中谷進之介
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名前 | ||||||
愛称 | シン | |||||
カタカナ | ナカタニ シンノスケ | |||||
ラテン文字 | NAKATANI Shinnosuke | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1996年3月24日(28歳) | |||||
出身地 | 千葉県佐倉市 | |||||
身長 | 182cm | |||||
体重 | 77kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ガンバ大阪 | |||||
ポジション | DF(CB) | |||||
背番号 | 20 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2005-2013 | 柏レイソル | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2014-2018 | 柏レイソル | 76 | (2) | |||
2014-2015 | → Jリーグ・アンダー22選抜 | 13 | (0) | |||
2018-2023 | 名古屋グランパス | 188 | (6) | |||
2024- | ガンバ大阪 | 38 | (4) | |||
代表歴2 | ||||||
2011 | 日本 U-15 | 8 | (0) | |||
2012 | 日本 U-16 | 9 | (0) | |||
2014 | 日本 U-19 | 10 | (1) | |||
2015 | 日本 U-22 | 1 | (0) | |||
2016 | 日本 U-23 | 1 | (0) | |||
2021-2022 | 日本 | 5 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。 2. 2022年7月24日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
中谷 進之介(なかたに しんのすけ、1996年3月24日 - )は、千葉県佐倉市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ガンバ大阪所属。ポジションはディフェンダー(センターバック)。元日本代表。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学校1年生で、間野台サッカークラブでサッカーを始めた。小学4年時から柏レイソルの下部組織に加入[1]。高校2年時の2012年には、チームで唯一の2年生レギュラーとして第36回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会を勝ち抜き[2]、クラブ史上初の優勝を達成したほか、第92回天皇杯2回戦で大会史上初となるトップチームと下部組織の「兄弟対決」を実現させた[3]。翌年は柏レイソルU-18の主将に就任し、7月にはトップチームに2種登録された[4]。
柏レイソル
[編集]2014年、トップチームに昇格[5]。AFC U-19選手権2014の遠征から帰国直後の10月22日、J1第29節ガンバ大阪戦で初出場を果たすと、第31節徳島ヴォルティス戦から4試合連続でスターティングメンバーに抜擢され、シーズン終盤の7連勝に貢献した。
翌年はリーグ戦3試合の出場に留まったが、2016年は開幕からレギュラーに定着し、5月8日のJ1 1stステージ第11節川崎フロンターレ戦でプロ初得点を決めた。シーズン中盤以降は同じ下部組織出身で1学年後輩の中山雄太とセンターバックのコンビを組み、ディフェンスリーダーとして守備陣を統率し[6][7]、同年のJリーグ優秀選手賞を受賞した[8]。
名古屋グランパス
[編集]2018年6月20日、名古屋グランパスに完全移籍で加入することが発表された[9]。
2020年シーズンはマッシモ・フィッカデンティ監督の下、2シーズン連続で全試合フル出場し、CBのコンビを組む丸山祐市とGKのランゲラックを含めたトライアングルでリーグ最少の28失点に抑え、2011年以来9年ぶりにACL出場権獲得に貢献した[10][11][12]。
ガンバ大阪
[編集]2023年12月21日、ガンバ大阪に完全移籍で加入することが発表された[13]。2024シーズンはフィールドプレイヤーで唯一の全試合フルタイム出場を果たし、昨季リーグ最多タイ61失点の守備陣を再建し、リーグ2番目に少ない35失点の堅守に貢献した[14]。この活躍が評価され、Jリーグ優秀選手賞を受賞し、初のベストイレブンも受賞。またカップ戦含めキャリアハイのシーズン6得点を記録した[15]。
日本代表
[編集]2011年、U-15日本代表に初選出され、AFC U-16選手権2012 (予選)に参加した[16]。翌年の本大会でもアンカーのポジションで2試合に出場したが[17]、2013 FIFA U-17ワールドカップのメンバーからは落選した[6]。
2014年10月に開催されたAFC U-19選手権2014では、初戦を落とし後がない状況で迎えたグループリーグ第2節ベトナム戦の後半アディショナルタイムに劇的な勝ち越しゴールを挙げ[18][19]、「死の組」と言われたグループCの首位通過に貢献したものの[20][21]、準々決勝北朝鮮戦でPK戦の末敗退し、2015 FIFA U-20ワールドカップの出場権は獲得出来なかった。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでも本登録メンバーには入れなかったが、メンバー発表会見では監督の手倉森誠からメンバー入りを最後まで悩んだ選手として名前を挙げられ[6][22]、バックアップメンバーとしてブラジルに帯同した。
2021年3月18日、国際親善試合の韓国代表戦およびFIFAワールドカップ2022カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦に臨む日本代表に初選出された[23]。 3月30日のモンゴル戦で途中交代し、日本代表デビュー。同年12月には、国内組により構成されたメンバーで日本代表入りを果たす。
