・1580年
山陰ルートは鳥取から山城の支城(上杉支配)を素通りして室町御所に侵攻。
紀州ルートは高屋城から石山御坊に侵攻しそれぞれ陥落。
2正面から進んだ侵攻軍が手を結んだのでここから宇佐山・観音寺攻めに移ろうと準備していた時再びの訃報がカエサルに届けられた。
これで初期家臣3人全員がこの世を去った。
宇佐山・観音寺にも同時に軍を出し両方を一気に占領したが、山城や摂津で台風と飢饉が発生し危険な状況の中、たまたま紀伊の本願寺攻めで遠征していた織田軍が攻撃を諦めて高屋城にターゲットを変更してきた。兵数が半減していたがこれも何とか高屋城と石山御坊の兵で波状攻撃を掛けることで何とか撃退に追い込んだ。
その後徳川家と同盟を結んだ上で美濃を攻略し、時は1582年中盤へと移っていた。
この後尾張を攻略するも鳥取城主が謀反の誘いに応じてしまい織田家に城ごと寝返ってしまう。
しかし大勢は既にユリウス家1強となっており支城程度であればカエサル軍が接近するや否やすぐ降伏の意を示し軍門に降っていく。
・1583年~
ゲームの最終目標としては全国を制圧して統一するものと、山城を含む20個の本城(初級なら15個)を支配し全国の大名と同盟を組んで統一するものと2種類あるが完全統一はダレやすいので(現にダレてきてしまっているが)後者で統一することとしたい。
しかしそのためには20個の本城と現時点で完全に敵対している織田家の滅亡はマスト。どうであれ北の端まで軍を進めるか、近隣の大名が織田の最後の本城を落とすことを願うか。
技能こそ持たないものの全能力100、さらに兵科も足軽と騎馬は最高水準。
しかしそれから少し経って……
行軍の最中に突然の死を迎えた。
伊予の湯築城から立ち、天下の大部分を手に入れた男ユリウス・カエサルの最期であった。
娘4人の後継者候補の内、数値最強の女ことユリウス澪を後継者に指名したカエサルは全ての家宝を彼女に委ね乱世から身を引いたのである。黒川城を攻めようとしていた矢先のことだった。
格好良かった家紋も謎の家紋に変わりユリウス澪の代が始まった。
しかし本城も征夷大将軍就任まで残り3城という局面。
黒川城は武将の数も少なく問題は無かったが、羽後の土崎湊城と陸奥の三戸城は織田軍が支配している状態でとにかく数年掛かりで攻略し、その間に後方でも織田軍の攻撃に遭い、箕輪城を落とされるなど惨憺たる泥仕合となったが、やはりユリウス軍の敵ではなかった。
そして健在の全大名家との同盟、本城20個支配の条件を整え京に戻ったユリウス4姉妹に対し征夷大将軍就任の詔が届き、ついに戦乱の世は終わった。
1587年、父ユリウス・カエサルが湯築城から乱世に挑んで17年後のことである。
何の官位も得ず、何の役職も得なかった無冠の帝王カエサルと彼の後継者は自らの力と親子2代を支えた家臣たちや姉たちの類稀なる尽力によってついに天下の統一を果たした。
・感想
流石に織田家は強い。
織田信長が鉄砲隊1000で城に籠っている時の殲滅力の凄まじさは本当に辟易するレベルだった。
捕虜で登用に応じなかった織田家臣は片っ端から処断していたがそれでも最後の最後まで人が尽きないほどの頭数を用意している点も非常に厄介だった。
常に人手不足だったので後方の少人数で守る城を織田軍の各地の落としきれていない支城から遊撃軍の如く出撃する部隊の対処も途中からかなり面倒になってしまい、本隊で敵本城を狙う(兵数の少ない敵支城は勝手に降伏してくれる)というごり押しプレイをし始めたのも、ただただ本当に早くこの泥仕合を終わらせたかったからなのかもしれない。
カエサルの意思を継ぐ最強の後継者によって天下統一を果たしたことでインペリウム・ジパングヌムが完成したのでこれで良しとしておこう。