PQCS2024夏参加記 1次予選

こんにちは、さしみです。PQCS2024夏のBブロック予選を振り返っていきます。PQCSとは、マリンさんが主催する素数大富豪の大会で、2023夏から半年に一回行われています。そこで順調に勝ち進めているということで、主に自分で上手かったと思う立ち回りの自慢を書いていきます。経験者向けの難しい内容もありますが、良ければ最後までお付き合いください。

 

対ロベピさん

ロべピさんはオンラインではあまり見かけないものの、大会では常連となっているプレイヤーです。主に初手で勝ち筋を掴む力が強く、熟練のプレイヤーをあっさり倒してしまうこともあるため油断できません。

 

さしみ:(K54QA92969X)

ロベピ:(Q272T63K2J7)

さしみ:KQ=4A*2^5

ロベピ:D(Q)%

さしみ:69X99|X=4#

 

第1セットは私の先手でした。初手にKQの合成数出しが揃っていて、それで組み切ることができました。6949Xは四つ子素数です。

 

さしみ:(TA4JK99537X)

ロベピ:(JQ8754KJA62)

さしみ:%

ロベピ:D(T)57[GC]

ロベピ:D(8)KQJTJ,P(QJK33)

さしみ:499

ロベピ:D(A)KKJ

さしみ:%

ロベピ:D(7)863

さしみ:KXJ|X=K

ロベピ:D(T)%

さしみ:57[GC]

さしみ:TA3#

 

第2セットは規定により後手となります。相手が5枚出しに失敗した後の16枚の手札にKKQが含まれる可能性はとても低いので、後手ですがKKJの二刀流(カマトトにはKA3JTJなど)を組みました。KKJを先に出されましたが、切り札を吐かせたことで状況は有利になっています。最も都合の良い3枚出しが来たので、改めてKKJを出して勝ちを決めました。

 

対由夢さん

由夢さんは大会、素数大富豪オンラインともに常連で、昨年の梅森戦優勝からさらに力を伸ばしているトッププレイヤーです。今回は別名で参加しているようです。ここが最初の難所となりますが、実は過去の成績が2-0(セット4-1)と、運ゲーとはいえ相性の良い相手です。

 

さしみ:(729KK3A53TT)

由夢:(XQ746JK5Q54)

さしみ:D(8)57[GC]

さしみ:D(2)T2T2K3K398A,P(4JQ537T2938)

由夢:D(6)6546547JQQXK|X=T,P(8X7A64TK9JA6)

さしみ:57[GC]

さしみ:983

由夢:D(8)KKJ

さしみ:D(Q)KKQ=T^A2223,P(A2J95757)

由夢:D(9)57[GC]

由夢:AA4456666784899TJQQXX|X=A|X=3,P(83KKJ57)

さしみ:57[GC]

さしみ:Q79

由夢:D(5)7TJ

さしみ:TJT=TJA*2*5

由夢:D(7)KKJ

さしみ:KKQ=2^4*29*283

由夢:D(T)%

さしみ:33A#

 

第1セットは私の先手でした。そして、結論から言うと、予選全試合を通して最も上手くいったと思えるゲームになりました。

 

初手はKKやKKJの組み切りが見えたためグロタンカットを挟みましたが、結局全出しする結果となりました。22枚になった手札は絵札がTTTJQKKと、中枚での組み切りが絶望的です。しかし、2を3枚と3を4枚押さえており、とても動きやすくはなっています。

 

ここでKKQに気付けたのも個人的にはファインプレーでした。というのも、私は全出し後の手札を検討する際に、3~4枚出しをスルーして7枚出しや超多枚で組み切ろうとする癖があるからです。このゲームでは、それが治そうとする最近の努力が実を結んだ形となります。

 

とはいえ、KKQを無策で出すのは危険です。特に相手のKに余裕がある場合、KKKで返されたり、KKQを先に出されたりする可能性があるからです。

 

ここでカウンティングの出番です。相手は最悪のケースでKKXXを持っているため、素因数の13にXを使用し、数札は23377の消費でKKKを出すことができます。しかし、3はこちらが4枚持っているため、絶対にそれが揃うことはないのです。

 

同様にKKQについて、今度はXXを丸々残したところから2223489が必要です。こちらは、試合中は2を3枚持っているからまず大丈夫だろうと思っていましたが、3のおかげでギリギリ防げているくらいです。反省します。

