 船岡間の白石川堤の桜並木。例年4月中旬ごろが見ごろで船岡城址公園の桜と一体化した景観が素晴らしい。
- 船岡城址公園 - 白石川堤の一目千本桜とともに日本さくら名所100選の地。小説『樅ノ木は残った』のゆかりの地。
- 柴田町役場
- 柴田郵便局
- 仙台大学
- 宮城県柴田高等学校
- ED71 - 東北本線の電化黎明期を支えた電気機関車。37号機がオハフ61形客車とともに静態保存されている。
- 柴田町立船岡中学校
- 柴田町立船岡小学校
- 宮城県立船岡支援学校
- JAみやぎ仙南船岡
- 七十七銀行船岡支店
- 大河原警察署柴田交番
- 角田宇宙センター - 宇宙航空研究開発機構のロケットエンジン開発施設。行政上は角田市に属するが、当駅が最寄り。車で約10分ほど。
- イオン船岡店
その他
[編集]「伊達騒動の中心的存在であった原田甲斐の居城・船岡城を模して建設された駅」として、2002年(平成14年)に東北の駅百選へと選定された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e “駅の情報(船岡駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、23頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、404頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「仙鉄、二駅に「みどりの窓口」開設」『交通新聞』交通協力会、1986年12月23日、2面。
- ^ a b 「モダンな城風駅舎に JR船岡駅 地元プラザと合築」『交通新聞』交通新聞社、1990年8月9日、2面。
- ^ 「仙台圏 JR在来線 41駅 自動改札でスイスイ 8月完了」『河北新報』河北新報社、2003年6月6日、夕刊、1面。
- ^ 『2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2003年8月21日。オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月26日閲覧。
- ^ “駅の情報(船岡駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月28日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(船岡駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月22日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(船岡駅):JR東日本