片山洋

片山 洋
名前
カタカナ	カタヤマ ヒロシ
ラテン文字	KATAYAMA Hiroshi
基本情報
国籍	日本
生年月日	(1940-05-28) 1940年5月28日（84歳）
出身地	東京都目黒区自由が丘
身長	170cm
体重	69kg
選手情報
ポジション	DF
ユース
1956-1958	慶應義塾高校
1959-1962	慶應義塾大学
クラブ1
年	クラブ	出場	(得点)
	慶應BRB
1963-1972	三菱重工	107	(3)
通算		107	(3)
代表歴2
1961-1971	日本	38	(0)
獲得メダル 男子 サッカー オリンピック 銅 1968 サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。2008年9月10日現在。 2. 2008年9月10日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

片山 洋（かたやま ひろし、1940年5月28日 - ）は、東京市目黒区（現：東京都目黒区） 出身の元サッカー選手。選手時代のポジションはディフェンダー（右サイドバック）。父は日産・フェアレディZの生みの親として知られる片山豊。また、義父は元毎日映画社社長の対馬好武。親戚に森永製菓第7代代表取締役社長の矢田雅之、第14代相模鉄道社長の対馬好次郎がいる。

来歴

目黒区自由ヶ丘（現：自由が丘）で生まれ、戦時中は伊豆に疎開していた。終戦後は再び自由が丘に戻り、東京第一師範学校男子部附属小学校（現：東京学芸大学附属世田谷小学校）でサッカーを始めて、東京学芸大学附属世田谷中学校および慶應義塾高等学校ではサッカー部に所属したが全国規模の大会への出場経験は無かった。慶應義塾大学法学部に進学後はソッカー部に入部し、大学2年時に慶應BRBの一員として天皇杯で準優勝した。

大学在学中の1960年9月のパフタコル戦でサッカー日本代表として初出場、以降日本代表として38試合に出場。1968年メキシコシティーオリンピックでの銅メダル獲得に貢献した。1968年5月23日に国立競技場で行われたアーセナルFCと日本代表の第1戦では相手シュートをパンチングして防ぎPKを与え決められたが退場にはならず続く第2戦、第3戦にもフル出場した。

また、大学卒業後は三菱重工業に入社してサッカー部に所属。1972年までプレーしたが、1973年にサッカー部の選手登録を外れて、以降はサッカー界から離れて社業に専念することとなり、ダイヤ・ピーアールの社長に就任。現在は同社顧問を務める傍ら、三菱養和サッカースクールでヘッドコーチ、日本サッカーリーグOBによる「旧丸の内5社会」の会長を務めている。

2007年に日本サッカー殿堂入りを果たした。。

所属クラブ

• 東京第一師範学校男子部附属小学校（現：東京学芸大学附属世田谷小学校）
• 1953年 - 1955年 : 東京学芸大学附属世田谷中学校
• 1956年 - 1958年 : 慶應義塾高等学校
• 1959年 - 1962年 : 慶應義塾大学
• 1963年 - 1972年 : 三菱重工

個人成績

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
				出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		-		天皇杯		期間通算
1965	三菱		JSL	14	1	-		-		14	1
1966				14	1	-
1967				13	0	-
1968				14	0	-
1969				14	0	-
1970				14	1	-
1971				14	0	-
1972			JSL1部	10	0	-
通算	日本		JSL1部	107	3	-
総通算				107	3	-

代表歴

出場大会

• 東京五輪（1964年）
• アジア競技大会 (1966, 1970, 1974)
• メキシコシティ五輪（1968年）
• 1970 FIFAワールドカップ・アジア・オセアニア予選
• ミュンヘン五輪予選

試合数

• 国際Aマッチ 38試合 0得点(1961 - 1971)

日本代表	国際Aマッチ		その他		期間通算
年	出場	得点	出場	得点	出場	得点
1960	0	0	8	0	8	0
1961	4	0	1	0	5	0
1962	1	0	0	0	1	0
1963	5	0	9	0	14	0
1964	1	0	19	0	20	0
1965	4	0	8	0	12	0
1966	6	0	12	0	18	0
1967	5	0	16	0	21	0
1968	3	0	19	0	22	0
1969	4	0	12	0	16	0
1970	0	0	2	0	2	0
1971	5	0	8	0	13	0
通算	38	0	114	0	152	0