 

ということで、983→TT3→KKQ→A3TJというように組み切って、983から出しました。3を最初に2枚使うと回収されうることには注意していますが、TT3が2手目としては心もとないところです。

 

しかし、返ってきたのはKKJです。KKQを出しても後が続きませんが、パスすると革命がかなり痛そうです。Aが山札に残っていることを祈りつつカマトトで山札を回収しました。

 

すると、Aと2が新たに手札に入りました。これで2が4枚となり、相手が革命するためにはXの消費が必要だと分かります。AXを除けば革命下で極めて動きやすい手札ではありつつ、それでも革命されたらかなり困っていました。また、多枚出しで切り返される可能性もありましたが、相手はKKJの回収を選びました。

 

手番が回ってきてラッキーと言えるところですが、残念ながら先ほどの組み切りは崩れてしまいました。相変わらず4枚出し以上では負けているため、3枚出しの方針を維持したまま、なんとかして増えた手札を捌き切らなければなりません。

 

そこで思いついた今回最大のファインプレーが、TJT=2×5×TJAを使った組み切りでした。これで一気に手札を8枚減らすことができるため、余りは6枚、簡単に3枚ずつに分けられます。

 

ということで、3を温存しつつ、相手が小さめの素数で返してくれることを期待してQ79を出しました。

 

返ってきたのは7TJと、ラリーを拒否するには悪くない素数です。TT3との間には数十の素数があります。しかし、今回はTJTなのでそのまま返し、KKJにはKKQで確実に親が取れます。それから……。

 

331で上がり! おしまい!!

 

ers set! cirla io, co tesyl lot es moni'akda'd naxene'd velfez'i tirja.*1

 

ところで、またKKJや、そこまでいかなくともJQJなどで返されたらどうしていたのでしょうか。パスですか? 中枚の切り札では負けたままなので今度こそ組み切られたかもしれません。というより……。

 

57→T39→KKQ→A3TA2QJTJでいいじゃん!!

 

最善手を求めればキリがありませんが、時間稼ぎがしづらい(X1枚出し即回収が禁止されています)PQCSのルールで、2分で考えたにしては悪くなかったのではないでしょうか。

 

また、相手の視点で見ると、やはりどの場面でもラリーを切ってから勝ちまで持っていくのは簡単ではなかったと思います。2と3がほとんどないため合成数出しが難しく、絵札で圧倒しているわけでもないため、一旦切り札を吐くと選択肢がかなり減るからです。

 

さしみ:(KAAJ3869286)

由夢:(JJ3TXAKTQ3K)

さしみ:%

由夢:KKTTQJXJ|X=Q

さしみ:D(Q)%

由夢:33A#

 

第2セットは規定により後手です。KKTTQJQJから先ほどの意趣返しのように331で上がられました。

 

さしみ:(837T76X2JK9)

由夢:(K47Q6853XAQ)

さしみ:7T9

由夢:D(J)8Q3

さしみ:KXJ|X=K

由夢:%

さしみ:78623#

 

勝敗が決まる第3セットでは先手を引けました。KKJで組んだところ、カマトトされなかったため何事もなく勝つことができました。しかし、直後にKKJ→68279と68279KJJの二刀流が組めたことに気付き、立ち回りの甘さを痛感しました。ともかく、これで大きな勝利を挙げることができました。

 

対朝散歩さん

朝散歩さんは今年に入ってから素数大富豪を始めた私以上の新人でありながら、超多枚を使いこなすなど可能性にあふれた期待のプレイヤーです。とはいえ大会で負けるわけにはいかないので、知識の隙をついて上手く勝ち切りたいところです。

 

さしみ:(68T5X596JKT)

朝散歩:(9QA4234872A)

さしみ:D(4)TTJK4556689X|X=A,P(6J23J78Q675A)

朝散歩:D(4)AAQ223444789,P(K3Q599ATK73J)

さしみ:D(K)658664A29

朝散歩:D(X)998775443,P(T28Q)

さしみ:KKXQTTJJJ|X=K

朝散歩:KKXQQTQTJ|X=K,P(658664A29)

さしみ:57[GC]

さしみ:78653#

 

