Scroll ViewとLayoutコンポーネント群④Layout Group

Unity 2019.2.0f1 Personal(2019年8月)

今回はLayout系コンポーネントの中でもLayout Groupについてです〜

Layout Groupとは？

Layout Groupコンポーネントはコンテンツ（子オブジェクト）を整列させます。
整列種類にはVertical(垂直)、Horizontal（平行）、Grid（格子）の3種類あります。
（Layout Elementを利用する場合はControl Child Sizeを有効にする必要がある。）
端末によりアスペクト比が変わるなどレイアウトがズレても、柔軟に整列することができます。

Layout Groupの設定項目①

Padding：コンテンツ全体の上下左右の余白を設定します。（単位：pixel）
Spacing：コンテンツ間の余白を設定します。（単位：pixel）
Child Aligment：コンテンツを配置するスタート位置。
ここらへんは実際に触れば理解できるかと思います！

Layout Groupの設定項目：Control Child Size

Control Child Size：親（Layout Group）が子（Layout Element）の Width (幅) と Height (高さ) を制御するかどうか。

Control Child Sizeを有効にすると、
コンテンツ（Layout Elementの付いたオブジェクト）のLayout情報はAuto Layoutのルールに従い決定されます。
例えばControl Child SizeのHeightのみ有効にすると…

コンテンツ（Layout Elementの付いた子オブジェクト）のRectTransformはWidthが設定可能ですが、
HeightはLayout Elementに従い自動的に設定されます。

Layout Groupの設定項目：Child Force Expand

Child Force Expand：付加的な利用可能なスペースを埋めるため子要素を強制的に拡大するかどうか。
・Control Child Sizeと違い、RectTransformから値を設定できる。
（Layoutが崩れやすいので基本的に無効にしておく。）
・Layout Elementの有無とは関係なくコンテンツは等間隔に配置される。
・Control Child Sizeと合わせて使うと、余白がある場合はLayout ElementのPrefered Widthの設定値以上にスペースを埋める。（Flexible WIdthを設定している状態と同じ結果）

Use Child Scale

Use Child Scale：幅と高さは、各子レイアウト要素のRect TransformコンポーネントのScale> XおよびScale> Yの値に対応します。
RectTransformから値を設定することができる。
しかし無効でも可能なので、違いが分からない…

まだまだ全然理解できていないですが、
使い込んでいくうちに勝手が分かってくるかと思います。