1863年
年
1863年(1863 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる平年。
千年紀: | 2千年紀 |
---|---|
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1840年代 1850年代 1860年代 1870年代 1880年代 |
年: | 1860年 1861年 1862年 1863年 1864年 1865年 1866年 |
他の紀年法
編集カレンダー
編集できごと
編集1月
編集- 1月1日
- 1月8日 - 米国で大陸横断鉄道着工
- 1月9日 - 世界初の地下鉄がロンドンで開業
- 1月21日 - オペル社創立
- 1月22日 - 現在のポーランド、リトアニア、ベラルーシでロシア帝国の支配に対する一月蜂起が勃発
2月
編集3月
編集- 3月3日 - 米国(北軍)初の徴兵法成立(実施4月1日)
- 3月10日 - 英王子アルバート(後のエドワード7世)がデンマーク王女アレクサンドラと結婚
- 3月13日 - 米国(北軍)初の黒人部隊創設(マサチューセッツ第54連隊 (54th Massachusetts Volunteer Infantry))
- 3月25日 - 米国初の名誉勲章授与 (Jacob Parrott)
- 3月30日 - デンマーク王子ヴィルヘルムがギリシャ国王ゲオルギオス1世として即位
4月
編集- 4月21日(文久3年3月4日) - 徳川家茂が上洛(将軍の上洛は229年ぶり)
- 4月28日(文久3年3月11日) - 孝明天皇が賀茂神社へ行幸
- 4月30日(文久3年3月13日)
- 新選組結成
- 南北戦争: チャンセラーズヴィルの戦い( - 5月6日)
5月
編集- 5月18日 - 南北戦争: ビックスバーグの包囲戦( - 7月4日)
- 5月21日 - 南北戦争: ポートハドソンの包囲戦( - 7月9日)
- 5月23日 - ライプツィヒで全ドイツ労働者協会創設
- 5月28日(文久3年4月11日) - 孝明天皇が石清水八幡宮へ行幸
6月
編集- 6月9日 - 南北戦争: ブランディ・ステーションの戦い
- 6月13日 - 南北戦争: 第二次ウィンチェスターの戦い( - 6月15日)
- 6月20日 - 南北戦争: 南軍に参加したバージニア州から奴隷制に反対する北西部諸郡が分離独立、ウェストバージニア州が成立
- 6月25日(文久3年5月10日) - 馬関戦争: 長州藩が米商船ペンブローグ号を砲撃
7月
編集- 7月1日 - 南北戦争: ゲティスバーグの戦い( - 7月3日)
- 7月5日(文久3年5月20日) - 姉小路公知が禁裏で暗殺される(朔平門外の変)
- 7月8日(文久3年5月23日) - 馬関戦争: 長州藩が仏軍艦キンシャン号を砲撃
- 7月11日(文久3年5月26日) - 馬関戦争: 長州藩が蘭軍艦メデューサ号を砲撃
- 7月13日 - 南北戦争: ニューヨーク徴兵暴動
- 7月16日(文久3年6月1日) - 馬関戦争: 米艦ワイオミング号が報復砲撃
- 7月18日(文久3年6月3日) - 江戸で大火、江戸城本丸・西ノ丸を焼失(文久の大火)
- 7月19日(文久3年6月4日) - 香港からアメリカに向けて航海をしていた「バイキング号」(1349トン)が荒天により伊豆諸島御蔵島の岩場に引き寄せられて座礁。乗っていた中国人労働者や乗員ら483人が島民により救助された[1]。
- 7月20日(文久3年6月5日) - 馬関戦争: 仏艦隊が報復砲撃
- 7月22日(文久3年6月7日) - 長州藩で高杉晋作らが奇兵隊編成
8月
編集- 8月11日 - カンボジアがフランスの保護国となる
- 8月15日(文久3年7月2日) - 薩英戦争( - 8月17日(7月4日))
- 8月17日 - 天誅組の変起こる。
- 8月18日 - 八月十八日の政変起こる。公武合体派が尊王攘夷派公卿を排除したクーデター。
- 8月19日 - 前日の政変により排除された七卿が長州へ落ちる。七卿落ち。
9月
編集10月
編集- 10月3日 - リンカーン米大統領が感謝祭を休日にすると宣言
- 10月11日 - 幕府の洋学所開成所開校
- 10月14日(文久3年9月2日) - 井土ヶ谷事件
- 10月26日 - イングランドサッカー協会創立
- 10月29日 - 赤十字国際委員会設立
11月
編集- 11月15日 - デンマーク王フレデリク7世が死去しクリスチャン9世が即位
- 11月19日 - 南北戦争:リンカーン米大統領がゲティスバーグで演説(人民の人民による人民のための政治)
12月
編集日付不詳
編集誕生
編集→「Category:1863年生」も参照
- 1月1日 - ピエール・ド・クーベルタン、近代オリンピック創立者(+ 1937年)
- 1月8日 - パウル・シェーアバルト、画家・作家・詩人(+ 1915年)
- 1月8日 - エレン・センプル、地理学者(+ 1932年)
- 1月17日(ロシア暦1月5日) - コンスタンチン・スタニスラフスキー、俳優・演出家(+ 1938年)
- 1月17日 - デビッド・ロイド・ジョージ(+ 1945年)
- 1月19日 - ヴェルナー・ゾンバルト、経済学者・社会学者(+ 1941年)
- 2月14日(文久2年12月26日) - 岡倉天心、美術家(+ 1913年)
- 2月19日 - エマヌエル・モール、作曲家・ピアニスト・楽器発明家(+ 1931年)
