コンテンツにスキップ

左右社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
左右社
正式名称 株式会社左右社
現況 事業継続中
種類 株式会社
市場情報 非上場
出版者記号 903500, 86528
取次コード 2754
法人番号 3010902023053 ウィキデータを編集
設立日 2005年
代表者 小柳 学
本社郵便番号 〒151-0051
本社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-55-12
ヴィラパルテノンB1
ネット販売 自社サイト
外部リンク http://sayusha.com/
テンプレートを表示

左右社(さゆうしゃ)は、日本出版社新書館出身の小柳学によって、2005年に設立された。人文書、歴史文学芸術デザイン書を刊行している。シリーズとして、放送大学叢書、流動する人文学、神戸芸術工科大学レクチャーブックス、大澤真幸THINKING「O」、宮澤賢治ブックス等がある。「左右社」という名は、書家の石川九楊に命名されたものである。

主な刊行物

[編集]

主な単行本

[編集]
  • 佐藤文香編著『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』
  • 松田行正『RED ヒトラーのデザイン』
  • レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』
  • 伊東豊雄『冒険する建築』
  • 『高校生と考える人生のすてきな大問題 桐光学園大学訪問授業』
  • 『ヴォルス 路上から宇宙へ』
  • トミヤマユキコ、清田隆之『大学1年生の歩き方』
  • 高草木陽光『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』
  • 紺野大輝『障がい者の就活ガイド』
  • 左右社編集部編『〆切本』
  • 丸山健二『おはぐろとんぼ』
  • 山田航編著『桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表』
  • 濱口竜介、野原位、高橋知由『カメラの前で演じること 映画「ハッピーアワー」テキスト集成』
  • 西江雅之『写真集 花のある遠景』
  • 佐藤幸治『世界史の中の日本国憲法 立憲主義の史的展開を踏まえて』
  • 鈴木貞美『宮沢賢治 氾濫する生命』
  • 佐川光晴『主夫になろうよ!』
  • 臼田捷治『工作舎物語 眠りたくなかった時代』
  • 五味文彦『人物史の手法 歴史の見え方が変わる』
  • 大森晋輔『ピエール・クロソウスキー 伝達のドラマトゥルギー』
  • 片岡義男鴻巣友季子『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』
  • 大西巨人『日本人論争 大西巨人回想』
  • ティム・インゴルド 『ラインズ』
  • 石川九楊『九楊先生の文字学入門』
  • カレン・ラッセル『スワンプランディア!』
  • 高嶋進『ジァンジァン狂宴』
  • 片岡義男『真夜中のセロリの茎』
  • 槇文彦『漂うモダニズム』
  • ドリアン助川『朗読ダイエット』
  • 松田法子著、古城俊秀監修『絵はがきの別府』
  • 古川日出男宮沢賢治『春の先の春へ 震災への鎮魂歌 宮澤賢治「春と修羅」をよむ』(宮澤賢治ブックス)
  • 柏倉康夫『思い出しておくれ、幸せだった日々を 評伝ジャック・プレヴェール』
  • 管啓次郎『本は読めないものだから心配するな〈新装版〉』
  • 郷原佳以『文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論』
  • 重金敦之『作家の食と酒と』
  • 山田登世子『誰も知らない印象派 娼婦の美術史』
  • 石橋正孝『大西巨人 闘争する秘密』
  • 清岡智比古『東京詩』
  • 波戸岡景太『オープンスペース・アメリカ』
  • 大澤真幸北田暁大『歴史の〈はじまり〉』
  • 工藤庸子『砂漠論』

放送大学叢書

[編集]
  • 坂井素思『貨幣・勤労・代理人 経済文明論』
  • 竹内道敬『日本音楽のなぜ? 歌舞伎・能楽・雅楽が楽しくなる』
  • 原純輔『社会調査 しくみと考えかた』
  • 高山守『ヘーゲルを読む 自由に生きるために』
  • 御厨貴『戦前史のダイナミズム』
  • 島内裕子『方丈記と住まいの文学』
  • 天野正幸『哲学の原点 ソクラテス・プラトン・アリストテレスの知恵の愛求としての哲学』
  • 徳丸吉彦『ミュージックスとの付き合い方 民族音楽学の拡がり』
  • 西川泰夫『心をめぐるパラダイム 人工知能はいかに可能か』
  • 佐藤幸治『立憲主義について 成立過程と現代』
  • 青山昌文『芸術は世界の力である』
  • 大村敦志『家族と法 比較家族法への招待』
  • 鮎川潤『少年非行 社会はどう処遇しているか』
  • 木村龍治 (気象学者)『変化する地球環境 異常気象を理解する』
  • 金子務『宇宙像の変遷 古代神話からヒッグス粒子まで』
  • 大久保孝治『日常生活の探究 ライフスタイルの社会学』
  • 平井聖『日本人の住まいと住まい方』
  • 秋田喜代美『学びの心理学 授業をデザインする』
  • 西部邁『西部邁の経済思想入門』
  • 時子山ひろみ『安全で良質な食生活を手に入れる フードシステム入門』
  • 小谷津孝明『〈こころ〉で視る・知る・理解する 認知心理学入門』
  • 竹内洋『学校と社会の現代史』
  • 木村三郎『西洋近代絵画の見方・学び方』
  • 竹中星郎『老いの心の十二章』
  • 岩田規久男『初歩から学ぶ金融の仕組み』
  • 橋本毅彦『〈科学の発想〉をたずねて』
  • 佐藤学『教育の方法』
  • 溝口雄三『〈中国思想〉再発見』
  • 香山壽夫『建築を愛する人の十二章』
  • 杉村宏『人間らしく生きる』
  • 柏倉康夫『私たちはメディアとどう向き合ってきたか』
  • 渡邊二郎『自己を見つめる』
  • 森谷正規『比較技術でみる産業列国事情』
  • 島内裕子『徒然草をどう読むか』
  • 笠原潔『音楽家はいかに心を描いたか』
  • 長谷川眞理子『動物の生存戦略』
  • 熊倉功夫『茶の湯といけばなの歴史』

