「セイホとナマポの見分け方」が怖い

「普通の受給者」に対する要求水準の高さが、生活保護に限らない他者への要求水準の異様な高さをうかがわせる。
【生活保護】河本準一8【もろとけばいいんや】 | ログ速@２ちゃんねる(net)

15 : 名無しさん : 2012/06/24(日) 04:28:03.28
セイホとナマポの見分け方最新版

最近よくセイホ（普通の受給者）とナマポ（不良受給者）の違いがわからないという質問をよく受けます。
そこで今日は見分け方の一部を紹介します。

たまにしか保護費を無駄遣いしないのがセイホ、玉を打つのにしか保護費を使わないのがナマポ
アルチュール＝ランボーの詩を読むくらい教養があるのがセイホ、アル中で乱暴なのがナマポ
時代に警鐘を鳴らすのがセイホ、次代に継承されるのがナマポ
努力し働くのがセイホ、暴力を働くのがナマポ
セイホはガンバル、ナマポはギャンブル
公営住人なのがセイホ、怖えー住人なのがナマポ
将来を考えて一仕事し成果を生むのがセイホ、将来を考えずに年子をせかせか産むのがナマポ
公務員にとって上客なのがセイホ、子産む院（助産院）にとって上客なのがナマポ
ブラック企業でも一生懸命働くのがセイホ、部落枠であまり働かないのがナマポ
買い物を過剰に自重するのがセイホ、次長課長なのがナマポ
支給してあげるのに異存がないのがセイホ、支給すると依存するのがナマポ
自給額に自信を持つのがセイホ、受給額を自慢するのがナマポ
遅くまで工場から帰宅しないのがセイホ、どこまでも根性が汚ないのがナマポ
子供の学資保険を払うのがセイホ、子供のお年玉を隠し保管するのがナマポ
仕事に追われているのがセイホ、借金取りに追われているのがナマポ
託児して仕事に行くのがセイホ、無料タクシーで病院に行くのがナマポ

仕事をしていることが不良じゃない基準として頻出している時点で、生活保護という機構の趣旨を根本的に勘違いしているとしか思えない。きちんとした働き口を用意してからいうべきだろうが、「ブラック企業」で懸命に働くことを要求しているところを見ると、そもそも社会が改善することを望んでいないらしい。
このコピペを肯定する者は、「時代に警鐘を鳴らす」つもりが全くないのだろう。むしろ社会問題が「次代に継承される」ことを全力で臨んでいるかのようだ。
他にも、「玉を打つのにしか保護費を使わない」ならば最低限の生活費はどこから出るのか、隠すための「子供のお年玉」がどこから出るのか、どのような生活保護受給者像を脳内で描いているのだろうか。
スレッドをざっと見ていくと、さらなる憎悪を表明している書き込みがあって、暗澹となる。

23 : 名無しさん : 2012/06/24(日) 12:44:41.83
生活保護うけてるやつ全員死ねばいいのに

26 : 名無しさん : 2012/06/24(日) 13:19:10.62
>>23
本来なら働けないくらいの病気なんですぐ死ぬはずなんだけどね
あいつら健康でストレス皆無だから死なないよ

「最新版」とあるように古いコピペらしく、2007年の短い版も確認できた。いくつか入れ替えが見られるが、もちろん大した内容ではない。
ワロス系日記 セイホとナマポの見分け方

56 名前：可愛い奥様 [2007/12/25(火) 23:45:07 id:eoDzc5ri0]
セイホとナマポの見分け方

最近よくセイホとナマポの違いがわからないという質問をよく受けます。
そこで今日は見分け方の一部を紹介します。

たまにしか制度を利用しないのがセイホ、玉を打ってスッカラカンになるのがナマポ
アルチュール＝ランボーの詩を読むのがセイホ、アル中で乱暴なのがナマポ
時代に警鐘を鳴らすのがセイホ、次代に継承されるのがナマポ
努力して働くのがセイホ、暴力を働くのがナマポ
自給額に自信を持つのがセイホ、受給額を自慢するのがナマポ
部屋が綺麗らしいのがセイホ、根性が汚らわしいのがナマポ
ガンバルのがセイホ、ギャンブルのがナマポ
公営住人なのがセイホ、怖えー住人なのがナマポ
将来のために一仕事して余裕を生むのがセイホ、将来を考えずに年子を産むのがナマポ
子供の学資保険をこっそり払い込むのがセイホ、子供の給食費をこっそり使い込むのがナマポ
自立できて喜ぶのがセイホ、自律神経失調症で喜ぶのがナマポ
制度に依存するのを嫌がるのがセイホ、役所に依存するのを喜ぶのがナマポ

たとえば、生活保護世帯は就学援助制度で給食費が免除できるから、「使い込む」必要すらないわけだが。

せめて「約99%がセイホ、約0.99%がナマポ」といった項目でもあれば、まだしも実際の生活保護をネタにしたのだと思えるのだが。
このコピペは具体的な事例どころか、建前としての生活保護にすら関係ない。単に労働していない人間への憎悪を表明し、自らの浅い世界観を露呈しているだけだ。