コンテンツにスキップ

トミヤマユキコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トミヤマ ユキコ1979年4月28日[1] - )は、日本文学研究者ライター。本名:富山(岡本)由紀子。学位は、博士(文学)早稲田大学)。専門は、少女漫画日本近現代文学[2]。夫はバンドScoobie Doドラマー・オカモト"MOBY"タクヤ[3]

来歴

[編集]

秋田県生まれ、神奈川県横浜市育ち[4]。実家は眼鏡[4][5]。私立中高一貫女子校の調布中学校・高等学校(現:田園調布学園中等部・高等部)を経て[6]、2003年3月、早稲田大学法学部卒業[3]。2012年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学[3]。2009年4月 - 2012年3月、早稲田大学文学学術院助手[7]、2017年4月 - 2019年3月、早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系助教[8]。2019年4月、東北芸術工科大学芸術学部文芸学科講師[9][10]。2022年4月同准教授[7]

2021年、朝日新聞書評委員[11]手塚治虫文化賞の選考委員となる[12]

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 『パンケーキ・ノート』リトルモア 2013
  • 40歳までにオシャレになりたい!扶桑社、2018年5月。ISBN 9784594079406https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480815460/ 
  • 夫婦ってなんだ?筑摩書房、2019年3月。ISBN 978-4-480-81546-0https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480815460/ 
  • 少女マンガのブサイク女子考左右社、2020年11月。ISBN 4865282939http://sayusha.com/catalog/books/p少女マンガのブサイク女子考 
  • 『女子マンガに答えがある 「らしさ」をはみ出すヒロインたち』中央公論新社、2023年5月、ISBN 978-4-120-05655-0

共著

[編集]

メディア出演

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ ブラワセダ〜夫婦で思い出の早稲田を歩く〜<後編>”. 早稲田ウィークリー. 2022年1月20日閲覧。
  2. ^ トミヤマユキコ - 東北芸術工科大学 教員情報”. 2021年4月25日閲覧。
  3. ^ a b c ブラワセダ〜夫婦で思い出の早稲田を歩く〜<前編>”. 早稲田ウィークリー. 2021年9月10日閲覧。
  4. ^ a b 「現実世界にモブキャラはいない」私たちがブサイク女子マンガを強く推すワケ 対談:トミヤマユキコ×能町みね子”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2021年1月2日). 2022年1月20日閲覧。
  5. ^ トミヤマ・ユキコ (2017年2月24日). “美人見えするメガネの選び方をプロに聞いてきた!【トミヤマユキコ】 | 女子SPA! | ページ 2”. 女子SPA!. 2022年1月20日閲覧。
  6. ^ ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。|トミヤマユキコ”. LIFULL STORIES (2021年5月27日). 2022年1月21日閲覧。
  7. ^ a b 富山 由紀子 (Yukiko TOMIYAMA) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2022年12月31日閲覧。
  8. ^ 教育×WASEDA ONLINE”. yab.yomiuri.co.jp. 2021年9月10日閲覧。
  9. ^ トミヤマ ユキコ”. 東北芸術工科大学 (2021年4月9日). 2021年9月10日閲覧。
  10. ^ 『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』書評 等身大の自分を語って晴れ晴れ”. 好書好日 (2022年1月22日). 2022年3月26日閲覧。
  11. ^ <お知らせ>新書評委員8人が就任:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年1月21日閲覧。
  12. ^ 手塚治虫文化賞、トミヤマユキコさんが新選考委員に:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年9月10日閲覧。
  13. ^ “AMAZON EXCLUSIVE「DOMMUNE RADIOPEDIA」【大百科3】 西寺郷太の GOTOWN TV「1983 #1」”. DOMMUNE. (2021年7月15日). https://www.dommune.com/streamings/2021/071501/ 2021年7月16日閲覧。 

外部リンク

[編集]