- 2月22日(文久3年1月5日) - 坪井正五郎、自然人類学者(+ 1913年)
- 2月23日 - フランツ・フォン・シュトゥック、画家・版画家・彫刻家・建築家(+ 1928年)
- 2月27日 - ジョージ・ハーバート・ミード、社会学者・哲学者・思想史家(+ 1931年)
- 3月1日(文久3年1月12日) - 嵯峨の屋おむろ、小説家・翻訳家(+ 1947年)
- 3月4日 - レジナルド・インズ・ポコック、動物学者(+ 1947年)
- 3月5日(文久3年1月16日) - 阪谷芳郎、大蔵官僚・政治家(+ 1941年)
- 3月12日 - ウラジミール・ベルナドスキー、鉱物学者・地球化学者(+ 1945年)
- 3月12日 - ガブリエーレ・ダンヌンツィオ、詩人・作家(+ 1938年)
- 3月14日(文久3年1月25日) - 徳富蘇峰、評論家(+ 1957年)
- 3月18日 - エドガー・サイアーズ、フィギュアスケート選手(+ 1946年)
- 3月20日 - エルネスト・ナザレー、ピアニスト・作曲家(+ 1934年)
- 3月27日(文久3年2月9日) - 梅田ミト、長寿世界一 (+ 1975年)
- 4月3日 - アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ、画家(+ 1957年)
- 4月10日(文久3年2月23日) - 山極勝三郎、病理学者(+ 1930年)
- 4月16日 - エミール・フリアン、画家(+ 1932年)
- 5月14日 - ジョン・チャールズ・フィールズ、数学者(+ 1932年)
- 6月2日 - フェリックス・ワインガルトナー、指揮者(+ 1942年)
- 6月21日 - マックス・ヴォルフ、ドイツの天文学者(+ 1932年)
- 6月29日 - ウィルバート・ロビンソン、メジャーリーガー(+ 1934年)
- 7月16日 - ファニー・ブルームフィールド・ツァイスラー、ピアニスト(+ 1927年)
- 7月19日 - ヘルマン・バール、作家(+ 1934年)
- 7月24日 - トミー・マッカーシー、メジャーリーガー(+ 1922年)
- 7月30日 - ヘンリー・フォード、フォード自動車創設者(+ 1947年)
- 8月10日(文久3年6月26日) - 近衛篤麿、政治家、第3代貴族院議長(+ 1904年)
- 8月10日(文久3年6月26日) - 清沢満之、真宗大谷派僧侶・哲学者(+ 1903年)
- 8月24日(文久3年7月11日) - 徳川家達、徳川宗家第16代当主・貴族院議長(+ 1940年)
- 9月13日(文久3年8月1日) - 藤山雷太、実業家、藤山コンツェルン創始者(+ 1938年)
- 9月17日(文久3年8月5日) - 河本にわ、長寿世界一 (+ 1976年)
- 10月9日 - アレクサンドル・ジロティ、音楽家(+ 1945年)
- 10月9日 - アルバート・スワード、植物学者・地質学者(+ 1941年)
- 10月12日(文久3年8月30日) - 原田直次郎、洋画家(+ 1899年)
- 10月24日 - アルノルト・ロゼ、ヴァイオリニスト(+ 1946年)
- 10月29日 - マーク・ボールドウィン、メジャーリーガー(+ 1929年)
- 11月11日 - ポール・シニャック、画家(+ 1935年)
- 12月7日 - ピエトロ・マスカーニ、オペラ作曲家(+ 1945年)
- 12月12日 - エドヴァルド・ムンク、画家(+ 1944年)
- 12月24日 - エンリケ・フェルナンデス・アルボス、ヴァイオリニスト・作曲家(+ 1939年)
- 12月25日(文久3年11月15日) - 志賀重昂、地理学者(+ 1927年)
- 12月26日(文久3年11月16日) - 森槐南、漢詩人・官僚(+ 1911年)
死去
編集→「Category:1863年没」も参照
- 3月24日(文久3年2月6日) - 長井雅楽、長州藩士(* 1819年)
- 4月4日 - ルートヴィッヒ・グリム、画家(* 1790年)
- 5月1日(文久3年3月14日) - 松平斉貴、松江藩第9代藩主(* 1815年)
- 5月14日 - フェルディナント・バイエル、作曲家・ピアニスト(* 1803年)
- 7月5日(文久3年5月20日) - 姉小路公知、公卿(* 1839年)
- 7月11日(文久3年5月26日) - 田中新兵衛、薩摩藩士(* 1832年)
- 7月25日(文久3年6月10日) - 緒方洪庵、医師・蘭学者(* 1810年)
- 8月1日(文久3年6月17日) - 箕作阮甫、蘭学者(* 1799年)
- 8月13日 - ウジェーヌ・ドラクロワ、画家(* 1798年)
- 8月27日(文久3年7月14日) - 会沢正志斎、水戸藩の儒学者(* 1782年)
- 9月17日 - アルフレッド・ド・ヴィニー、劇作家・詩人(* 1797年)
- 9月20日 - ヤーコプ・グリム、言語学者・文学者・グリム兄弟の兄(* 1785年)
- 10月30日(文久3年9月18日) - 芹沢鴨、壬生浪士(新選組)初代局長(* ?)
- 11月8日(文久3年9月27日) - 吉村寅太郎、天誅組総裁(* 1837年)
- 12月13日 - フリードリヒ・ヘッベル、劇作家・詩人・小説家(* 1813年)
脚注
編集出典
- ^ 107年目のアメリカの良心 救われた難破の483人 カーター米公使「ささやかな恩返し」『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月5日 12版 23面