日々、人との関わりの中での出来事や感ずること!

人との関わりの中での出来事や学びを綴っています。

ブランド品と安心電話

名古屋市に在住していますが、一人暮らしの方を対象に一定の年齢に達すると行政の方から”安心電話”なる物を申請すれば配布されます。

例のYさんも同世代の友人に教えて貰ったらしく役所へ申請に向かった様です。

ある日、役所の福祉課から私の元へ電話が入りました。


役所の方、曰く「今、Yさんが“安心電話”の件で窓口へいらしています。安心電話は緊急の場合にボタンを押す様になっています。その時、20分以内に駆けつける事が可能な方を一人、登録する必要があります。YさんがKさん(私の事)を指名していますが宜しいでしょうか?」との確認の電話でした。




出典:イラストac

少しビックリしましたが「あっ、そうなんですね!わかりました。」と•••

私は商売をしていてお客様に取り掛かると短くて1時間、内容によっては3、4時間の時間を取られる場合もあります。


しかしYさんに緊急事態が起きた場合は、お客様に取り掛かっていても、お客様に待って頂いて駆けつけなければなりません。

しかし、まさか「嫌です。」なんて言える訳も無く、いつもお世話になっているYさんの事なので出来る事はしなければと言い聞かせつつ・・・



そんなある日、Yさんが私のお店へ顔を出して下さり、私にプレゼントを下さったのでした。

開けてみるブランドのお財布です!

私は「こんな高価ものは頂けない!」と返そうとしますが、Yさんは「そんな事、言わんと気持ち良ー貰ってちょ!(名古屋弁)」と言います。

以前からYさんは、娘さんと一緒に良く海外旅行へ出かけていました。その度に、申し訳ない位、ブランドの鞄などをお土産に頂いています。

その度に私は恐縮して「こんな高価な物!気持ちだけで充分です!」と言うと「そんな事、言わんと気持ち良ー貰ってちょ!」と、又、いつもと同じセリフです。

Yさんとのお付き合いも数十年にもなるので、有り難い事にYさんから頂いたブランド物も結構な数になってしまいました。

私自身は、どちらかと言うと大したブランド好きでも無いので特に気に入っている2.3点の物、以外は収納にも場所を取るので買取でもして貰った方が良いのでは?と思っていました。


ブランド品の買取なんて今迄、経験した事もなく何も分からないのでネットを使って検索した所、今ではネット上でブランド買取が可能なのですね!

実際にお店に行かなくても良いですし、これは便利だと思いネットのブランド買取について調べてみました。


色々なサイトが見つかる中で、「ブリグロー」と言うサイトを見つけました。


このサイトですが、ネットで行うブランド買取に関する情報を始め、それぞれの地域ごとの買取情報も事細かく分かり易く説明されていて参考になりました。

ネットのブランド買取は、私の様な忙しくて時間の無い人にもピッタリかもしれません。

これからはネットによる買取も必要な事として考えて行きたいと思います。


娘さんが亡くなり神経を病んでしまったYさん

東京へ嫁がれているYさんの娘さんが、一人暮らしのお母さんを心配して1ヶ月に一度は東京から様子を見にきます。

お正月、お盆、GWの連休時はお婿さん共々にYさんと一緒に旅行へ行ったりと楽しんでいました。

しかし、この大事な一人娘さんが亡くなられたのです。Yさんは精神的な寂しさから神経を病んでしまい夜、一人でいる事が不安になってしまいました。

夕方になると私に電話がはいります。

「急にのぼせて顔がほてり血圧を測ると、とても高い」と泣きそうな声です。

私は「あ、そうなの!」と知らん顔は出来ず「仕事が終わったら帰りに寄るから、ちょっと待っててね!」と•••言うと
「お願いします❗️」とYさん

Yさんの家へ行き、一緒にお茶を飲みながら話し相手になり、3.40分を過ごします。

そして再び血圧を測ると正常に戻っている事が多いのです。

明らかに神経からの高血圧なのです。


一人でいる事が不安なので誰か友人に泊まって欲しいYさん!

今日は誰に泊まって貰えるかな?

何人かの友人に声を掛けます。

私も声を掛けられる一人で、今ではローテーションの中に組み込まれています。

ローテーションの中の一人に片づけられない性格でゴミ屋敷状態の所に住んでいて野良猫の数匹に餌を与え続けているTさんもいます。

唯一、一番に気になるのはとYさん宅に泊まる時の布団の事です。

お客様用の同じ布団にローテーションの仲間が交代で寝る事になるのです。



出典:イラストAC

私はローテーション仲間が日替わりで同じ布団で寝るのは抵抗があるのでソファーで寝る事にしました。

ソファーで寝ると足が、はみ出して苦しい態勢になり全然、熟睡は出来ませんが•••

それにYさん宅は玄関の鍵が、いい加減で外から5.6回強く叩くと中でカチャッと鍵が外れるのです。

シッカリとした鍵を付け替える様にYさんに頼むのですが中々、実行に移して貰えません。

人それぞれ心配する所、神経を使う所が違う事を痛感します。
世間の方々にもYさんが、かなりのお金持ちなのは知れ渡っているのです。

なので私は鍵の事が不安でならず泊まるのも命がけなのです。

ですから玄関、キッチンは電灯は消さず煌々と明るくします。

Yさんへ「絶対、電灯を消したらダメだよ!」と念押しして寝ます。

Yさんは自分の事は棚に上げて「まぁー!神経質だねー」と私の事を笑っています。

一日の仕事を終えて夜ぐらいは、ゆっくりと自分のベッドで寝たいのですが娘さんを亡くしたYさんの気持ちを思うと「こんな事ぐらい我慢しなきゃ!」自分に言い聞かせている日々です。