出場

No.	開催日	開催都市	スタジアム	対戦相手	結果	監督	大会
1.	1961年08月02日	クアラルンプール		マラヤ	●2-3	高橋英辰	ムルデカ大会
2.	1961年08月06日	クアラルンプール		インド	○3-1		ムルデカ大会
3.	1961年08月10日	クアラルンプール		南ベトナム	●2-3		ムルデカ大会
4.	1961年08月15日	シンガポール		インドネシア	●0-2		国際親善試合
5.	1962年09月21日	シンガポール		シンガポール	●1-2		国際親善試合
6.	1963年08月08日	クアラルンプール		マレーシア	○4-3	長沼健	ムルデカ大会
7.	1963年08月10日	クアラルンプール		タイ	○4-1		ムルデカ大会
8.	1963年08月12日	クアラルンプール		南ベトナム	○5-1		ムルデカ大会
9.	1963年08月13日	クアラルンプール		韓国	△1-1		ムルデカ大会
10.	1963年08月15日	クアラルンプール		チャイニーズタイペイ	●0-2		ムルデカ大会
11.	1964年10月16日	東京都	駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場	ガーナ	●2-3		オリンピック
12.	1965年03月14日	香港		香港	○2-1		国際親善試合
13.	1965年03月22日	ラングーン		ビルマ	△1-1		国際親善試合
14.	1965年03月25日	シンガポール		シンガポール	○4-1		国際親善試合
15.	1965年03月27日	クアラルンプール		マレーシア	△1-1		国際親善試合
16.	1966年12月10日	バンコク		インド	○2-1		アジア大会
17.	1966年12月11日	バンコク		イラン	○3-1		アジア大会
18.	1966年12月14日	バンコク		マレーシア	○1-0		アジア大会
19.	1966年12月16日	バンコク		シンガポール	○5-1		アジア大会
20.	1966年12月17日	バンコク		タイ	○5-1		アジア大会
21.	1966年12月18日	バンコク		イラン	●0-1		アジア大会
22.	1967年09月27日	東京都	国立霞ヶ丘競技場陸上競技場	フィリピン	○15-0		オリンピック予選
23.	1967年09月30日	東京都	国立霞ヶ丘競技場陸上競技場	チャイニーズタイペイ	○4-0		オリンピック予選
24.	1967年10月03日	東京都	国立霞ヶ丘競技場陸上競技場	レバノン	○3-1		オリンピック予選
25.	1967年10月07日	東京都	国立霞ヶ丘競技場陸上競技場	韓国	△3-3		オリンピック予選
26.	1967年10月10日	東京都	国立霞ヶ丘競技場陸上競技場	南ベトナム	○1-0		オリンピック予選
27.	1968年03月30日	シドニー		オーストラリア	△2-2		国際親善試合
28.	1968年04月04日	アデレード		オーストラリア	○3-1		国際親善試合
29.	1968年10月14日	プエブラ		ナイジェリア	○3-1		オリンピック
30.	1969年10月10日	ソウル		オーストラリア	●1-3		ワールドカップ予選
31.	1969年10月12日	ソウル		韓国	△2-2		ワールドカップ予選
32.	1969年10月16日	ソウル		オーストラリア	△1-1		ワールドカップ予選
33.	1969年10月18日	ソウル		韓国	●0-2		ワールドカップ予選
34.	1971年07月28日	コペンハーゲン		デンマーク	●2-3	岡野俊一郎	国際親善試合
35.	1971年09月23日	ソウル		マレーシア	●0-3		オリンピック予選
36.	1971年09月27日	ソウル		フィリピン	○8-1		オリンピック予選
37.	1971年09月29日	ソウル		チャイニーズタイペイ	○5-1		オリンピック予選
38.	1971年10月02日	ソウル		韓国	●1-2		オリンピック予選

関連項目

• 慶應義塾大学の人物一覧

外部リンク

• 片山洋 - Olympedia (英語)
• 片山洋 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
• 片山洋 - National-Football-Teams.com (英語)
• 片山洋 - FootballDatabase.eu (英語)
• 片山洋 - WorldFootball.net (英語)
• 片山洋 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
• 片山洋 - FIFA主催大会成績 (英語)
• 片山洋 - TheFinalBall.com (英語)