【git入門3】gitの使い方 コミットの打ち消し(revert)

前回の続きです〜

今回はコミットの打ち消しについてです〜

gitの使い方 コミットの打ち消し(revert)

①revert(打ち消し)とは

コミットの打ち消しをすることにより、以前のコミットに戻ることができます〜

今のところFirst CommitとSecond Commitを作ってきて、現在のコミット位置はSecond Commitにあります〜
打ち消しの利点は、First Commitに戻った時にSecond Commitの情報が消えない点です〜

「First Commit作成」→「Second Commit作成」という履歴が
「First Commit作成」という履歴に変わるのではなく、

「First Commit作成」→「Second Commit作成」→「Second Commit作成の打ち消し」という履歴に変わります〜
Second Commitは履歴の中に残り続けるので、安心して打ち消しすることができます〜

②revert(打ち消し)の使い方

それでは実際にrevertを使ってみましょう〜

$ git revert HEAD
[detached HEAD cf45336] Revert "Second Commit"
 1 file changed, 1 insertion(+), 2 deletions(-)

HEADは一番頭のCommitを取り消しますということです〜

それではgit logでコミットの状態を確認してみます〜

$ git log
commit cf453369abea76e3c4464a1639d7aac8b38f8c19
Author: 名前 <メールアドレス>
Date:   Mon Aug 17 16:51:17 2015 +0900

    Revert "Second Commit"
    
    This reverts commit fa4595ff783ca02c8162e49ad3253a6734e67377.

commit fa4595ff783ca02c8162e49ad3253a6734e67377
Author: 名前 <メールアドレス>
Date:   Mon Aug 17 16:18:13 2015 +0900

    Second Commit

commit 29afc77b42799082ca80138015bde8e7be0f6bda
Author: 名前 <メールアドレス>
Date:   Mon Aug 17 16:10:01 2015 +0900

    First Commit

revertによりSecond Commitが打消され、

First Commit → Second Commit → Revert "Second Commit"

という履歴になりました〜

Second Commitは打ち消されましたが、履歴として残っているのでいつでも戻ることができます！

今回はここまでです〜

ありがとうございました〜