上土方旦付新田
上土方旦付新田 | |
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大字 | |
上土方旦付新田の航空写真 (2020年6月16日撮影) | |
北緯34度42分48.74864秒 東経138度1分6.13254秒 / 北緯34.7135412889度 東経138.0183701500度座標: 北緯34度42分48.74864秒 東経138度1分6.13254秒 / 北緯34.7135412889度 東経138.0183701500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 静岡県 |
市町村 | 掛川市 |
人口情報(2024年11月末日[1]) | |
人口 | 60 人 |
世帯数 | 22 世帯 |
郵便番号 | 437-1437 |
市外局番 | 0537(掛川MA) |
ナンバープレート | 浜松 |
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上土方旦付新田(かみひじかただんづくしんでん、英語: Kamihijikatadanzukushinden)は、静岡県掛川市にある大字。
地理
[編集]静岡県掛川市の南部に位置する。合併前の旧大東町においては北西部に位置していた。菱形のような形状の大字である。小笠山の山麓に位置していることから、西から中央にかけてほとんどが山地となっている。東に僅かながら平地が広がり田畑や人家がみられる。
東端は静岡県道249号掛川大東大須賀線に沿って細長く回廊状に伸びており、下小笠川にまで達している。その結果、大字である入山瀬と上土方落合の間に上土方旦付新田が割り込むような形状となっている。一方、大字である大渕が東大谷川の流れに沿って細長く回廊状に伸びており、水源にまで達している。その結果、上土方旦付新田の中に大渕が深く食い込むような形状となっている。
なお、集落としては、隣接する大字とともに「落合」として扱われている。掛川市の自治区としては上土方区に属している[2]。
山岳
[編集]湖沼
[編集]- 旦付新池
歴史
[編集]上土方旦付新田と呼ばれている地は、もともとは自然村である遠江国城東郡今滝村の一部であった[3][4][† 1]。その後、今滝村から旦付新田が分離独立したが[3][4]、この旦付新田がのちの上土方旦付新田に該当する[3]。内山真龍の『遠江国風土記伝』によれば当時の旦付新田の石高は16石4斗5升4合であったとされている[4]。旦付新田は1875年(明治8年)に落合村、嶺向村と合併することになり、新たに上土方村が発足した。
町村制が施行された1889年(明治22年)時点では、この地は静岡県城東郡土方村の一部となっていた。その後の度重なる市町村合併を経て、2005年(平成17年)4月よりこの地は掛川市の一部となった。
地名の由来
[編集]「上土方旦付新田」と呼ばれている地は、かつては土形郷の一部であり、時代が下ると「旦付新田」を構成していた[4]。その後、旦付新田は落合村、嶺向村と合併し「上土方村」が設置された。「上土方旦付新田」はそれらの名前に因んでいる。
沿革
[編集]- 1871年 - 城東郡が静岡県に移管。
- 1871年 - 城東郡が浜松県に移管。
- 1875年 - 浜松県城東郡落合村、嶺向村、旦付新田が合併して上土方村を設置。
- 1876年 - 城東郡が静岡県に移管。
- 1889年 - 静岡県城東郡下土方村、入山瀬村、今滝村、上土方村、川久保村の大部分、中村の一部が合併して土方村を設置。
- 1896年 - 静岡県佐野郡、城東郡が合併して小笠郡を設置。
- 1955年 - 静岡県小笠郡佐束村、土方村が合併して城東村を設置。
- 1973年 - 静岡県小笠郡大浜町、城東村が合併して大東町を設置。
- 2005年 - 静岡県掛川市、小笠郡大東町、大須賀町が合併して掛川市を設置。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)11月末日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上土方旦付新田 | 22世帯 | 60人 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の事業所数と従業員数は以下の通りである[5]。
大字 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
上土方旦付新田 | 3事業所 | 28人 |
小・中学校の学区
[編集]番地 | 小学校 | 中学校 |
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全域 | 掛川市立土方小学校 | 掛川市立城東中学校 |
交通
[編集]道路
[編集]その他
[編集]郵便
[編集]- 郵便番号:437-1437[7](集配局:遠江大東郵便局)
警察
[編集]警察の管轄区域は以下の通りである[8]。
番地 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 掛川警察署 | 城東駐在所 |
消防
[編集]消防の管轄区域は以下の通りである[9]。
番地 | 消防署・分署 | 消防団分団 |
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全域 | 南消防署 | 大東第四分団 |
脚注
[編集]註釈
[編集]- ^ 今日では「遠江国風土記伝」と表記するのが一般的であるが、1900年に発行された『逺江國風圡記傳』では「逺江國風圡記傳」との表記を用いているため、同書に関する出典表記はそれに倣った。
出典
[編集]- ^ a b 『令和6年11月末日現在掛川市人口・世帯数』。
- ^ 「地区・自治区・小区――大東・大須賀区域」『地区・自治区・小区 大東・大須賀区域 - 掛川市』掛川市役所、2020年4月8日。
- ^ a b c 平凡社稿「旦付新田」『旦付新田(だんづくしんでん)とは? 意味や使い方 - コトバンク』DIGITALIO・C-POT。
- ^ a b c d 內山基康著述者相續人『逺江國風圡記傳』郁文舍書店、1900年、473頁。
- ^ 「経済センサス‐活動調査/令和3年経済センサス‐活動調査/事業所に関する集計――産業横断的集計――事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)」『経済センサス‐活動調査 22 静岡県 31 経営組織(2区分)、産業(中分類)別全事業所数及び男女別従業者数-市区町村、町丁・大字 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口』統計センター。
- ^ 「掛川市内小・中学校通学区一覧」『掛川市内小・中学校通学区一覧 - 掛川市』掛川市役所、2024年5月1日。
- ^ 「郵便番号・住所」『静岡県 掛川市 上土方旦付新田の郵便番号 - 日本郵便』日本郵便。
- ^ 「管轄区域」『城東駐在所|静岡県警察』静岡県警察本部。
- ^ 掛川市消防本部編集『消防年報』令和2年版、掛川市消防本部、2021年4月、69頁。
関連項目
[編集]西大渕 横須賀 |
入山瀬 | 入山瀬 | ||
大渕 | 入山瀬 | |||
上土方旦付新田 | ||||
大渕 | 今滝 | 上土方落合 |