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町田浩樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
町田 浩樹
ユニオンSGでの町田浩樹(2024年)
名前
愛称 マチ
カタカナ マチダ コウキ
ラテン文字 MACHIDA Koki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-08-25) 1997年8月25日(27歳)
出身地 茨城県つくば市
身長 190cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム ベルギーの旗 ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ
ポジション DF(CB)
背番号 28
利き足 左足
ユース
2010-2015 日本の旗 鹿島アントラーズ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2023 日本の旗 鹿島アントラーズ 87 (8)
2022-2023 ベルギーの旗 ユニオンSG(loan) 19 (0)
2023- ベルギーの旗 ユニオンSG 31 (1)
通算 137 (9)
代表歴2
2021  日本U-24 1 (0)
2023- 日本の旗 日本 16 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月27日現在。
2. 2024年11月19日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

町田 浩樹(まちだ こうき、1997年8月25日 - )は、茨城県つくば市出身のプロサッカー選手ジュピラー・プロ・リーグロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ所属[1]。ポジションはディフェンダー(センターバック)。日本代表早稲田大学人間科学部卒業。

来歴

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プロ入り前

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鹿島アントラーズ下部組織出身。 2015年、2種登録選手でトップチームに登録。プレミアリーグEASTでは鹿島アントラーズユースの守備の中心として18試合でリーグ最少の12失点で初優勝。高円宮杯U-18サッカーリーグ2015チャンピオンシップでは完封をして優勝に貢献した[2]

鹿島アントラーズ

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2016年、平戸太貴田中稔也垣田裕暉と共にトップチームに昇格[3]。5月25日、若手中心の編成で挑んだナビスコカップ第6節のジュビロ磐田戦で公式戦初出場を果たした。2017年5月14日、第11節のヴィッセル神戸戦でプロ入り初先発を果たした[4]。翌節となる5月19日に行われたJ1第12節川崎フロンターレ戦にて右膝前十字靭帯損傷の怪我を負い、全治6ヶ月の診断[5]。2018年7月28日に行われた第18節のガンバ大阪戦でプロ入り初得点を決めた[6]

ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ

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2022年1月4日、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに1年半の期限付き移籍をすることが発表された[7][8]。2月13日に行われたシント=トロイデンVV戦で先発デビューし、フル出場を果たした[9]。2022-23シーズンは開幕直後の負傷で試合に出られない状態が続いたが、2023年1月12日のベルギーカップ準々決勝・KAAヘント戦で復帰。これが今シーズン初出場となり、先発フル出場を果たすと4-0の快勝に貢献。チームは準決勝進出を決めた[10]。3月29日、同クラブへ完全移籍することが発表された[11]。4月10日、早稲田大学人間科学部を卒業したことを発表した[12]。5月9日、クロッキーカップ決勝でロイヤル・アントワープFC相手に決勝ゴールを挙げ、クラブを110年ぶりの優勝に導いた[13][14][15]

日本代表

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2016年、AFC U-19選手権のメンバーに選出。準決勝のベトナム戦で初先発を果たすと、無失点で決勝進出に貢献した[16]。 翌年5月に行われたU-20ワールドカップのメンバー候補による直前の合宿には選ばれていたが、U-20ワールドカップのメンバーからは落選した[17]

2019年3月14日、AFC U-23選手権タイ2020予選(3/22~26@ミャンマー)に臨むU-22日本代表メンバーに選出。世代別代表復帰となった。

2020年1月、AFC U-23選手権2020の日本代表に選ばれ出場した。1年後に延期された東京オリンピックでは当初メンバーに入ることができずバックアップメンバーとして選出されていたが大会の規定が変わり正規メンバーに昇格し、大会では途中出場ながら2試合に出場した。

2023年3月18日、UEFAヨーロッパリーグの試合で右膝を負傷した冨安健洋の代替として、キリンチャレンジカップ2023のサッカー日本代表(A代表)メンバーに追加で初招集された。

同年9月12日にベルギーで行われたトルコ代表との国際親善試合にてスタメンで出場し、A代表デビューを果たした[18]

プレースタイル

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190cmの長身を持ち[1]、空中戦の強さとラインコントロール、左足のフィードを得意とするCB[2][19]。中学1年生からセンターバックを本職とする「生粋の左利きの大型センターバック」である[2]。同クラブの中田浩二からラインコントロールの指導、小笠原満男から「ボールを奪いに行くところとコースを切るところの判断」など実戦的な指導を受けており、すぐにそれを自身に還元し成長した[2]。空中戦の強さと精度の高い左足のキック、ストライドの大きいオーバーラップなどを生かし、左サイドバックで起用されることも増えてきている。

人物

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2024年6月7日に一般女性と入籍したことを12日に自身のSNSにて報告[20]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 鹿島 28 J1 0 0 2 0 0 0 2 0
2017 2 0 0 0 0 0 2 0
2018 8 2 4 0 1 0 13 2
2019 22 1 0 0 5 0 27 1
2020 21 0 2 0 - 23 0
2021 34 5 3 0 2 0 39 5
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2021-22 USG 28 JPL 11 0 - - 11 0
2022-23 8 0 - 1 0 9 0
2023-24 -
通算 日本 J1 87 8 11 0 8 0 106 8
ベルギー JPL 19 0 - 1 0 20 0
総通算 106 8 11 0 9 0 126 8
  • 2015年は2種登録選手
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2016 鹿島 28 - 0 0
2017 0 0 -
2018 0 0 0 0
2019 9 0 -
通算 AFC 9 0 0 0