第1セットは私の先手でした。お互い全出しに失敗したところで、KKKQTTJJJが切り札にできることに気付いたので9枚HNPを狙ったところこれが見事に当たりました。相手の手札ではより大きな素数を作ることは……。

 

できないので勝ちが確定だと試合中は思っていました。KKKQQTTQJがあります(言い訳するとKKKQTTTJJと勘違いしておりこちらは返されません)。これで返されなかったのは本当に知識の隙をついたことになってしまいました。

 

ちなみに、9枚HNPに失敗した場合は2枚目のXが手に入っていたようなのでどちらにしろかなり有利そうです。運勝ちですね。

 

第2セットは24枚回収してKが一枚しかなく絶望していたところ接続が切れてセット不戦敗になってしまいました。続けたとしても負けていただろうと信じるしかありません。

 

さしみ:(K52J78267AA)

朝散歩:(5986AQ3J9T8)

さしみ:D(6)57[GC]

さしみ:D(7)A26A26J8K77,P(X9QTAT6K489)

朝散歩:D(Q)TJQQA3568899,P(7KX325JKQ442)

さしみ:D(3)993647868XKA2JTQTA7|X=4

朝散歩:987654A23Q5JJQQTXKK|X=T

さしみ:%

朝散歩:D(T)823

さしみ:D(3)6AK

朝散歩:D(4)%

さしみ:23#

 

後がなくなり緊張感漂う第3セット、またしても先手を引くことができました。グロタンカットを挟んでもKKJは揃わなかったため大人しく全出しして、いつもの戦いに持ち込みます。自分が使ったからですが5がなく困っていたところ、四つ子素数大富豪用に探索した古めの超多枚が出せることに気付きました。

 

ただ、これは残りが126Kとなっていたため、もう1枚Qを12に置き換えて20枚出しとした方が返されにくかったような気はします。どうせ絵札の枚数では負けていそうだったので。ただ、多い方が返されないと言い切れるわけでもないので超多枚は難しいです。

 

さて、去年の終わりならmickeyさん以外にはなかなか返されなかったであろう24枚相手の19枚出しですが、実際のところ不安な気持ちで待っていました。最近出た3TKさんの記事では、絵札が多いときに数札が少し偏っていても出しやすい超多枚が紹介されていました。その辺りを覚えていたら返してくるかもしれないと。

 

それで、実際に3TKさんの型で返されました。しかも、Q5の部分を自由に入れ替えられる形でその中では3枚が最も多いため、20枚出しをしていたとしてもむしろ楽に返されていそうです。

 

ところで、相手の手札をよく見るとXを6として998876654432A3KQTQJも出せるんですよね。想像以上に数札が均等でしたが、これは偶然ではありません。自分が超多枚を出しやすい場合というのは、余計な札が少ないわけですから、相手にも超多枚を出しやすい手札が揃っている可能性が高いのです。

 

ともかく、超多枚を返されて相手の手札は5枚、流石に負けを覚悟しました。安易な超多枚はもう時代遅れ、一旦山札を回収するべきだったのか。結果論から後悔するとキリがありません。

 

しかし、やはり最高コスパの素数表には5枚出しはないのでしょうか。次の手は上がりではなく823の3枚出しでした。わずかな希望を繋ぐためドローした上で精一杯の6AKを返すと相手はパス。23で上がって、薄氷の上の勝利を掴みました。

 

偉そうなことを言っていますが、実は私も23489の5枚出しは覚えていませんでした。ちょうど大会前に5枚5桁に手をつけていたところで、先に出てきた78623などはそこで仕入れたうちの一つなのですが、94823/98453はまだでした。精進します。

 

対鼎猫さん

鼎猫さんも私よりは先輩になりますが超多枚環境で強くなった比較的最近のプレイヤーです。HNP上がりに頼っていることが多く、特別な組み切りの強さがあるとは思いません。しかし、超多枚だけでなく多くのプレイヤーがおろそかにしている11~14枚ほどの素数のレパートリーが多く、想像以上に苦戦することもある印象です。

 

鼎猫:(Q7729TQ3K3X)

さしみ:(47626K4T7K4)

鼎猫:D(2)TQQK223377X9|X=0,P(6JQXJ5AKT89J)

さしみ:D(4)K6K6T2447447,P(35839AQJ69AT)