所属クラブ
[編集]- 2002年 - 2004年 間野台サッカークラブ (佐倉市立西志津小学校)
- 2005年 - 2007年 柏レイソルU-12 (佐倉市立西志津小学校)
- 2008年 - 2010年 柏レイソルU-15 (佐倉市立西志津中学校)
- 2011年 - 2013年 柏レイソルU-18 (千葉県立柏中央高等学校)
- 2013年 柏レイソル (2種登録選手)
- 2014年 - 2018年6月 柏レイソル
- 2018年6月 - 2023年 名古屋グランパス
- 2024年 - ガンバ大阪
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2012 | 柏U-18 | 20 | - | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||
2014 | 柏 | 32 | J1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
2015 | 20 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 | ||
2016 | 4 | 31 | 2 | 3 | 0 | 3 | 0 | 37 | 2 | ||
2017 | 30 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 35 | 0 | |||
2018 | 7 | 0 | - | 0 | 0 | 7 | 0 | ||||
名古屋 | 20 | 17 | 0 | - | 1 | 0 | 18 | 0 | |||
2019 | 34 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 39 | 1 | |||
2020 | 4 | 34 | 0 | 4 | 0 | - | 38 | 0 | |||
2021 | 37 | 2 | 5 | 0 | 3 | 1 | 45 | 3 | |||
2022 | 33 | 2 | 8 | 0 | 2 | 0 | 43 | 2 | |||
2023 | 33 | 1 | 8 | 0 | 3 | 0 | 44 | 1 | |||
2024 | G大阪 | 20 | 38 | 4 | 0 | 0 | 6 | 2 | 44 | 6 | |
通算 | 日本 | J1 | 302 | 12 | 35 | 0 | 23 | 3 | 350 | 15 | |
日本 | 他 | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||
総通算 | 302 | 12 | 35 | 0 | 25 | 3 | 362 | 15 |
- 2013年は2種登録選手としての出場はなし。
- その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2014 | J-22 | - | J3 | 6 | 0 | 6 | 0 | ||||
2015 | 7 | 0 | 7 | 0 | |||||||
通算 | 日本 | J3 | 13 | 0 | 13 | 0 | |||||
総通算 | 13 | 0 | 13 | 0 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2015 | 柏 | 20 | 5 | 0 |
2018 | 4 | 6 | 0 | |
2021 | 名古屋 | 8 | 1 | |
通算 | AFC | 19 | 1 |
- その他の国際公式戦
- 2018年
- AFCチャンピオンズリーグ2018・プレーオフ 1試合0得点
出場歴
[編集]- Jリーグ初出場 - 2014年3月30日 J3第4節 vsブラウブリッツ秋田(秋田市八橋運動公園球技場)
- Jリーグ初得点 - 2016年5月8日 J1.1st第11節 vs川崎フロンターレ(日立柏サッカー場)
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 柏レイソルU-18
- 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会:1回(2012年)
- 千葉県サッカー選手権大会:1回(2012年)
- 柏レイソル
- スルガ銀行チャンピオンシップ:1回(2014年)
- 名古屋グランパス
代表
[編集]日本代表
- EAFF E-1サッカー選手権:1回(2022年)
個人
[編集]代表歴
[編集]- 国際Aマッチ初出場 - 2021年3月31日 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 vsモンゴル代表(フクダ電子アリーナ)
出場大会
[編集]- U-15日本代表
- 2011年 - AFC U-16選手権2012 (予選)
- U-16日本代表
- 2012年 - カスピアンカップ
- 2012年 - AFC U-16選手権2012
- U-19日本代表
- 2014年 - SBSカップ 国際ユースサッカー
- 2014年 - AFC U-19選手権2014
- U-22日本代表
- 2015年 - カタール・UAE遠征
- U-23日本代表
- 2016年 - キリンチャレンジカップ
- 2016年 - リオデジャネイロオリンピック(※バックアップメンバー)
- 日本代表
- 2022 FIFAワールドカップ・アジア予選(2021年)
- EAFF E-1サッカー選手権2022(2022年)
A代表の試合数
[編集]- 国際Aマッチ 5試合 0得点(2021年 - )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2021 | 3 | 0 |
2022 | 2 | 0 |