その他の国際公式戦

タイトル

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クラブ

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鹿島アントラーズユース
鹿島アントラーズ
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ

代表

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代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 16試合 0得点(2023年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2023 5 0
2024 11 0
通算 16 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2023年9月12日 ベルギーの旗ヘンク セゲカ・アレーナ トルコの旗 トルコ ○4-2 森保一 キリンチャレンジカップ2023
2. 2023年10月13日 日本の旗新潟 デンカビッグスワンスタジアム カナダの旗 カナダ ○4-1 MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023
3. 2023年10月17日 日本の旗神戸 ノエビアスタジアム神戸 チュニジアの旗 チュニジア ○2-0 キリンチャレンジカップ2023
4. 2023年11月16日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 ミャンマーの旗 ミャンマー ○5-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 2027・予選
5. 2023年11月21日 サウジアラビアの旗 ジッダ プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム シリアの旗 シリア ○5-0
6. 2024年1月1日 日本の旗 東京 国立競技場 タイ王国の旗 タイ ○5-0 TOYO TIRES CUP 2024
7. 2024年1月24日 カタールの旗 ドーハ アル・トゥマーマ・スタジアム インドネシアの旗 インドネシア ○3-1 AFCアジアカップ2023
8. 2024年1月31日 バーレーンの旗 バーレーン ○3-1
9. 2024年3月21日 日本の旗 東京 国立競技場 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 ○1-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 2027・予選
10. 2024年6月11日 日本の旗 広島 エディオンピースウイング広島 シリアの旗 シリア ○5-0
11. 2024年9月5日 日本の旗 さいたま 埼玉スタジアム2002 中華人民共和国の旗 中国 ○7-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
12. 2024年9月11日 バーレーンの旗 リファー バーレーン・ナショナル・スタジアム バーレーンの旗 バーレーン ○5-0
13. 2024年10月10日 サウジアラビアの旗 ジッダ キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアム サウジアラビアの旗 サウジアラビア ○2-0
14. 2024年10月15日 日本の旗 さいたま 埼玉スタジアム2002 オーストラリアの旗 オーストラリア △1-1

脚注・出典

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  1. ^ a b 鹿島アントラーズからの期限付き移籍中。 鹿島アントラーズオフィシャルウェブ「町田 浩樹」選手紹介”. 鹿島アントラーズ (2015年12月15日). 2018年1月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 高円宮杯で未来のA代表CB発見!優勝の鹿島ユース、町田浩樹への期待。”. Number Web (2015年12月15日). 2018年1月5日閲覧。
  3. ^ 鹿島ユースDF町田ら“黄金世代”4人が昇格内定”. 日刊スポーツ (2015年10月9日). 2018年1月5日閲覧。
  4. ^ Jリーグ初出場の鹿島DF町田浩樹、敗戦も前向き「悔しい気持ちをバネにしたい」”. Goal (2017年5月14日). 2018年1月5日閲覧。
  5. ^ 町田選手の負傷について”. 鹿島アントラーズ (2017年5月20日). 2018年1月5日閲覧。
  6. ^ [1] ゲキサカ(2018年7月28日)
  7. ^ 町田選手がロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍合意”. 鹿島アントラーズ (2022年1月4日). 2022年1月6日閲覧。
  8. ^ [2] フットボールチャンネル(2022年1月4日)2021年1月4日閲覧
  9. ^ 香川真司、町田浩樹がデビュー ベルギー1部サッカー 毎日新聞(2022年2月14日)2022年2月15日閲覧。
  10. ^ 「感動した」負傷から復帰の町田浩樹へベルギーの地元サポーターが熱い歓迎! この反応に日本のファンは喜びつつも「帰ってこなそう」と胸中複雑な声 サッカー批評Web(2023年1月14日)
  11. ^ 町田 浩樹選手 ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ完全移籍のお知らせ”. 鹿島アントラーズ (2023年3月29日). 2023年4月1日閲覧。
  12. ^ 町田浩樹 - Instagram: "先月、早稲田大学人間科学部を卒業しました🎓 これからも好奇心、探究心を常に持ち成長していきます! I graduated from Waseda University🎓 I will continue to have sense of curiosity in everything!"”. Instagram. 2023年4月10日閲覧。
  13. ^ 町田浩樹が決勝ゴール! サンジロワーズを110年ぶりベルギー・カップ制覇に導く”. ゲキサカ. 2024年5月10日閲覧。
  14. ^ The matchwinner CUP WINNER. 🏆🤩”. X. 2024年5月10日閲覧。
  15. ^ 🥹🥹🥹🥹”. X. 2024年5月10日閲覧。
  16. ^ 【U-19アジア選手権|日本 3-0 ベトナム|採点・寸評】圧巻の完勝劇で10年ぶりの決勝へ!! MOMは〝絶品″プレーを見せたMF市丸 サッカーダイジェスト(2016年10月28日)
  17. ^ FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017 招集メンバー”. 日本サッカー協会. 2018年1月5日閲覧。
  18. ^ co.,Ltd, FromOne (2023年9月12日). “トルコ戦に臨む日本代表スタメン発表! 毎熊、町田がA代表デビューへ”. サッカーキング. 2023年9月12日閲覧。
  19. ^ 鹿島の五輪代表DF町田がサンジロワーズ移籍”. 産経ニュース (2022年1月4日). 2022年1月4日閲覧。
  20. ^ 日本代表DF町田浩樹 SNSで結婚報告 ウエディングフォトも公開 大勝のシリア戦にはフル出場 - スポニチ Sponichi Annex サッカー”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年6月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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