自民党が単独過半数を大きく上回る議席を得て圧勝し、09年の惨敗以来約3年ぶりの政権返り咲きが決まった先日の選挙。他の翻訳サイト様では既に海外の反応が取り上げられていましたが、今回は、タイムズ・オブ・インディアのサイトからインド人の反応を翻訳してみました。
コメント元
http://timesofindia.indiatimes.com/world/rest-of-world/Japans-LDP-surges-back-to-power-eyes-two-thirds-majority-with-ally/articleshow/17639487.cms
ちなみに産経新聞によると、この新聞社は”両国関係を急速に拡大させる絶好の機会”と好意的にとらえていたようです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/asi12121718460004-n1.htm
【ニューデリー=岩田智雄】衆院選の自民党の圧勝を受けて、17日付のインドの有力紙タイムズ・オブ・インディアは1面に自民党の安倍晋三総裁の写真とともに「インドの友人アベが日本で復権へ」との見出しを掲載し、国際面に、確実視される安倍氏の首相就任を歓迎する記事を載せた。
安倍氏が以前、首相を任期途中で辞任したことを「インドは、とてもおいしい前菜の後で、メーンコースを奪われたようだった」と食事に例え、選挙結果を受けて「なかなか手に入らなかった主菜が今になってやって来る」と述べた。
安倍氏を「気持ちの上でインドとつながっていることで知られる」と紹介。対インド外交重視の発言を引用し、「日印関係に大胆な理想を描き、(首相)復帰は両国関係を急速に拡大させる絶好の機会になるはずだ」との専門家の意見を伝え、日印原子力協定交渉の再開にも期待を示した。
沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立については、「中国がアジア・太平洋地域で自己主張を強める中、世界の関心の的がこの地域に移ってきている時期において、安倍氏の中国に対するタカ派的な見解は、インドを害するものではない」と指摘した。