コンテンツにスキップ

新柏駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新柏駅
東口 駅ビル「エキア新柏」
(2023年9月)
しんかしわ
Shin-kashiwa
TD 24 (2.9 km)
(1.3 km) 増尾 TD 26
地図
所在地 千葉県柏市新柏一丁目1510
北緯35度50分17.1秒 東経139度58分1.6秒 / 北緯35.838083度 東経139.967111度 / 35.838083; 139.967111座標: 北緯35度50分17.1秒 東経139度58分1.6秒 / 北緯35.838083度 東経139.967111度 / 35.838083; 139.967111
駅番号 TD25
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 45.8 km(大宮起点)
電報略号 シカ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]20,030人/日
-2023年-
開業年月日 1983年昭和58年)7月21日
テンプレートを表示
西口(2024年8月)

新柏駅(しんかしわえき)は、千葉県柏市新柏一丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅ナンバリングTD 25

歴史

[編集]
  • 1983年昭和58年)7月21日:開設。
    • 開設前、駅東側の地名から地元では「名戸ヶ谷駅」が仮称として用いられていたが、駅周辺の地名が「名戸ヶ谷」から「新柏」へ変更が予測される等を考慮して「新柏駅」と名付けられた[1]
  • 2022年令和4年)11月18日:EQUiA(エキア)新柏オープン[2]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅。駅が谷間に立地する地形的要因によるものであり、駅増尾側には踏切が、柏側には踏切と歩道橋がある。駅新設以前は、谷戸を横断する土盛りの築堤であった。増尾側にホーム延伸スペースが確保されている。ホームと駅舎間を連絡する階段はホーム柏寄り端にある1か所のみであり、エスカレーター階段に併設された踊り場を挟んだ同じ方向の2基のみで構成されている。2011年(平成23年)3月にはエレベーターが新設された[3]。エレベーターが新設されるまでは、車椅子などでの使用は駅員付添の下、エスカレーターを任意方向に動かして対応していた。2011年度(平成23年度)には、駅構内に設置されていた案内板はピクトグラムを用いたデザインへ交換された。ホームにあった吊下式駅名標路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。2022年令和4年)7月頃には、東武鉄道が計画的に行なっている「駅リニューアル」対象駅となり駅コンコース・階段・トイレ・高架下の4つが併せてリニューアルした。その後高架下には日高屋マツモトキヨシ(EQUiA新柏店)が新規オープン。2023年(令和5年)7月には固定式ホーム柵が整備された。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先[4]
1 TD 東武アーバンパークライン 上り 方面
2 下り 船橋方面

駅高架下商業施設 (EQUiA)

[編集]

出店店舗の一覧・詳細情報はEQUiA(エキア)公式サイト[5]を参照。

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員20,030人である[東武 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[6]
年度 1日平均
乗降人員
[7][東武 2]
1日平均
乗車人員
[8]
出典
1993年(平成05年) 13,112 6,691  
1994年(平成06年) 13,938 7,117  
1995年(平成07年) 14,949 7,538  
1996年(平成08年) 15,388 7,798  
1997年(平成09年) 15,552 7,891  
1998年(平成10年) 15,469 7,869  
1999年(平成11年) 16,085 8,185  
2000年(平成12年) 16,970 8,645  
2001年(平成13年) 17,983 8,993  
2002年(平成14年) 18,066 9,005  
2003年(平成15年) 18,146 9,051  
2004年(平成16年) 18,139 9,037  
2005年(平成17年) 18,428 9,087  
2006年(平成18年) 18,758 9,206  
2007年(平成19年) 19,167 9,496  
2008年(平成20年) 19,479 9,703  
2009年(平成21年) 19,346 9,645  
2010年(平成22年) 19,443 9,707  
2011年(平成23年) 19,033 9,565  
2012年(平成24年) 19,376 9,740  
2013年(平成25年) 19,870 9,995  
2014年(平成26年) 19,595 9,856  
2015年(平成27年) 20,015 10,061  
2016年(平成28年) 20,124 10,132  
2017年(平成29年) 20,337 10,244  
2018年(平成30年) 20,433 10,296  
2019年(令和元年) 20,417 10,284  
2020年(令和02年) 16,448  
2021年(令和03年) 17,970 9,057 [東武 3]
2022年(令和04年) 19,181 9,677 [東武 4]
2023年(令和05年) 20,030 10,107 [東武 1]

駅周辺

[編集]

東口

[編集]

駅前にはロータリーが整備されており、東側を千葉県道51号市川柏線が走る。

西口

[編集]

西側には千葉県道261号松戸柏線が走り、約1.8キロメートル(徒歩約22分)の場所にJR南柏駅がある。

バス路線

[編集]

開業以来、長らく当駅を発着する路線バスはなかったが、東口側の駅前ロータリー改良工事完成に伴い、2014年(平成25年)9月29日に名戸ヶ谷・新田原を経由して柏駅東口へ至る路線が開設された。

  • 東武バスセントラル沼南営業所
    • 柏駅東口(名戸ヶ谷記念病院前・新田原経由)[柏33]:朝夕数本
    • 柏駅東口(名戸ヶ谷記念病院前・常盤台経由)[柏34]:日中は40分に1本

また、それ以前より老人福祉センター行送迎バス、芝浦工業大学柏中学高等学校・二松學舍大学附属柏中学高等学校へのスクールバスが駅前ロータリーを発着している他、イオンモール柏の無料シャトルバスが駅前の高架下付近を指定乗降場としている(専用ポール等は存在しない)。

他に、駅西側(徒歩7分程)の京葉銀行つくしが丘支店・柏つくしが丘郵便局近くには「つくしが丘」と「豊住」の各停留所も存在し、こちらにはJR南柏駅と光ヶ丘・酒井根を結ぶ同じく東武バスセントラルの路線(南柏02系統)が通っている。2014年(平成26年)の柏33系統開設前は、バス利用はこの手段しかなく、現在でも本数の面では1時間に3 - 4本発着しているため、新柏駅発便よりも多く発着している。

付記

[編集]

隣の駅

[編集]
東武鉄道
TD 東武アーバンパークライン
急行
通過
普通
柏駅 (TD 24) - 新柏駅 (TD 25) - 増尾駅 (TD 26)

脚注

[編集]
  1. ^ 新柏駅(駅情報) - 東武鉄道
  2. ^ 東武アーバンパークライン初の「EQUiA」が誕生! 2022年11月18日(金)新柏 グランドオープン! 〜温かみのあるデザインを取り入れ地域住民の方々に寄り添う商業施設を目指します〜』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2022年10月25日。オリジナルの2024年4月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240427072012/https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20221025121642IDXz69C0UMGt8FZoP4hx8w.pdf2024年4月27日閲覧 
  3. ^ 2010年度の鉄道事業計画 at the Wayback Machine (archived 2010-12-04) - 東武鉄道(2010年4月27日)
  4. ^ 新柏駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  5. ^ EQUiA 新柏 - 東武鉄道
  6. ^ 柏市統計書 - 柏市役所
  7. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  8. ^ 千葉県統計年鑑

利用状況

[編集]
東武鉄道の1日平均乗降人員
  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttp://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=10 
  2. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  3. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=10 
  4. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=10 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]