鼎猫:D(5)57[GC]

鼎猫:D(2)98765X3222AKQTTJQJ|X=4

さしみ:D(8)%

鼎猫:9JQX3K|X=A#

 

第1セットはシステム上初めての後手でした。じゃんけん運が尽きたようです。ついでに全出し後の絵札が6枚と手札の運も壊滅しています。見たことのない型の超多枚にHNP狙いすらできず綺麗に上がられました。

 

さしみ:(747425JT53J)

鼎猫:(9T6QAQAQ2JQ)

さしみ:D(5)J4J4572575T3,P(K82J75T48XKK)

鼎猫:D(6)AA2669QQQQTJ,P(332T6884XK9A)

さしみ:D(6)57[GC]

さしみ:D(9)57[GC]

さしみ:D(A)57[GC]

さしみ:A22458K,P(9735757)

鼎猫:D(5)986432AKQTQTJAA,P(7)

さしみ:57[GC]

さしみ:D(5)57[GC]

さしみ:D(7)T354688=79*2^A4*2^3

鼎猫:%%

さしみ:KKKJJJX|X=J

鼎猫:%

さしみ:57[GC]

さしみ:T49#

 

第2セットは規定により先手となります。今度は全出しでKKKXが手元に入り、Jも多くて必勝の形です。なのですが、グロタンカットを3回しながら考えても上手い組み切りができず、一応HNPを狙って7枚出しをしますが失敗(成功ならKKJTJTJ→9446863で勝ち)、手番が相手に渡ります。

 

中枚の切り札で負けている相手は15枚出し、ですがこれは失敗しました。15枚21桁に返せる素数はうろ覚えのものがいくつかある程度で、実戦では全く見つからなかったと思います。命拾いしました。

 

そこから3分使い、ようやくT354688=2^17×79を使った組み切りが完成しました。T354688は去年のアドベントカレンダーでも紹介したお気に入りの合成数で、記録の残る大会で出せたのはとても嬉しいです。

7枚出し完全版(仮) - green+の無人島



相手は時間切れで何も返ってきませんでしたが、組み切れているのでKKKJJJJ→57→T49で上がり、なんとか最終戦に持ち込みました。

 

鼎猫:(2Q729KJJXAQ)

さしみ:(356TX763259)

鼎猫:QKQA2JJ

さしみ:D(5)%

鼎猫:X729|X=A[RR]#

 

第3セットも後手、じゃんけん運が悪くなってきたようです。しかも絵札の枚数でも負けており、QKQA2JJから1729であっさり上がられてしまいました。私はその6枚12桁を知らなかったので、お見事というほかありません。

 

対凪さん

凪さんも由夢さんと同じように別名で参加していますが、こちらも大会、オンラインともに常連のプレイヤーで、あらゆる対戦会や大会で最強に近い勝率を誇っています。また、超多枚を一つの戦術として確立させた張本人であり、絵札を持っているから勝てるだろうという読みが全く通用しない相手です。

 

このBブロックでここまでの両者の成績は私が3-1で凪さんが4-0です。惜しくも全勝対決とはならず、頂上決戦と言うには実力差が大きいところですが会場(discord)は盛り上がっていました。

 

一応ストレート勝ちできれば予選リーグ1位の可能性も残せたのですが、一度は後手を引いてしまう以上それは難しいでしょう。凪さんは先手番での勝率が非常に高いプレイヤーで、非公式レート戦の記録によると私からの後手番の成績がわずか11%(7-57)です。じゃんけんの際にお祈りするしかありません。

 

さしみ:(TJQK7Q759K8)

凪:(AJ322X268AX)

さしみ:D(Q)57[GC]

さしみ:D(6)Q6Q7K9K8QTJ,P(4T965T7895J)

凪:J

さしみ:D(5)K

凪:X[IN]

凪:8A6=2^2^2*3*AX|X=7#

 

第1セットは私の先手でした。絵札がKKQQTJと揃っているためなんでもできそうですが、肝心の残りが3の倍数です。789に足して素数が作れる札が欲しい、と1枚ドローしたところQが増えてしまいました。仕方がないのでグロタンカットに望みを託すとさらに3の倍数。絵札が多すぎてむしろ選択肢が少ない中、どうも組み切れず時間ギリギリで全出ししました。

