皆様のお陰で悲哀を感じない日々
私と母は特に絆の強い母娘でした。
二人三脚で商売をしていましたが数年前、母が亡くなり一人での商売が始まりました。
気分転換にブログでも書いてみたいと思い立ち超、初心者ですが宜しくお願いいたします。
私の周りの方々は「ひとりでの商売は寂しいね!不憫だねー!」等と言ってくれますが•••
私自身は強がりでも何でも無く”悲哀”を感じる事は全く有りません。
周りの色々な方々にお世話になり支えられている事も”悲哀”を感じずにいられる大きな要因の一つだと思います。
例えば何か大事な事で自分で結論を出さねばならない時、母が生きていたら母はどんな答えをくれるのだろうか?と想像します。そんな時には信頼しているIさん、Kさんに相談に乗って貰うのです。
又、美味しいお米を取り寄せているHさんは「あなたのお米ぐらいは私が精米する度に届けるからお米は買わないで!」と言って下さり、その気持ちがとても嬉しいのです。
その他、色々な方々が気に掛けてくださり感謝の日々を送っています。
その中の一人に私と親子程、歳が離れていてご主人を亡くされて一人暮らしのYさんがいます。
このYさんは私が今迄の人生の中で出会った事のない「こんな人、見た事ない!」と思える様な人なのです。
今のYさんをみる限りでは一生涯、贅沢してもお金を使い切れないのでは?と思う程のお金持ちなのです。
良く旅行へも出掛けます。
Yさんは私と一緒に出掛けたいのですが日々、仕事に追われている私は中々、お付き合いはできません。
時々、付き合いの良いNさんを誘って出掛けるYさんですが、それも交通費、宿泊費ともNさんの分まで支払ってあげて、その上、Nさんの家族へのお土産まで持たせて、至れり尽くせりです。
私がスーパーへ出掛ける時はYさんへ声をかけると喜んで私の車へ乗り込んできます。
一人暮らしなのに何をそんなに買うのか?
スーパーのレジで支払いの時、たまたまお財布の中に1万円ちょっとしか入ってなかった様で5千円程の不足分を私から借りようとしてへウロウロ探しています。
仏壇のお花、フルーツ、お菓子、肉、魚、野菜、いつも山ほど買います。
仏壇に新しくお供えをする度に、一緒に旅行へ付き合ってもらうNさんを呼んで、古いお供物のおさがりや、その他にも色々と持って帰ってもらうのです。
それはそうです。毎回、毎回あんなに山ほど買い込んで一人で食べ切れる訳がありません!
初めて出逢った人を寿司屋さん(回らない寿司屋さん)へ連れて行き御馳走してしまったり!
決して認知症でも知的障害でもありません。
ただ、ただ、あまりにも酷い、度を越したお人好しに他なりません。
ほとほと、ビックリする事ばかりで半ば、呆れてしまいます。
このYさんを始めとした、お世話になっている方々との関わりや日常などを書いて行けたらと思います。
興味がありましたら読んで頂けたら嬉しく思います。どうぞ宜しくお願い致します。