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会津川口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
会津川口駅
駅舎(2023年7月)
あいづかわぐち
Aizu-Kawaguchi
会津中川 (2.5 km)
(2.8 km) 本名
地図
福島県大沼郡金山町大字川口字森ノ上508
北緯37度27分18.3秒 東経139度31分26.0秒 / 北緯37.455083度 東経139.523889度 / 37.455083; 139.523889座標: 北緯37度27分18.3秒 東経139度31分26.0秒 / 北緯37.455083度 東経139.523889度 / 37.455083; 139.523889
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 只見線
キロ程 60.8 km(会津若松起点)
電報略号 カワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
44人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1956年昭和31年)9月20日[1]
備考 簡易委託駅[2]
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会津川口駅(あいづかわぐちえき)は、福島県大沼郡金山町大字川口字森ノ上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線である。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホームは只見川のほとりにあり、ホームから駅舎へ構内踏切がのびている。このほか、構内には手動の転車台がある。

あいづ統括センター(会津若松駅)管理の簡易委託駅であり、金山町が受託し、金山町観光物産協会に再委託している。出札窓口が設置されている[2]

1987年(昭和62年)竣工の駅舎は2階建てで、JA会津よつば金山支店や川口郵便局との合築となっている[4]。川口郵便局は集配部併設である。このほか、駅舎内には金山町観光情報センター(OASIS)もあり、レンタサイクルの取り扱いがある。

のりば

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駅舎側から記載。

ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 只見線 下り 只見小出方面[8]
上り 会津若松方面[8]
反対側

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員44人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     101 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     99 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     91 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     88 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     90 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     93 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     94 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     92 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     90 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     84 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     84 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     57 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 26 38 65 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 29 37 66 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 39 35 75 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 35 34 70 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 30 33 64 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 26 31 57 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 27 27 54 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 27 23 51 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 20 17 37 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 19 12 31 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 31 6 38 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 33 10 44 [利用客数 1]

駅周辺

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金山町の中心部であり、官公庁や学校が所在している。レンタサイクルでアクセスできる範囲には、玉梨温泉がある。

バス路線

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最寄りバス停は、駅舎すぐ前に位置する「川口駅前」。ただし、バス停の看板では「会津川口駅前」の表記になっている。

このほか、町営のデマンドタクシーである「かねやま乗合タクシー」各路線が駅前を発着する。かつては金山町町営バスが乗り入れていた。

その他

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「只見川の雄大な流れに沿い船着場のように見える駅」として、2002年(平成14年)には、東北の駅百選へと選定された。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
只見線
会津中川駅 - 会津川口駅 - 本名駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越西線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日、23頁。 
  2. ^ a b c 広報かねやま お知らせ版 令和6年3月28日発行/第132号 > 4月1日より会津川口駅で乗車券類の販売を通年行います” (PDF). 金山町. p. 11 (2024年3月28日). 2024年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月1日閲覧。
  3. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、522頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b 「いま 東北地域の駅は“C・C時代" 地域住民の“憩いの場”に変身」『交通新聞』交通協力会、1987年3月8日、2面。
  5. ^ a b 越前勤『東日本大震災「復興」時刻表』講談社、2012年、174-175頁。ISBN 978-4-06-217570-8 
  6. ^ 福島県 県内の公共交通機関運行状況[リンク切れ]
  7. ^ 只見線全線運転再開について』(PDF)(プレスリリース)福島県/東日本旅客鉄道仙台支社、2022年5月18日https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20220518_s02.pdf2022年5月18日閲覧 
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(会津川口駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月17日閲覧。
  9. ^ 会津バス運行系統図” (PDF). 路線バス時刻表(PDF版)- 会津バス. 会津バス (2023年4月1日). 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月5日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月22日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月11日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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