アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

ジジ、97歳になる

(2011年10月ごろ アルツハイマー型認知症の診断から約4年8ヶ月)

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*正月は終わった

今年のお正月を、皆様はどのようにお過ごしでしたか?

ご家族で集まったり、お年始に行ったり…。初詣はなさいましたか?

この冬のシーズンはインフルエンザが猛威を振るっているので、

ご家族だけで、お籠もり正月だった方もいらっしゃるでしょう。

私は年末にうっかり腰を痛めて、冴えないお正月でした。(↓)経緯はこちら。

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それでもロキソニンテープを貼ったりコルセットをしたりしながら、ゆっくり動いておりました。

腰は痛くとも、正月はデイサービスも宅食弁当もありませんから、私は元日の昼過ぎから3日の夜まで実家でジジの食事の世話をしておりました。

元日の段階では、まだ痛みが強く、体勢をちょっと変えるだけ(ベッドから起き上がる時が一番痛い)でも苦痛でした。

例えば、ジジが床に落とした物を、私は拾うことができません。

「悪いけど、お父さん、自分で拾ってね。」

「ええ…分かったけど、きつい。」

これでジジが転んで怪我をしては本末転倒です。

床に落ちたものは拾わずに放置した、そんな正月でした。

それでも3日になると結構楽になってきました。

時間は確実に癒してくれるものなのですね。(^◇^;)

*正月の嵐

オネコさんは、大晦日から元日まで息子家族がお泊まり。元日から2日の晩までは娘家族が来ていて、てんやわんやのお正月でした。それなりに人数が来るので、お節料理など食事の準備も年末から抜かりなくやっていたようです。エライ❗️

しかし、まさに「孫は来て嬉しい、帰って嬉しい」状態で、嵐が過ぎ去った後はどっと消耗したようです。

オネコさん宅は実家から歩いて5分ほどのところなので、甥っ子も姪っ子も可愛い子供達と一緒にジジに会いに来てくれました。ジジもとても喜んで、しっかりお年玉も上げていました。

ひ孫が5人❗️

私も会えたので,嬉しかったです。みんな可愛い❗️

今年も怪我や病気をしませんように❗️元気でいてね。(๑˃̵ᴗ˂̵)/

*ジジの誕生日

1月3日にジジは97歳になりました。

私は身体の痛みが引いてきたし、オネコは正月の予定をこなしてホッとしたところで、3人でケーキを買ってお祝いしました。

美味しかったわ。(๑˃̵ᴗ˂̵)

おママはどうしているかしら。

おママは綺麗なケーキは大好きでした。もし、この場にいたら、何のお祝いかは全く理解できなくても、大喜びだったでしょう。

でも、入所している特養は食べ物の差し入れは厳禁なのです。持って行くこともできなくて残念。

ジジは一応,自分の誕生日であることは分かっていたようですが…。

「それで、何歳になったんだっけ?96歳?」

「97歳ですよ。」

「そうか、百歳まであと3年か…。」

寿命という点では、娘の私達が行できるものではないから、

ジジ、がんばってくださいね。(^。^)

*本日アップの貼り絵

2011年10月ごろの作品です。

今から約13年半近く前の事なので,制作途中の写真も動画もありません。

おそらく,『銀座百点』の広告写真を切り抜いたのではないかと思います。

オシャレですね。お誕生日の雰囲気に合うかなと思って選びました。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。