通算 | 5 | 0 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2021年3月30日 | 千葉 | フクダ電子アリーナ | モンゴル | ○14-0 | 森保一 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ2023予選 |
2. | 2021年6月7日 | 大阪 | パナソニックスタジアム吹田 | タジキスタン | ○4-1 | ||
3. | 2021年6月15日 | キルギス | ○5-1 | ||||
4. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城カシマスタジアム | 香港 | ○6-0 | EAFF E-1サッカー選手権2022 | |
5. | 2022年7月24日 | 豊田 | 豊田スタジアム | 中国 | △0-0 |
脚注
[編集]- ^ 土屋雅史 (2016年4月28日). “「今は自分が『プロ』らしくなるための過程なのかなと思っています」Pre-match Words ~柏レイソル 中谷進之介選手編~”. J SPORTS. 2016年11月19日閲覧。
- ^ 土屋雅史 (2012年9月7日). “天皇杯2回戦 柏×柏U-18マッチプレビュー”. J SPORTS. 2013年12月11日閲覧。
- ^ 鈴木潤 (2012年9月12日). “史上初の「兄弟対決」が示した明るい未来 柏レイソルのクラブコンセプト”. スポーツナビ. 2016年11月19日閲覧。
- ^ 『柏レイソルU-18所属 中谷 進之介選手、中山 雄太選手がトップチーム選手登録』(プレスリリース)柏レイソル、2013年7月12日 。2013年12月11日閲覧。
- ^ 『柏レイソルU-18所属 中谷 進之介選手が来季新加入』(プレスリリース)柏レイソル、2013年12月8日 。2013年12月11日閲覧。
- ^ a b c 安藤隆人 (2016年7月13日). “リオ18人枠を外れても「プラスに」。中谷進之介20歳、再び燃える反骨心。”. Number Web. 2016年11月19日閲覧。
- ^ 多田哲平 (2016年9月12日). “【柏】金崎を封じた20歳の新鋭CB。中谷進之介が感じた手応え”. サッカーダイジェストWeb. 2016年11月19日閲覧。
- ^ 『クリスティアーノ、中村、中谷選手が『2016Jリーグ優秀選手賞』受賞』(プレスリリース)柏レイソル、2016年11月18日 。2016年11月19日閲覧。
- ^ 中谷 進之介選手、移籍加入のお知らせ 名古屋グランパス(2018年6月20日)
- ^ “J1名古屋『鉄壁トライアングル』DF丸山&中谷、GKランゲラックが14日札幌戦で今季9度目の完封狙う”. 中日スポーツ. (2020年10月13日) 2020年12月20日閲覧。
- ^ “続投決定…名古屋グランパスに浸透『堅守』の裏にフィッカデンティ監督の執着心「朝晩働きづめ」”. 中日スポーツ. (2020年12月20日) 2020年12月20日閲覧。
- ^ “【名古屋】金崎、ランゲラックら主力が次々と感染もチーム崩れず…コロナ禍の2020年のJ1”. スポーツ報知. (2020年12月19日) 2020年12月20日閲覧。
- ^ “中谷 進之介選手 名古屋グランパスより完全移籍加入のお知らせ”. ガンバ大阪オフィシャルサイト. 2024年2月8日閲覧。
- ^ “G大阪の失点61→35に激減…電撃移籍1年目でフルタイム出場、再建の立役者DF中谷進之介「覚悟を持ってやり続けた」”. 2024年12月10日閲覧。
- ^ “<ガンバ大阪・定期便121>シーズンを通して示した存在感。中谷進之介が初の『ベストイレブン』に。(高村美砂) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2024年12月13日閲覧。
- ^ 『中谷 進之介選手、手塚 康平選手が『U-15日本代表』に選出』(プレスリリース)柏レイソル、2011年8月30日 。2013年12月11日閲覧。
- ^ 安藤隆人 (2012年11月20日). “中谷進之介 (柏U-18/2年/DF)「笑顔でチームを盛り上げる気迫のエアバトラー」”. SOCCER KING. 2013年12月11日閲覧。
- ^ “中谷決めた!後半ロスタイム勝ち越し弾 U-19日本残った”. スポーツニッポン. (2014年10月12日) 2014年10月22日閲覧。
- ^ “AFC U-19選手権 窮地で的中した三浦の判断、相棒・中谷が劇的Vヘッド”. ゲキサカ (2014年10月12日). 2014年10月22日閲覧。
- ^ 平野貴也 (2014年10月14日). “死の淵から蘇ったU-19日本代表 本領発揮でU-20W杯出場権獲得に王手”. スポーツナビ. 2014年10月22日閲覧。
- ^ 安藤隆人 (2014年10月15日). “AFC U-19選手権・人物フィーチャー (3) 中谷進之介”. COACH UNITED. 2014年10月22日閲覧。
- ^ 多田哲平 (2016年7月3日). “岩波かそれとも――手倉森監督を最後まで悩ませた中谷が”18枠漏れ”の心境を語る”. サッカーダイジェストWeb. 2016年11月19日閲覧。
- ^ “SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 柏レイソル公式プロフィール
- 中谷進之介 - Olympedia
- 中谷進之介 - National-Football-Teams.com
- 中谷進之介 - Soccerway.com
- 中谷進之介 - Soccerbase.comによる選手データ
- 中谷進之介 - FootballDatabase.eu
- 中谷進之介 - WorldFootball.net
- 中谷進之介 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 中谷進之介 - FIFA主催大会成績
- 中谷進之介 - J.League Data Siteによる選手データ
- 中谷進之介 - playmakerstats.com
- 中谷進之介 (@nshinno) - X(旧Twitter)
- 中谷進之介 (@shin_sn4) - Instagram