1406.昼食後 腹ごなしに
昼食後
腹ごなしに
散歩に
出かけました
お気に入りの
セーターにジャケット
ロングスカート
両足にブーツ
てくてく
歩いていると
びゅぅぅぅぅ!
向かい風が
すごい勢いで
吹いてきて
吹いてきて
押し返されそう
負けないと
向かい風に向かい
必死に歩いていると
ふわぁ!
視界に何かが
舞い降りて来ました
雪?
わぁ!
雪が降り出した
寒いけれど
その愛らしい
舞い方を眺めながら
歩きます
てくてく
てくてく
びゅぅぅぅぅ!
てくてく
てくてく
びゅぅぅぅぅ!
耳当てを
してくれば
よかったと
歩いて
歩いて
歩いて
歩いて
戦地を思います
戦地にも
雪が積もって
いました
自宅
軍人さんたちは
寒いんだろうと
かじかんだ指を
ヒーターの
温風に当てます
こんな風に
暖を取ることも
出来ないんだろうか?
あたたかい
ホットココアを
飲みました
なんなんだろうなぁ
なんなんだろうなぁ
こんな
甘くておいしい
ココア
それが
ごくごくありきたりな
ものでも
あり得ないほど
特別なものになるような
絶叫するほど
手に入らない
貴重品の
貴重品の
ダイヤモンドみたいな
貴重なものになって
しまうなんて
一杯の
ホットココアがですよ?
そんな
戦争は決して
あってはならないと
思いました
どうしたら
戦争は終わりますか?
この寒い中
寒いから
もう戦争は止めます!
と停戦を叫んでみては
どうでしょう?
軍人さんに
本音の票を
投票して
もらったとしたら
寒いから
戦争をやめたいです
と心で叫ぶ
軍人さんも多いのでは?
口が裂けても
言いませんよ
口が裂けても
言いませんよ
言わないかも
しれませんけども
どうですか?
寒いから
戦争をやめます
それが例え
情けなくとも
みんな
軍人さんに
情けなくなって
欲しいと
願っているのかも
しれません