吉田宣弘
吉田 宣弘 よしだ のぶひろ | |
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経済産業省より公表された肖像 | |
生年月日 | 1967年12月8日(57歳) |
出生地 | 日本 熊本県荒尾市 |
出身校 | 九州大学法学部 |
前職 |
地方公務員(大牟田市) 三井三池製作所従業員 国会議員秘書 |
現職 | 九州方面本部青年局次長 |
所属政党 | 公明党 |
公式サイト | 吉田宣弘(よしだのぶひろ) |
選挙区 | 比例九州ブロック |
当選回数 | 4回 |
在任期間 |
2014年12月19日[1] - 2017年9月28日 2021年2月10日 - 現職 |
選挙区 | 久留米市選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年4月 - 2021年2月9日 |
吉田 宣弘(よしだ のぶひろ、1967年12月8日 - )は、日本の政治家。公明党所属の衆議院議員(4期)。
経済産業大臣政務官兼内閣府大臣政務官、福岡県議会議員(1期)を歴任。
経歴
[編集]熊本県荒尾市生まれ。父親は警察官だった[2]。熊本市立尾ノ上小学校、山鹿市立山鹿中学校卒業。1986年3月、熊本県立玉名高等学校卒業。1992年3月、九州大学法学部卒業。1993年10月、福岡県大牟田市役所に入所。3年半で同市役所を退職。2004年6月、株式会社三井三池製作所に入社。2007年2月、参議院議員の木庭健太郎の秘書となる。6年勤めたあと、参議院議員の西田実仁の秘書となった[2][3]。
2014年(平成26年)、第47回衆議院議員総選挙で公明党から比例九州ブロック(単独4位)に立候補し、初当選[4]。
2017年(平成29年)、第48回衆議院議員総選挙で公明党から比例九州ブロック(単独4位)に立候補するも次点で落選[5]。
2019年(平成31年)、福岡県議会議員選挙に久留米市選挙区から立候補し、当選した[6]。
2021年(令和3年)、衆議院比例九州ブロック選出の遠山清彦が辞職したことに伴い、欠員補充の選挙会が2月9日に行われ、吉田の繰り上げ当選を決定し、官報公示された[7]。吉田は同日付で福岡県議会議員を辞職し、当選決定を受け入れた[8]。同年、第49回衆議院議員総選挙で公明党から比例九州ブロック(単独2位)に立候補し、3選。
2024年(令和6年)の第50回衆議院議員総選挙で公明党から比例九州ブロック(単独2位)に立候補し、4選[9][10]。
政策・主張
[編集]- 選択的夫婦別姓制度導入について、「結婚したら夫婦同姓か夫婦別姓を自由に選べるようにすべき」としている[11]。
- 集団的自衛権の行使に反対。
- アベノミクスを評価する。
- 軽減税率を導入するべき。
- 村山談話、河野談話を見直すべきでない。
- ヘイトスピーチを法律で規制することに賛成[12]。
人物
[編集]不祥事
[編集]東京地検特捜部は2021年8月4日、公明党の吉田、太田昌孝の議員会館事務所に家宅捜索に入った。容疑は両議員の元秘書2人が登録貸金業者となっていないにもかかわらず、政府系金融機関と融資先の仲介業務に関与した貸金業法違反。2人の元秘書は仲介業務で多額の報酬を得ていたとされる[14]。貸金業法違反の疑いがある2人は、遠山清彦が衆院議員時代に秘書を務めていた。遠山の議員辞職後、2人は吉田、太田の秘書になっていた。同日夜、吉田はある人物の容疑で捜索を受けたとし、「(ある人物とは)私や私の秘書ではない」とするコメントを発表した[15]。その後、遠山が貸金業法違反の罪で起訴され、執行猶予付きの懲役刑を言い渡された[16]。
所属団体・議員連盟
[編集]選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 47 | 比例九州ブロック | 公明党 | ーー票 | ーー | 21 | / | 3/3 |
繰当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 49 | 比例九州ブロック | 公明党 | ーー票 | ーー | 20 | / | 4/3 |
当 | 2019年福岡県議会議員選挙 | 2019年4月7日 | 51 | 久留米市選挙区 | 公明党 | 1万8813票 | 17.30% | 5 | 5/6 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 53 | 比例九州ブロック | 公明党 | ーー票 | ーー | 20 | / | 2/4 |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 56 | 比例九州ブロック | 公明党 | ーー票 | ーー | 20 | / | 2/3 |
出典
[編集]- ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ a b “吉田 宣弘 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる 突撃永田町!!” (2015年4月8日). 2018年1月19日閲覧。
- ^ “プロフィール | 衆議院議員 吉田宣弘 (公明党 比例九州・沖縄)”. www.yoshida-nobuhiro.jp. 2024年10月9日閲覧。
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “九州ブロック(比例区) - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年10月9日閲覧。
- ^ “九州ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年10月9日閲覧。
- ^ “福岡県議選”. 読売新聞. 2019年4月8日閲覧。
- ^ 『官報』第430号3頁 令和3年2月10日号「平成二十九年十月二十二日執行の衆議院比例代表選出議員選挙九州選挙区における名簿届出政党等に係る欠員による繰上補充による当選人の住所及び氏名に関する件(中央選挙管理会四)」
- ^ “公明・吉田宣弘氏繰り上げ当選”. 日本経済新聞 (2021年2月9日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “吉田宣弘 衆議院選挙(公明 比例代表)衆院選2024”. 読売新聞オンライン (2024年10月15日). 2024年12月10日閲覧。
- ^ 日本テレビ. “【衆院選】熊本の4選挙区はすべて自民 比例では公明・吉田宣弘氏が当選|KKT NEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2024年12月10日閲覧。
- ^ 「<憲法特集>九州・沖縄の国会議員アンケート(3)主なテーマ」、西日本新聞、2016年4月30日。
- ^ 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート
- ^ a b “北九州市医報(平成29年7月)第720号 - オリンピックと屋内全面禁煙法・条例(その33)”. 北九州市医師会 (2017年7月1日). 2018年7月21日閲覧。
- ^ “公明議員の事務所捜索 融資の違法仲介に秘書関与か”. 朝日新聞 (2021年8月4日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ “公明秘書に1600万円の「謝礼」か…政策金融公庫の融資巡り無登録2業者仲介疑惑”. 読売新聞. (2021年11月4日) 2023年8月14日閲覧。
- ^ “遠山元衆院議員に有罪判決、違法仲介で 東京地裁”. 産経新聞. (2022年3月29日) 2023年8月14日閲覧。
- ^ 所属議員のご紹介-役員
外部リンク
[編集]公職 | ||
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先代 長峯誠 里見隆治 |
経済産業大臣政務官 石井拓と共同 2023年 - 2024年 |
次代 竹内真二 石井拓 |
先代 尾﨑正直 鈴木英敬 自見はなこ 中野英幸 本田顕子 長峯誠 里見隆治 西田昭二 柳本顕 木村次郎 |
内閣府大臣政務官 土田慎 神田潤一 古賀友一郎 平沼正二郎 石井拓 加藤竜祥→尾﨑正直 国定勇人 三宅伸吾と共同 2023年 - 2024年 |
次代 土田慎 神田潤一 古賀友一郎 平沼正二郎 石井拓 竹内真二 加藤竜祥→尾﨑正直 国定勇人 三宅伸吾 |