東京へ嫁がれているYさんの娘さんは、一人暮らしのお母さんを心配して毎日、夜になると電話がかかって来るのが習慣になっています。ある夜、私が眠りについていた深夜,枕元の携帯の着信音で目が覚めました。

時間は夜中の12時半頃です。

東京のYさんの娘さんからでした。「母に何度、電話しても繋がらないのですが、そちらにお邪魔してないですよね?お風呂場ででも倒れてなければ良いんですがねー⁉️」との事…


「私も電話してみますね!」と言って電話を切り何回か、Yさんへ電話してみましたが全く繋がりません。心配している娘さんの事を思うと私自身も気になって眠る事ができません。

娘さんの本心を察するするならばYさんの家まで確認へ行って欲しいと思ってる事は明白です。しかし、その日に限って外はどしゃ降り、深夜一時頃の真夜中です😥




写真ac

エイッー‼️服に着替えて懐中電灯を持ち傘をさしYさん宅へ行ってみる事にしました。Yさんの家まで徒歩で10分足らずですが、流石に真夜中で少し怖いのですが勇気を出して歩き始めました。

Yさんの玄関の前まで来るとキッチンも仏間もリビングも電灯は煌々とついています。大きなテレビ音も聞こえてきます。勿論、玄関は鍵がかかっています。

もしや裏口が開いてないか?、と裏へ回ってみると、裏口が運良く開いてました。恐る恐る中へ入って行きました。何事かが起きていなければ良いが⁉️心臓がドッキン、ドッキン•••

〇〇さーん、〇〇さーんと、名前を呼びながら仏間、キッチンをみて回ります。どこにも姿は有りません。次はリビングです。姿が有りました‼️ソファーでぐっすり眠り込み私の声で目が覚めた様です。

目を擦りながら「あー!どうも済みません」とYさん。事の次第を説明し「娘さんが心配してるから電話してあげて!」と帰路につきました。

幾つになっても「親は子を思い、子は親を思い」親子って良いものだなーと改めて感じた出来事でありました😆

私と母は特に絆の強い母娘でした。
二人三脚で商売をしていましたが数年前、母が亡くなり一人での商売が始まりました。
気分転換にブログでも書いてみたいと思い立ち超、初心者ですが宜しくお願いいたします。

私の周りの方々は「ひとりでの商売は寂しいね!不憫だねー!」等と言ってくれますが•••
私自身は強がりでも何でも無く”悲哀”を感じる事は全く有りません。

周りの色々な方々にお世話になり支えられている事も”悲哀”を感じずにいられる大きな要因の一つだと思います。

例えば何か大事な事で自分で結論を出さねばならない時、母が生きていたら母はどんな答えをくれるのだろうか?と想像します。そんな時には信頼しているIさん、Kさんに相談に乗って貰うのです。

又、美味しいお米を取り寄せているHさんは「あなたのお米ぐらいは私が精米する度に届けるからお米は買わないで!」と言って下さり、その気持ちがとても嬉しいのです。

その他、色々な方々が気に掛けてくださり感謝の日々を送っています。


その中の一人に私と親子程、歳が離れていてご主人を亡くされて一人暮らしのYさんがいます。

このYさんは私が今迄の人生の中で出会った事のない「こんな人、見た事ない!」と思える様な人なのです。
今のYさんをみる限りでは一生涯、贅沢してもお金を使い切れないのでは?と思う程のお金持ちなのです。

良く旅行へも出掛けます。
Yさんは私と一緒に出掛けたいのですが日々、仕事に追われている私は中々、お付き合いはできません。
時々、付き合いの良いNさんを誘って出掛けるYさんですが、それも交通費、宿泊費ともNさんの分まで支払ってあげて、その上、Nさんの家族へのお土産まで持たせて、至れり尽くせりです。


私がスーパーへ出掛ける時はYさんへ声をかけると喜んで私の車へ乗り込んできます。

一人暮らしなのに何をそんなに買うのか?
スーパーのレジで支払いの時、たまたまお財布の中に1万円ちょっとしか入ってなかった様で5千円程の不足分を私から借りようとしてへウロウロ探しています。


仏壇のお花、フルーツ、お菓子、肉、魚、野菜、いつも山ほど買います。

仏壇に新しくお供えをする度に、一緒に旅行へ付き合ってもらうNさんを呼んで、古いお供物のおさがりや、その他にも色々と持って帰ってもらうのです。

それはそうです。毎回、毎回あんなに山ほど買い込んで一人で食べ切れる訳がありません!


初めて出逢った人を寿司屋さん(回らない寿司屋さん)へ連れて行き御馳走してしまったり!


決して認知症でも知的障害でもありません。

ただ、ただ、あまりにも酷い、度を越したお人好しに他なりません。
ほとほと、ビックリする事ばかりで半ば、呆れてしまいます。


このYさんを始めとした、お世話になっている方々との関わりや日常などを書いて行けたらと思います。
興味がありましたら読んで頂けたら嬉しく思います。どうぞ宜しくお願い致します。
てぃーだイチオシ
< 2024年12月 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリー
最近のコメント
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
kurumin1122