神戸芸術工科大学レクチャーブックス

[編集]
  • 山口信博、木村タカヒロ祖父江慎、小野明『デザインを構想する』
  • 内藤礼、中村鐵太郎『内藤礼〈母型〉』
  • 祖父江慎、藤田重信、加島卓、鈴木広光『文字のデザイン・書体のフシギ』
  • 石川九楊、三木健、府川充男、鈴木一誌『デザインのことば』

大澤真幸THINKING「O」

[編集]
  • 14号「〈わたし〉と〈みんな〉の社会学」(ゲスト見田宗介
  • 13号「日本人が70年間一度も考えなかったこと 戦争と正義」(ゲスト姜尚中
  • 12号「ピケティ『21世紀の資本』を越えて 超入門から資本主義新論へ」(ゲスト小野善康[要曖昧さ回避]
  • 11号「やっぱりふしぎなキリスト教」(ゲスト橋爪大三郎高橋源一郎大貫隆
  • 大澤真幸編著『3・11後の思想家25』(別冊)
  • 10号記念号「3・11後の日本経済」(ゲスト岩井克人
  • 9号「天皇の謎を解きます」「東北関東大震災ーー希望はどこかにある」(ゲスト佐伯啓思高澤秀次
  • 8号「「正義」について論じます」(ゲスト宮台真司
  • 7号「「人生という物語」の呪縛から逃れて」(ゲスト角田光代森達也
  • 6号「生きることを哲学する」(ゲスト鷲田清一
  • 5号「脳はひとつの〈社会〉である」(ゲスト茂木健一郎
  • 4号「もうひとつの『1Q84』」(ゲスト辻井喬
  • 3号「民主革命としての裁判員制度」(ゲスト四宮啓河野義行
  • 2号「民主党よ、政権交代に託した夢を手放すな」(ゲスト姜尚中、小木郁夫)
  • 創刊号「連帯のあたらしいかたち〈ランダムな線〉」(ゲスト中村哲

ローズプラスエクス

[編集]
  • vol.5「音楽が鳴っている」(寺門孝之宇野亜喜良戸田ツトム下谷二助スズキコージ三宅純周防義和町田康、植田真、鈴木里江、オカダ由美、永井健一、芳賀直子、村田智ほか)
  • vol.4「動物たちはどこにいるのか?」(寺門孝之、宇野亜喜良、しりあがり寿、戸田ツトム、下谷二助、スズキコージ、ミロコマチコ、山本匠、赤崎正一、村田智、廣中薫、久本直子、西川隆範、鈴木里江、タナカ由美、永井健一、しろくまともこほか)
  • vol.3「天使!」(寺門孝之、宇野亜喜良、町田康、しりあがり寿、陶智子荒井良二、戸田ツトム、三枝克之、村田智、赤崎正一、廣中薫、久本直子、西川隆範、チルオバケ、飯田淳、鈴木里江、タナカ由美、中村幸子、古谷充子ほか)
  • vol.2「幼な心」(寺門孝之、宇野亜喜良、町田康、若尾文子、しりあがり寿、荒戸源次郎、陶智子、荒井良二、戸田ツトム、三枝克之、村田智、赤崎正一、廣中薫、久本直子、西川隆範、芳賀直子、木村タカヒロ、植田真、オゴンバイラほか)
  • vol.1「美しい眼」(寺門孝之、町田康、若尾文子、しりあがり寿、山口はるみ、荒戸源次郎、廣中薫、久本直子、陶智子、篠木あかね、荒井良二、谷口広樹、三枝克之、村田智、赤崎正一、戸田ツトム、西川隆範ほか)

graphic/design

[編集]
  • no.4(韓美林、石川九楊、野村圭祐、池澤夏樹斎藤環、鈴木一誌、加島卓、祖父江慎、松田行正、永原康史、三木健、柏木博、喜多千草、矢田等、寺門孝之、小山明、荒木優子、栄元正博、かわいひろゆき、小柳学、戸田ツトム)
  • no.3(臼田捷治、池澤夏樹、石川九楊、寺門孝之、斎藤環、三木健、鈴木一誌、山口信博、祖父江慎、戸田ツトム)
  • no.2(芦野公昭、池澤夏樹、石川九楊、寺門孝之、長谷川健郎、鈴木一誌、府川充男、前田年昭、栄元正博、小柳学、戸田ツトム)
  • no.1(池澤夏樹、石川九楊、寺門孝之、鈴木一誌、山口信博、三谷龍二、斎藤環、加島卓、かわいひろゆき、小柳学、戸田ツトム)

脚注

[編集]


外部リンク

[編集]