 

実は、1001チェックを通す余裕がなく、11の倍数を出してしまっています。これは、魔神スライダーの原理からQ6Q7K9K8QTJを1001で割った余りがQTJに等しいことから容易に分かります。あまりにも残念。

 

さらに最悪なことに、相手はX2枚と別の意味で強い手札を持っていました。24枚の手札は何の役にも立たず(8=2×2×2などから出しても十分間に合うところですが)華麗な合成数出しで上がられてしまいました。

 

ということで、このセットが今回の予選で最も反省点の多いものとなりました。まず、私の知っている素数だけを使っても、9QKQTJ→57→87Kや98KQKTJ→57→Q7などの絵札5枚でもなかなか受けられない組み切りがあります。

 

さらに、Qを引いてからではより分かりやすいKTQQQJ→57→987Kの組み切りがありました。987Kの4枚出しは知らなかったものの、5枚出しとしても使いやすいことを考えると必修レベルでしょう。最近5枚出しを練習していた流れで覚えていなかったことが悔やまれます。

 

さしみ:(47Q43AAT5XA)

凪:(282JJ9X56Q3)

さしみ:%

凪:D(4)6529

さしみ:D(8)74AA

凪:XJQJ|X=K

さしみ:D(T)XQTT=8^3A45|X=K,P(635Q3JA6K)

凪:8423#

 

第2セットはシステムにより後手となります。相手にはKJQJが揃っており、4枚出しにKTQJを揃える狙いで返しましたが普通に負けてしまいました。カマトトしていても無理そうですね。これで目論見は外れ、この日初の0-2での負けをマークしました。

 

対【ネタ枠】天 和子さん

【ネタ枠】天 和子さんは、私が大昔に遊びで素数大富豪をしていた頃にも見かけたエンジョイ勢のプレイヤーで、今回の大会にはHNP狙い一本で挑むそうです。2連続で当てられる、なんてことがあったら怖いですね。

 

さしみ:(29JTK725XT6)

【ネタ枠】天 和子:(6AA969845A3)

さしみ:KTTXJ|X=Q

【ネタ枠】天 和子:D(6)%

さしみ:57[GC]

さしみ:2269#

 

1セット目は私の先手でした。対凪さんのときと入れ替えてほしいような単純明快な手札が来て、KTTQJ→57→2269で無事に組み切ることができました。

 

【ネタ枠】天 和子:(XQ828TJ55KJ)

さしみ:(7KKQ3382426)

【ネタ枠】天 和子:25588TJJQKX|X=A,P(4T2Q5TJXQ48)

さしみ:D(7)K2K2348367Q7#

 

2セット目は後手になります。相手の全出しは失敗していますが、よく見ると3の倍数でした(6/28追記:違いました)。天和という感じは減って5800点くらいになってしまいそうですが、個人的にはKJQJ→25588T3のようなHNP狙いをされた方が確率が上がって怖いですね。

 

全出しされてしまったからにはある程度確実な組み切りをするためには全出しで返すしかありません。ということで1001チェックを通して12枚出ししたところなんとこちらがHNPしてしまいました。地和! どうせなら対凪さんのときに……。

 

【ネタ枠】天 和子さんはその後も相手に異常な割合でHNPされ続けていました。周りの運気を上げてくれる存在だったのかもしれませんね。

 

まとめ

Bブロックの対戦結果。

Bブロック予選は4勝2敗、リーグ内2位で終了し、2次予選進出が決まりました。2次予選は今月の後半から始まるようで、まだまだ優勝までの道のりは遠いですが頑張っていきます。勝ち上がれば再戦することが決まっている凪さんの対策や、5枚出しのさらなる強化、隠し玉の探索など、できることはいくらでもありますから。

 

おわりに

試合内容に重点を置いた今回の参加記、いかがだったでしょうか。私は皆さんの大会参加記を読んで当時の盛り上がりや環境を想像するのが好きなのですが、この記事も何年も後に読んだ人が面白いと思えるものになっていると嬉しいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました! と、言いたいところですが、PQCS2024夏の参加記自体は次の試合に一瞬で負けてしまうようなことがなければまだまだ続きます。お楽しみに!

*1:「いせにほ」のシャリヤちゃんもほめてくれました。